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新型コロナで社労士試験を自粛する人もいる

昨日、東京では、一日あたりの新型コロナ新規感染者数が100人を超えた。これは5月2日以来のことだ。そして今日も増加。

まあ、数字だけ見れば、怖くなる人も多いだろう。私はテレビをあまり観ないが、テレビ等でも引っ切りなしにやっているに違いない。

そこでだ。

Twitterを眺めていたら、試験を自粛するという人を発見した。

この人は社労士試験の受験生ではないが、勉強を頑張ってきた試験を自ら手放すというのだ。どうやら、仕事柄迷惑をかけられないため、万一のことを考えてのことらしい。

となれば、きっと社労士試験においても同様の人がいるだろう。断腸の思いで自粛を決めたのだと思う。

社労士試験を受ける人には、人生をかけている人も多い。色々なことを我慢して、たった一日のために時間や労力を削る。受験のために会社を辞めた人もいるだろうし、事業を潰した人もいるだろう。パートナーや子供にも我慢させたりした人もいるはず。

でも、「自分がウイルスを拾って、その後誰かに移すといけないから」と考える心優しい人は、受験すること自体に罪悪感を覚えたりするのだろうし、怖くもあるのだろう。

試験当日は、多少熱や咳があっても無理して受験する選択をとる人もいるので、何かしらのウイルスを拾う可能性はけっこう高い。ソーシャルディスタンスもどこまでとれるか分からないが、人が密集するのは目に見える。

受験自粛は、やむを得ない選択なのかもしれない。

結局のところ、自粛する/しない で優劣はつけられないが、試験を犠牲にするということは非常に勇気がいること。受験するのと同じく素晴らしいことだと思う。

でも、犠牲がひとつも生まれないのが一番の理想なのは、やはり疑う余地もない。それは絵空事なのかもしれないが。。

ひょっとすると、今年の実受験者数は、昨年よりグッと減る。さらには、無勉層(特に記念受験者)の割合が減り、例年よりも真っ当な合格率となる可能性もある。なぜ真っ当になるかは、こちらの記事を読むとおのずと分かるかも。

ともかく、新型コロナの猛威は終わることを知らない。来年の今頃はどうなっているのだろう。