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社労士試験で使う鉛筆・シャーペンの注意点

多くの資格試験において、持ち込める物のひとつに鉛筆またはシャーペンがある。社労士試験においても同様なのだが、受験票が手元に届いたら、一度注意書きをよく読んでほしい。

例年どおりであらば、

HB

と書いてあるはずだ。

そう、Bや2BやHやFなどの記載はなく、たったひとつ、HBと指定があるのだ。

きっと気にしたことがない人も多いと思うが、一度気になったらずっと気になるはず。

たかが鉛筆やシャーペンではあるけれど、下記に注意点を列挙するので、ぜひ参考にしていただきたい。

HB以外は使えない!?

HBと指定があるので、HBしか使えないんじゃないか?という気がしてしまうだろう。

結論から言えば、HB以外の鉛筆やシャーペンを持ち込んでも、特にそれで失格となることはないはずだし、それで解答しても採点されないことはないはずだ(というか、HB以外はダメだなんて聞いたことがない)。

気になる方は、試験センターに問い合わせて確認してみよう。

ただ、私としては、HBと書いてある以上、HBを持っていくのが筋だと思う。たとえそれで試験を終えても、「ちゃんと採点されるのか」とか、後々いらぬ心配をしなくても済むからね。

でももしすでに後の祭りである場合は、とにかく自分を信じるしかない。よほどのことがない限り大丈夫ですよ、きっと。

HBがベストなワケ

HBという指定があるのは、おそらくちょうど良い硬さだからだろう。

HBは、消しても適度に消えてくれるし、跡に残りにくい。やや硬いが、硬すぎるわけでもないので、頭がカリカリしにくい。また、手も汚れにくい。

私個人としては、Bでの書き味が最も好きだが、HBに比べるとやや手が汚れやすく、また、こすれて汚れとなってしまうことも無いとは言えない。そんな感じの性質。

というわけで、マークシート試験にはHBがベスト(マストとまでは言わない)。

柔らかすぎる/硬すぎる鉛筆はやめておけ!

中には2B以上の柔らかさや、H以上の硬さの鉛筆やシャーペンを好む人もいるだろうが、悪いことは言わない、それらはやめておくが吉だ。

柔らかすぎる(濃すぎる)ものを使うと、たしかに書きやすくはあるが、こすれやすく、解答用紙を汚しかねない。すると、せっかく正しい答えを選んでいても、汚れのせいで採点エラーが発生するおそれがある。また、消しゴムで消しても、跡が残り、これまた採点エラーや×の原因となりうる。

逆に硬すぎる(薄すぎる)ものを使うと、塗りつぶしに苦労したり薄くなったりして、これまためんどくさいし、時間ロスにもつながる。

最近は精度の高い機械で採点しているとは思うが、HB以外のものだといらぬ心配をすることになるので、おとなしくHBにしておくのが無難だ。

鉛筆かシャーペンか

鉛筆かシャーペンかは、正直使いやすいほうで良いと思う。

ただ、同じHBでも、鉛筆とシャーペンとでは圧力が異なり、書き味もけっこう違う。

それに、芯の質によっても、書き味や消えやすさなどには違いがあるので、家で問題を解く際に色々試してみて、自分にとってベストなものを選ぼう。

また、鉛筆の場合は、折れるリスクや太くなるキライがある。一方、シャーペンの場合は、故障するリスクや芯出しによる時間ロスもある。

鉛筆・シャーペンとも、複数本ずつ用意しておくのが賢い方法といえよう。

詳細は「社労士試験のマークには鉛筆かシャープペンシルのどっちがいい?」をご参考ください。

鉛筆削りや替え芯は机に出せない!?

鉛筆削りや替え芯も用意して試験に臨みたいものだ。

でも、持ち込めるリストの中に、鉛筆削りや芯ケースは入っていない。つまり、それらを机の上には出しておけないといえるだろう。

だから、あらかじめ鉛筆やシャーペンを複数本用意しておかないと、もしものときに焦りまくることになる。何本持っていこうが、試験の妨げや不正行為に発展しなければ構わない。しっかり準備して臨もう!

【おまけ】裸の消しゴム

消しゴムも、カバーを外しておこう。

私の記憶では、(社労士試験だったか別の試験だったか定かでないが)カバーを外していない人が多かった。まあ、カバーごときで試験官はうるさく言わないかもしれないが、万一無用なトラブルが起きたら面倒だと思い、あらかじめ外しておいた。特に消しゴムがすり減っていたりすると、カバーが邪魔になって消しにくいこともあるので、注意したいところ。

ただ、カバーを外すと消しゴムは裸となり、手の皮脂が付着しやすくなる。すると、いざ消したときに、その皮脂のせいで跡が残りやすくなるのだ。だから、外そうが外すまいが、どっちもどっち。いざ裸の消しゴムを持つときは、消しゴムの頭のほうはなるべく触らないように気をつけよう。