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「新人いびり」は「新人いじめ」であり「パワハラ」でもある

人間というのは実に弱い生き物だ。わざわざターゲットを作り出し、そこに向かって苛立ちをぶつける。ストレスの吐け口にする。自己顕示欲を満たすための道具として扱う。・・・枚挙に暇がない。

その代表例が「新人いびり」というもの。会社等では、定期的に新人が入ってくる。すると、既存メンバーのうちの何人かは、無駄に新人を意識し、知らぬ間にターゲットに仕立て上げている。新人が何も悪いことをしていなくても、邪推し、陰口を言ったり傷つけたりする。

「新人いびり」というと、言葉の響きからして軽々しい。しかし「いびる」の意味は、弱い立場の人を苦しめること。要は「新人いじめ」と同じだ。そのほうがイメージしやすいだろう。

もっと言おう。

「いじめ」というと、法律スレスレのところで相手を苦しめるイメージがあると思う。だが、いじめは「パワハラ(パワーハラスメント)」の一種である。パワハラは、なんだか最近の流行語のような軽いものと思われているが、民事訴訟の案件となりうるし、ひどいと刑事訴訟にも発展しうる。また、職場の場合は労災問題となる場合だってある。そういう事態になれば、会社の信頼性や評判も低下しうる。

また、2020年6月には、改正労働施策総合推進法(通称:パワハラ防止法)が施行された。今はまだ大企業に限定されているが、2022年には中小企業にも拡大されることが予定されている。詳しいことは別途調べてみてください。

ともかく、新人いびりはパワハラ案件だ。

では、なぜ、既存メンバーの何人かは新人をいびりたがるのだろうか。

何を隠そう、私も今その目に遭いつつある。先日書いた下記記事のとおりだ。

マウントをとりたがる女上司

転職して3ヶ月ちょいな私は、そりゃ未熟だ。それは重々承知している。しかし、言い方というものがある。さらに私の印象としては、教育を受けているというより、いびられているようなイメージしか残っていない。そのため、いびられないために仕事をしてしまうという本能が働きそうな状態だ。

まあ、詳しくは上記記事を読んでいただきたいが、何はともあれ、マウントとりといういびりは、本当に馬鹿馬鹿しい。

新人いびりをする人の特徴や心理については、本当のところはよく分からない。だが多分、弱い人間なのだとは思う。

詳しいことは、別サイトの下記記事に書いてある。真偽はともかく、面白かったし、けっこう腑に落ちた。

【新人いびりに悩む人へ】重症度別の対処法やされやすい人の特徴について解説します!

どうやら、新人いびりなるパワハラに悩まされている人は多いらしい。つまり、世の中には弱い人間(もちろん いびる側の人間のこと)がたくさんいるというわけだ。となると、もはや動物の本能なのだろうか。

また、いびられやすい人の特徴に、見事私は当てはまっていることも分かった。私は口下手で大人しい。基本、反抗しない。無駄なことに労力を割きたくない。いびるような輩に反論しても、無駄に消費するだけだ。だからあちらも余計にいびりやすいのかもしれないね。

でも、もし私が先輩や上司だったら、後輩や部下にどう振る舞うだろうか。

間違いなく、いびるようなことはしないよう心がけるつもりだ。むしろ、友好的に・・・とまではいかなくても、お互いの生産性を高められるように図るだろう。後輩というのは、どうしても弱い立場にある。だからこそ、そっと持ち上げ、コミュニケーションをとりやすいようにする。それが私の考え。というより宗教観と言っても良いかもしれない。

職場で上下関係があるのは分かりきっていることなのだから、いちいち威張る必要はない。だからこそ、対等な人間としての振る舞いが必要だと、私は思う。

所詮は、同じ人間同士なのだ。