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国家試験「ITパスポート」を受験!もがいて合格点到達!

新年、あけましておめでとうございます。

障害者雇用の事務仕事もようやく波に乗って落ち着いてきたので、今年はプライベートをさらに充実させ、人生に潤いをもたらしたいと思ってます。

で、今年早速、国家試験を受けてきた。試験というものを受けるのは、かれこれ3年以上ぶり。この3年で色々あって「試験なんて…」と思っていたが、どういう風の吹き回しか、こんなことになろうとは。

受験したのは「ITパスポート試験」。名前だけ見ると凄そうだけど、どんな分野の人にも為になりそうな、 IT の入門的な試験。

結果は、無事に合格!……ホッ(^^)

では、詳しく見ていこう。

合格率 50 %前後の謎

合格率が 50 %前後の試験だから楽勝だろうと思っていざ勉強にとりかかってみると、覚えることが多く意外にややこしい。舐めてかかると落ちると直感した。

ビジネスマンなら聞いたことのある単語も多いが、とにかくカタカナやアルファベットが多く、似たような意味の言葉もあったりして、正確に覚えるのは至難の業だと思った。

決して簡単な試験ではないな、こりゃ!

じゃあなぜ合格率が 50 %ほどもあるのか?と考えてみたが、なんとなくあたりがついた。

この試験、年に何度も行われている。つまり、たとえ不合格でもリベンジしやすい。当然、毎度の試験にはリベンジ勢が一定数いるだろう。リベンジ勢は、合格を掴み取る意欲はもちろん、初受験者よりも勉強量も多いため、合格力の基盤はより固い。

そのリベンジ勢こそが、合格率を引き上げている大きな要因ではないか?と私は思った。その人たちがいなければ、もう少し低くなる気がする。

(私が過去に受けた「第一種衛生管理者」の国家試験もそれに似ていて、合格率が高い割に試験が難しかったが、年に何回も開催されているものだった。たぶん今もそう。)

私の勉強時間と勉強法

私は、仕事の前に、電車でテキストを読んだり過去問を解いたりするのが日課だった。

まあ、時間にして一日 30 分程度。それを3ヶ月くらい続けたかな。仕事帰りや休日はあまり勉強しなかった。やる気がなかったのではなく、仕事帰りは疲れ果てていたし、休日は心を休めたかったから。

で、直前期にどっと集中。試験一週間前くらいから、一日あたり2時間ほど勉強するようになり、前日は一日中勉強(←ウソ。正月明けの仕事の疲れのためか昼近くまで寝てて、起きてからは暇さえあれば勉強という感じ)。

合計すると、どうだろう、50 時間程度だろうか。・・・記録していないので正確な数値は分からない。

勉強に使った教材は、FOM出版の『よくわかるマスター(PR)』ってやつ。なぜこれにしたかというと、単純に、マジメそうで詳しそうなテキストだったから。あと、2色刷っていう点もよかったから(書き込みがしやすいし、視覚的にもチラチラしにくい)。

とにかくこのテキストをひたすら読み込んだ。アルファベットの略語は元の英語から知るようにした。で、掲載の予想問題も完璧にした。索引がかなり充実していたので、索引を見ながら一語一語の意味を脳内でイメージできるようにした(あまりに多いので完璧は無理だとあきらめたが、1つでも多く覚えることを目指した)。過去問も CD-ROM で付いていたが、インストールだけして特に使わなかった。

過去問対策は、ネットで有名な『ITパスポート試験ドットコム』にお世話になった。ただ、過去問と同様の問題はあまり出ないらしかったので、丸覚えではなく、一肢一肢理解していくことに重きを置いた。イメージしにくいものは検索して逐一調べた。

直前対策は、『みちともデジタル』や YouTube 等にお世話になった。左記のサイトには出題根拠となるシラバスの重要語句がまとまっており、ザッと確認することができた。テキストに載っていない語句もけっこうあったので「まじか!?」と焦ったが、一度でも目を通せば安心感は違ってくる。特に試験当日はお世話になった。

以上が私の勉強法。自作ノートや単語帳を作るのは趣味ではないので、ひたすら “読む・解く・見る・想像する" の連続だった。いちいちシコシコ書くよりも、少しでも多くの語句に触れたほうが効率的と思った次第だ。

ちなみに、家で勉強するときは いちいち声に出していた(先生になったようなつもりの口調で)。

本番は分からない問題もあったが、無事、合格点!!

試験はやはり抵抗感があった。難しかったというか、うむ、難しかったのかな、やはり(←何を言ってる)。

テキストや過去問も大切だが、直前対策でやったシラバスの語句確認はかなり役に立った。「あ!これ進◯ゼミで見たやつだ!!」的な感じで、テンションが上がった問題もいくつかあった。

で、まだ合格が正式に決まったわけではないが、試験直後の自動採点では、無事に合格点に達していた

総合点数は 895 点 / 1,000 点で、各分野もバランス良く基準点を満たしていた。自分で言うのもなんだが、たぶん過去一よくできたと思う。というかまぐれで当たった問題もいくつかあったはず。だって自信のない問題が30問(全100問中)はあったので。だからはじめは7割くらい取れれば上出来(下手すれば落ちる)と思っていたので、約9割取れたのは正直驚いた。

あ、そうそう。パソコンで解答していって、見直し( 25 分程度)も含めて2時間目一杯使った。隣にいた女性は途中で退席した(そう、途中で終わることも可能)。で、試験終了後に自動採点が行われたんだが、そこで心臓がめっちゃバクバクした。で、シャキーン!(という音はしないけど)点数が画面に表示された。・・・そんな流れ。

受験上の注意

受験にあたっての注意事項は申し込んだら確認できるはずだが、私が一番「これ、危ない!」と思ったのは、“確認票" の持参

“確認票" は、事前に申し込みサイトの利用者メニュー内から印刷して、当日、顔写真付きの身分証明書と共に受付に提示する必要がある。"確認票" を忘れた人でも係員の指示に従って必要な手続きをすれば受験可能みたいだったが、今後受験される方は忘れないようにしてくださいね。

あと、ご時世的に検温があったが、これ、計測温度が低すぎても異常検知した(そう、私がそれで一回引っかかりました)。37.5℃以上の熱があるとダメだというが、低くても異常検知されるとビックリする。けっこう気温の影響を受けやすいので、しっかり近づいて測ったほうが良いと思った。


以上、私の「ITパスポート試験」の受験レポート。

IT系の仕事を目指す人でなくても、ITに頼らずして生きていくことは無理だし、ITリテラシーが高いほど人生も豊かにできると思うので、気になっている方は勉強してみると良いと思います。合格基準点は、総合が 600点 / 1,000点、各分野が 300点 / 1,000点 なので、テキストの内容を広く浅く抑え、最新のシラバスの内容をきちんと把握して準備すれば必ず合格できる試験。決して舐めてかかってはいけないが、勉強した分だけ素直にリターンがくる試験だと思った。

最後に強くひとつだけ。

過去問の丸暗記はやめたほうが良いでしょう!

以上です(^^)