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『図解 仕事のミスが絶対なくなる頭の使い方』の読了レビュー!

私は、仕事で細かいミスやチェック漏れが多い。他人はどうか知らないが、私自身はそれが嫌だ。上司にもネチネチ言われるし。

ついこの前は、始末書等を2枚書く羽目にもなった。これはけっこう精神にきた。それが原因の1つとなって、私は精神科に通うことにした。

まあそれはさておき、精神科に通う前、ひとつ読了した本がある。それは、

図解 仕事のミスが絶対なくなる頭の使い方(PR)』

というもの。
タイトルがちょっと胡散臭いが、ミス多発中の私にとっては、興味をそそる本だった。何かにすがりたい気持ちがあり、割と衝動的に買った。

で、届いてから早速読んでみた。

・・・自分でもビックリしたのだが、ものの1時間ちょっとで読めてしまった。

それは、私自身にとって “今が旬” な内容であったから。ほかにも、

・イラストが多く、余白も多い読みやすいレイアウト
・内容がそこまで深くない

というのが理由に挙げられると思った。

なんか褒めてんのかディスってんのか分からない理由になってしまったが、一応褒めてるつもりだ。

タイトルに「図解」とあるとおり、イラストによる図解が多い。文章を読んでイメージしにくくても、イラストが補完してくれる。

なお、タイトルに「図解」と入っていない版もあるので、もし買われるなら間違えないようにご注意ください。そちらは読んでないが、もっと理詰めな感じなのかな?よく分からない。

で、内容は、そこまで深くない。たとえば、ミスをしないためにはメモが必要だという話など、そういった基本的な内容が多い。ベテランが読んでもそこまで響かないかもしれない。

しかし、私のようにミスが多い人をはじめ、新人とかにとっては役立つ内容だと思う。また、ある程度の経験者であっても、再度基本を確認したいときに良い。

いや、「前にも言ったでしょ」と言って 覚えていることを当然としてくる上司!そいつらにも読んでほしいくらいだw

この本を通して私が嬉しく思ったのは、脳は忘れることがデフォルトであること。前々から聞いたことのある話だったが、改めて「忘れて当然なんだ」と思うことができた。

私の上司(社労士)は賢く、どんな細かい事も、姑のようにネチっこく覚えている。こちらはとっくに忘れてしまっていることでも覚えていて、こちらが「は?」となり、会話が噛み合わないこともしばしば。(で、悪いのは結局私。覚えてないんだから。)

そんなことがよくあるけれど、これは私のせいではなく、脳のせいだったわけだ。上司の記憶力が良いのは、たぶん、経験の蓄積により、脳内メモリにゆとりがあるためかもしれない。そうでないなら、天才とかの特殊なパターンなのだろう。

でも基本、人間というのは忘れる生き物だから、きちんと対策をして、忘れても思い出せるように、そしてパッと気づけるように、構造的な対策をする必要がある。

気合いや意識でどうこうする!というのは無理な話なのだ。

・・・というわけで、タイトルの割には、けっこうクールな内容の本でした。

「ミスが絶対になくなる」と書いてあるけれど、まあさすがに “絶対” ってことはないだろうね。でも、基本をしっかり押さえることで、改善はしていくと思う。

是非参考までに読んでみてはいかがでしょう?

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人間の脳は、パソコンのようなものだね。

スペックの低いパソコンだと、データを詰め込むと動作が重くなるし、フリーズすることもある。

人間もそうで、特に新人や未経験者というのは、スペックが低いパソコンのようなもの。

スペックを高めるべく対策を練り、少しずつ人生を、ハードモードからイージーモードへとしていきたいものだ。