コロナ禍での転職活動で私が講じた5つの心がけ
新型コロナの勢力が高まりを見せていた3月頃より転職活動を始め、4月よりいくつかの採用試験を受け、無事に内定が出た。
私は変わりたくて、そして、これまでの職場から逃げたくて転職活動に踏み切った。
コロナ禍により転職活動をあきらめる人がいたり求人数が減少したりする中でも、私は決して考えを変えなかった。転職すると決めたらする。いやむしろ、コロナ禍をチャンスと見て、さらに転職活動への炎は燃え上がった。
コロナ禍は、今後も続くだろう。たとえ新型コロナが終息しても、一度衛生に敏感になった人の衛生意識が完全に元に戻るには時間がかかるだろうし、経済的にも何年かは沈んだままになるだろう。
そこで今回は、「転職はうまくいくのか…?」と考える人に向けて少しでも参考になるよう、私が講じた5つの心がけをお伝えしていく。
<話の流れ>
【心がけ1】気長に取り組む
心の奥では「早く決められたらいいなあ」と思っていたが、あらかじめうまくいくものとは考えないようにした。
「転職先は3ヶ月以内で決めるのが良い」と聞くことがあるが、コロナ禍のもとではそうとは限らないため、半年くらいは見込んでおいた。
【心がけ2】やれることは素早く取り組む
【心がけ1】とは逆に思うかもしれないが、むしろ両立したほうが良いと考えた。
やれることは素早く取り組む。
たとえば、転職サイトへの情報登録、検索、そして気になった企業があったときのエントリーシート等の提出等、「今やれるものはとっとと終わらす!」という心がけ。
これは、「早くエントリーする」ということではなく、新型コロナの脅威が無かったとき以上に、やれるところまでを素早く終わらすというだけにとどまる。急いでエントリーする必要はないし、もしそんなことしたらかえって転職成功率も低下してしまうだろう。
「今日なし得ることは、明日に延ばすなかれ!」ということだ。
【心がけ3】書類を一つひとつ丹精を込めて作成する
履歴書や職務経歴書など(転職サイト内のものを含む)を、手を抜かず、丹精込めてに作成。
これは新型コロナの脅威が無かったときも同様だが、新型コロナ禍ではなおのこと一つのエントリーに対する重要性の濃度が高くなるため、徹底的に作り込むことが重要だろう。
とはいえ、作成ばかりに時間と労力を注ぎ込んでもグロッキー(←古い?w)となるため、過去に作成した書類や他の企業用の書類がすでにある場合は、使い回せるところは使い回し、自分なりに効率良く作成したつもり。
やっちゃダメなのは、完全なる使い回し。応募先の企業のサイトやパンフレットに載っている会社概要、理念、組織図、歴史などを舐めまわすように目を通し、その上で自分なりの志望動機を書く。
もしそのとき、自分に嘘をつくことになったり違和感を覚えたりしたら、その応募先はあなたには合わない場所なのかもしれない。やはり、動機等が書きやすい企業がいいかも!そのため、企業の選定は慌てずに行ったほうが良いだろう。
時間が無い人は、隙間時間や休日を使う。休み時間が潰れるのは悔しいけれど、それも今の職場を離れてステップアップする為。だからこそ、転職後がワクワクする転職活動をしてモチベーションを高めたいもの♪
【心がけ4】明るい未来をイメージして優しく語る
コロナ疲れが流行。当然ながら面接官も新型コロナ対策に辟易していると思ったので、少なくとも自分自身は明るい未来をイメージし、面接でも自然と明るく優しく振る舞えるように意識した。
おそらく、今回の新型コロナを契機に、働き方や組織や業務の変革を起こそうと思い立った企業も少なくない。あちらも、きっと前向きでややパンチの効いた人を欲しいのではないか?と私は勝手に判断した(これが正しいかは分からないし、企業にもよるだろう)。
だから、自分に嘘をつかない範囲で、日頃から明るい未来を考えた。
ただ、あまりに夢物語を語っても仕方がないから、現実的な視点を持つ冷静さ、そして、多少なりとも自分自身の欲望についても併せて考えた。そういうクールな面も併せて、日頃から脳内で意見をまとめていた。
そして面接本番は、相手を癒すかのように優しく語りかけてみた。意見もちゃんと言いつつ、相手を包み込もうとする意識が働いた。
とにかく、今の暗いムードでは、明るさ、そして優しさが武器(自分を偽らない程度で。騙すのとは違う!)。
【心がけ5】衛生面の自己管理
自分自身が新型コロナにかかったり風邪を引いたりしては、転職活動にも悪影響。
なので、睡眠と栄養摂取はきちんと行った。食事は手軽に済ませず、タンパク質、ビタミン、炭水化物などのバランスを考えて食べる。
そして、手洗いと消毒!
手はおしりよりも汚いと言われている。
マスクは基本しない主義ではあるが、いざというときのために常に持ち運んだ。もし着けっ放しをしたり頻繁に触ったりしている人がいたら、それは不衛生なので、マスクしないほうがマシだろう。
で、面接では、新型コロナ対策のため、マスクの着用が必須だったりもした。そこでは仕方なくマスクをしたが、表情を隠せる面接は、けっこうリラックスできてラッキーだった!ただ、その分、目での表現は必要といったところか。
以上、心がけたことを5つピックアップしてみた。参考になった人もいれば ならなかった人もいるだろう。
新型コロナの影響を受けての転職活動は、これまでと比べるとやや異質なものなのかもしれない。
でも、やるべきことは変わらない。自分を偽らない程度に念を入れ、自分がイキイキと働く姿をイメージして取り組む!
転職活動を躊躇している人は、実際転職しなくてもいいので、今からでも取り組んでみてはいかがだろうか。
今時間がある方は、ぜひ「コロナ禍では簡単には転職できない」とあきらめていませんか?」もお読みになってみてください。