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社労士事務所の志望動機の例文5パターン

これから社労士事務所の採用募集に応じようとしている方へ、履歴書や職務経歴書に書く志望動機の例文をご紹介したい。

ただ、私が考えた例文であり、「これなら絶対OK!」というものではない。あくまで参考程度にした上で、オリジナリティ溢れる文章にアレンジしていただくことをオススメする。

虚偽とならぬよう、必ず自分に見合った文章にお書き換えください。
例文は模範解答ではありません。
例文を参考にして被った損害等に関して、当ブログでは一切責任を負いません。

例文5パターン

では、趣向の異なる5つの例文を挙げてみる。

その1(他の企業からの転職)

 私は今まで、医療法人○○の人事部門にて、約3年間、労務管理や給与計算などに従事してまいりました。

 細かい計算や手続きが多くて苦労もありましたが、経験を積み、注意力、集中力、給与トラブル発生時の問題解決能力などを、バランス良く育んでまいりました。また、従業員の人生を陰で支えることに、大きな生き甲斐をも感じました。

 今後は貴法人の力となり、より多くのお客様の労務管理や給与計算などをさばいて、ひとりでも多くの人の人生に関与したいと考えております。貴法人の、△△業界の労務管理に強いという点、そして、貴法人が率先してホワイトを徹底した労務管理体制を敷いているという点に憧れ、応募させていただきました。

 貴法人の一員として精一杯頑張ってまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

その2(個人事業主からの転職、社労士試験合格済み)

 私は、大学卒業後10年間、Web関連の個人事業主としてやってきました。

 個人事業における税金絡みで税理士の方にお世話になりましたが、プロフェッショナルとして活躍する方を目の当たりにし、士業というものに興味を持ち始めました。元々労働や社会保障の話に関心があったことからも、私は、社会保険労務士を目指すようになり、国家試験にチャレンジし、合格を掴みとることができました。

 今後は、実務の経験を積み、皆に慕われる一人前の社会保険労務士となって、多くの人の力になりたいと思っております。そこで、貴所のホームページを拝見し、「○○○○」という理念や「××××」というスタンスに強く共感し、この度応募させていただくに至りました。

その3(他の社労士事務所からの転職、社労士試験未合格)

 このたび貴所のホームページを拝見し、労務相談やセミナー、そして昨今問題となっているメンタルヘルスに関わる数多くの実績があることを知り、大変興味を持ちました。私はこれまで、2年ほど他の社会保険労務士事務所に勤務してきまして、労務管理の基本的な業務については一通り経験がございます。そういった業務も大変興味深いものではありましたが、今後は、コンサルティングやメンタルヘルス対策に関する業務にも従事し、その専門性を磨きたいと考えております。まだ社会保険労務士試験に合格してはおりませんが、必ずや合格を勝ち取り、一人前の社会保険労務士かつ労務コンサルタントとして、貴所とこの社会に貢献していきたいと思います。合格するまでも、これまでの経験で培ったスキルを活かし、全力で取り組んでまいる所存です。

その4(新卒の求職、社労士試験未受験)

 私は、将来は障害年金に特化した社会保険労務士になりたいと思っています。といいますのも、身内に障害を持った者がおり、その関係で社会保険労務士という職業を知って興味を持ったからです。

 貴法人の求人情報を拝見しましたところ、「社会保険労務士業の未経験者でも歓迎」という点と「障害年金の手続きや相談なら自信があります」という点が目に入り、障害年金に関する専用ページも拝読しました。そこで、ぜひとも貴法人で経験を積みたいという強い意欲がわき起こりました。

 社会保険労務士試験については、現在勉強中で、来年度には受験する予定です。

 大学では英語を専門的に学んできて、1年間オーストラリアへ留学もしました。将来は、英語も駆使して、より多くの人たちの手足となれるよう、精一杯努力していきたいと思います。

その5(退職後の求職、社労士試験合格済)

 長年商社にて勤め、定年退職時は取締役として経営に携わってきました。昔は事務部の業務課、経理課にて業務に従事しておりました。事務部での役職としては、係長、課長、部長と任務を全うし、多いときは総勢200人ほどの部下を従えてマネジメントや教育を行いました。社会保険労務士試験は業務課時代に合格。その後は部下にも受験を推奨し、私の直属の部下10人程、見事合格を勝ち取りました。私は後進の指導にも努めてまいり、今では、会社の経営に携わる地位まで成長した者もおります。また、会社も、安全衛生優良企業として厚生労働省に認定されるまでに成長させることができました。

 今は退職しておりますが、正直なところ、体や頭を使わない生活でいささか不安があります。そこで一念発起し、これまでに得たノウハウを発揮したく、また、さらなるブラッシュアップを図りたく、再起に踏み込みました。そこで、中小企業診断士や行政書士等の資格取得バックアップ制度のある貴所に興味を持ち、応募させていただいた次第であります。老体ではありますが、人生経験がある分、思考や知恵の引き出しには自信がございます。貴所のため、そして日本の未来を担う人々のため、体が許す限り、高みを目指して力を尽くしていくことができれば幸甚に存じます。

志望動機を書く前に、とにかく相手を知ろう!

以上、5つの例文をご紹介したが、参考になったのであれば幸いだ。

ただ、例文を見て真似しようとしたって、根本的な部分が疎かだとまずい。
根本的な部分とは、つまり、相手のことをどれだけ知っているか?ということだ。

「どこでもいいから社労士事務所に就職したい!」という気持ちは十分に分かるが、どこでも良くたって、応募したいと思ったきっかけ・理由みたいなものがなければ、応募はしていないはず。

いったい相手(応募先)のどこに惹かれたのか?を自分なりに思い返し、その上で、相手の事を知る努力をして志望動機を考えるべきだろう
恋愛と同じで(←たぶん)、「私のこと見てくれてるんだね♪」と思わせることができればOK。そうなりゃ相手もちょっとは嬉しいはずだ。

そして、最大の敬意を払って、丁寧に書類を作りましょ♪

なお、こちらも参考になると思うので、興味があれば是非!

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