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変化の2022年:障害者雇用、精神・発達障害でも皆勤! 

2022年ももうすぐ終わるということで、久々の更新。

2021年を一言で言い表すなら「激動の年」。
で、2022年は「変化の年」となった。

そこで今回は、この一年間を振り返ってみようと思う。

1月:就労移行支援で訓練、発達障害診断

2021年12月から、就労移行支援事業所の【LITALICOワークス】 (PR) に通い始め、再就職に向けた訓練を受けることになった。
▶詳しくは「就労移行支援、本利用スタート!

2022年6月まで当該事業所を利用したが、1月はまさに訓練の真っ只中。手先を使った作業訓練や、パソコンを使ったデータ入力訓練など、日々地道に頑張っていたと思う。

そしてこの月には、発達障害のひとつである自閉症スペクトラム障害(ASD)の診断が新たに下りた。これで、私の障害は強迫性障害(OCD)と併せて2つとなった。私の心情は、絶望ではなく、むしろ診断が下りたことに安堵した。
▶詳しくは「私の 自閉症スペクトラム障害(ASD) と 強迫性障害(OCD)

2月:仕事欲が強まる

ツラい2021年があったことから、LITALICOで訓練を積み重ねるうちに、少しずつ仕事への意欲が強まってきた。
それまでも求職活動はしていたが、どうも自分に自信が持てなかった。でも支援員のサポートが心強く、また訓練勤怠も安定し、まわりの人の様子にも触発され、再び求職活動を活発化させたくなってきた。
▶詳しくは「最近、徐々に仕事したい意欲が湧いてきた気がする

3・4月:企業訪問、体験実習前の面談、求職活動

3月頃から、気になる企業に訪問したり、体験実習前の面談を受けたりした。面談はほぼ面接のようなもので緊張したが、とにかく支援員がいてくれて心強く、日頃の自己理解の深化や面接訓練も役に立った
▶詳しくは「就労移行支援スタッフ同行で企業訪問!

また、企業も1つに限定せず、求職活動を行った。ハローワークで求人票をとってきて、自分の求める条件に従って選別し、審査書類を送付したり Web から申し込んだりした。

5・6月:体験実習を経て面接、入社、そして障害年金請求

体験実習前の面談に合格したため、私はその企業の体験実習を3日間受けることになった。その後面接と適性検査を受け、無事に合格できたため、入社。新たな生活が始まった。
ということは、同時にLITALIOの就労移行支援も卒業。さみしくもうれしくもあった。
▶詳しくは「LITALICOワークス卒業!泣 – 利用しての感想と今後について

この時期、障害年金の請求も、社労士を通して行った。請求書のみならず、病歴・就労状況等申立書や診断書、住民票、キャッシュカードの写しなど、いろいろ準備をしての請求だったので、けっこうめんどくさかった。

6~12月:障害者雇用パートで皆勤、仕事にも慣れてあっという間

ここから半年はあっという間だった。いや本当残酷なほど早く(速く?)時間が流れていき、気付いた今年が終わろうとしていた。

障害者雇用のパート社員として、事務の仕事をたんたんとやっている。もちろんネガティブな経験も無いことは無いが、まわりの人は色々気を遣ってくださっている。こんな私でも居させてくれてありがたいばかり。そのお陰もあり、無遅刻無欠勤で勤めてこられた

なお、就労移行支援の次である就労定着支援というものを受けている。これまでのように毎日のサポートはないが、月1,2回ほど話を聴いてもらっており、企業側との面談もあったりする。
▶詳しくは「障害者雇用と就労定着支援のダブルフォローで安心の職業生活

また、11月には無事に障害年金の支給が決定した。等級は3級。3級には基礎年金(国民年金)がないため、厚生年金のみの受給となる。が、頂けるのはありがたい。一安心といった感じだ。
▶詳しくは「障害年金、支給決定!ありがとうございます

自分に合った環境を追求することが大事

今年一年で強く思ったのは、「自分に合った環境を追求することが大事」ということ。

障害者雇用であっても、半年もしないうちに退職してしまう人は少なくないと思うが、それはもしかすると、環境が合わないのが原因にあるかもしれない。
もちろん、本人の意思や働き方の価値観にもよると思うが、環境が合っているということは、腰を据えて働く上では欠かせない要素となるだろう。

環境とは、家からの距離や、職場の温度・湿度、光量、清潔感などといった物理的なことだけでなく、人間関係や、組織の文化・風土なども指している。これらすべてを理想どおりにするのは難しいし、求職活動の段階では知り得ないものもある。

だが、理想と現実のズレを少しでも軽減するには、まずは「自分とは何ぞや?」「自分はどういった働き方をしたいのか?」「自分に合った仕事・合わない仕事は何なのか?」「自分の障害特性と対処法は何か?」などの自己理解を深めることが必要で、そのうえで、可能な限り職場見学や体験実習を経験することがおすすめされる。

また、就職後も、なるべく職場を理想の環境にしていくために、就労定着支援の支援員のサポートや精神科でのフォローを受けつつ、企業側や上司と十分にコミュニケーションをとっていくことも欠かせない。

今年は、そういったことを体で感じた一年だった。

現状に満足してはいないし、それではいけないと思いつつも、今私は落ち着いて仕事に取り組むことができているので、これまでの訓練や自己理解は無駄になっていないと思っている。LITALICOの支援員はもちろん、相談員やカウンセラーにも感謝の念を禁じ得ない。


ということで、2022年も終わる。

2023年はどんな年になるのだろう。最低でも現状維持、そして向上させていくことにも力を注いでいきたいとは思うが、新年の目標はまた年が明けてから決めることにしよう。

以上、自己満足を兼ねた今年最後の日記でした。