★当ブログでは、Googleアドセンス広告や、記事によってはアフィリエイト広告を貼付しております。

障害者雇用と就労定着支援のダブルフォローで安心の職業生活

先月から新たに障害者雇用で働き始め、ようやく波に乗ってきた。
事務職ゆえ、過去の職歴でやってきたことを生かせるので、それがありがたい。

さて今回は、
強迫性障害と自閉症スペクトラム障害を抱えつつも、無職から訓練を経て社会人として再出発した私が、今現在受けているフォローについてまとめてみたいと思う。

一部自慢っぽく聞こえたらすみませんが、そういうつもりは全くありませんので、悪しからず。。。

障害者雇用では合理的配慮

障害者雇用というのは、一般雇用と違って、障害特性に対する合理的配慮を受けながら勤めることができるというもの。

ご存知ない方に説明すると、
障害者雇用促進法という法律があり、コイツが障害者雇用の根拠となっているのだ。その法律では、企業が障害者を雇用することを義務付けている(何人雇うべきかは従業員数等による)。
さらに、障害者に対して、企業は合理的配慮を提供しなければならない。

私は、その制度に乗っかる形で、今の事務職に採用された。
だから、面接や採用後の面談では、どんな合理的配慮が必要か?などの話し合いがあった(というか障害者雇用においての最大の検討要件だった)し、お互い合意のもとで雇用契約を結んでいる。

私についている指導者は常に気をつかってくださり、まわりの人も無暗に絡んできたりしない。また、ショウガイシャ様的な扱いもなければ、差別的な対応をされることもない。さらには、気になることがあればいつでも対応してくださるようなので、大変有難い限りだ。

“上司ガチャ” という言葉もあるとおり、その辺は運要素も大きい。障害者雇用だからといって、皆が皆思いどおりの配慮を受けられるわけではないし、まわりや企業との相性も影響するだろう。その辺、最初私もすごく心配していたが、今のところ運には恵まれているなあと感じている。

その運を高めることができたのは、就労移行支援事業所である LITALICO の支援があったお蔭だし、今の企業が事前に体験実習をさせてくださったのもかなり大きかった。また、就職を慌てず、支援員や精神科のカウンセラーと共に自己理解をじっくり深めたのも運を高める要素だったと思う。

LITALICO による就労定着支援

合理的配慮を受けつつ障害者として働いているとはいっても、やはり不安や懸念はある

健常者に比べればどうしても力不足感は否めないと自覚しているし、今後も長く勤めたいけれど何事も起こらずに過ごせるか不安になることもある。また、他者の言動が全く気にならないといったらそうでもなく、そういう小さなストレスを潰していく必要もある。

そこで私は、LITALICO の就労移行支援で培ったストレス対処や自己コントロールに努めている。この辺は、きっと健常者も、健常者なりに身につけるべきスキルだと思う。

ただ、物事によっては、どうしても人の力を借りたくなることがある。障害特性ゆえの悩みはもちろん、社会復帰者としての悩みもある。

そんなときに頼れるのが、就労定着支援。

私の場合は、就労移行支援のアフターフォローとして、半年間 LITALICO の就労定着支援を受けられる(その後も受けたい場合は、改めて契約することでさらに3年受けられる)。メールサポートのほか、月1回の面談がある。その面談は企業の担当者を交えて行うことが基本だが、交えずに行うこともできる。

ハッキリ言って、今のところはそこまで頼ってはいない。が、私のことをよく知っている支援員がサポートについているという事実だけで、けっこう安心感が得られるものだ。何かあったときのための駆け込み寺みたいな感じかな。

ダブルフォローを、少しずつシングルフォローに

以上のとおり、現在は企業からの合理的配慮と就労定着支援のダブルフォローで、落ち着いた職業生活を送れている。

だが理想は、企業のシングルフォローにシフトしていくこと。なるべく早く、企業側からのサポートだけで完結するようにするということだ。

そのためには、気になることや配慮事項などがあるなら、ちょっと勇気を出してみずから企業に対して伝えていく姿勢も大切だと思うし、企業内で頼れる人物を作っていく努力も必要かなと思っている。


という感じで、今回は終わり。
なんかつまらない内容になってしまったが、少しでも参考になったのであれば幸いです。

LITALICO については合う合わないあると思うが、とても良い場所だったのでリンク貼っておきます。
⇒ 【LITALICOワークス】(PR)