ついに精神科の薬で潔癖症の治療を開始!
先日、2回目の精神科受診へ行った。
1回目は こちら 。
私が精神科の受診へ踏み込んだ理由は、その1回目にまとめてあるが、ざっくり言うと、
・自分という人間を知りたい
・潔癖を改善したい
・気持ちを楽にしたい
だ。
とはいえ、きっかけは、仕事でのミスや叱責。こんなもんがなければ、おそらく精神科へは行かなかった。
しかしついに私は、重い腰を上げて行ったことにより、薬による治療へと踏み込むことになった。
そこで今回は、初診の日にやった簡易的な質問回答の結果と、今後の治療のことについてお伝えしたいと思う。
<話の流れ>
初診の結果
先週の初診では、簡易的な質問回答をやった。まあ、心理的な診断テストみたいなものだ。
その結果についての詳細は聞かされなかったが、発達障害について、シロではないっぽかった。ただ、精密検査をしていないので断定はできないとのこと。機会があるなら、その精密検査というのをやってみたい気もした。
で、今回の大きな問題は次。
そう、潔癖症だ。
こいつがどうやら・・・というかやはりクロらしい。
潔癖症というと「度の超えたきれい好き」という性格に思われがちだが、強迫性障害という精神疾患の可能性があるようだ。きれいにすることが目的ではなく、合理性のない漠然とした不安を取り除くために、手を洗いすぎたり消毒しすぎたり同じ動作を何度も繰り返したりしてしまうのだ。
家で色々調べたが、「ひょっとすると、私はこの強迫性障害が仕事に影響しているのかも!?」とも考えるようになった。
潔癖症の自覚はあるものの、実は潔癖以外にも、実は強迫観念による強迫行為が、私にはあるのだと思う。それが仕事の遅さやミスの遠因となったり、コミュニケーションの足かせとなったりしている可能性もあるだろう。ま、素人の推測だけど。
強迫性障害の人は、疲れやすく、最悪うつ病にもなってしまうらしい。
うつ病はゴメンだが、たしかにそうなってしまうのも分かる気がする。職場で、色々なキタナいことを我慢しないといけないのはかなりのストレスだし、あらゆることに対してマイルールみたいなもの(しかも漠然とした)があるんだが、それを実行できないと気持ちが歪むんだよね。。私がひねくれるときって、そういうときのような気もする。知らんけどw
ちなみに、私が社労士試験の勉強を独学で頑張れたのは、間違いなくマイルールに従えたからだと思う。これも一種の強迫行為だったかもしれないね。
今回の診察では・・・
今回は、診察の待ち時間にバウムテストという心理テストをやった。白い紙に木の絵を描くというもの。初めてやった。この結果はまだ分からない。
で、診察。
初診とは違う先生だったが、雰囲気の良い先生だった。早速「お薬出しますね」と告げられ、ついに薬での治療が開始することになった。
私は「え!?薬!?怖い!」と思ったが、副作用や効果について説明を聞き、まあ呑んでみるかという気持ちになった。潔癖のせいで時間も労力もかなりロスしているし、治せるものなら治したい。以前からそう思っていたんだし。
カウンセリングについても、そのうちやるっぽい。要は認知行動療法。
強迫性障害は、薬と認知行動療法で治していくのが一般的らしい。
本当に治るのかなあ?
私は、まだ半信半疑だ。
10代の頃から現出して悪化していった潔癖症を、こんな薬なんぞで改善できるものなのか。
できるのであれば嬉しい。人生が変わる気すらする。
が、もし効果が無かったら・・・。
とにかく医師を信用して治療を続けるしかない。
なお、処方してもらった薬は、レクサプロという抗うつ剤。強迫性障害の治療にも使われているというもの。効果を感じ始めるまである程度の期間を要するらしく、はじめのうちは副作用のほうが強く出ると聞いた。
薬についての詳しい話は、ド素人の私がしてはマズいので、気になる方は調べてみてください。ちなみに、男として「勘弁してほしい」と思わざるを得ない副作用もあるようだ。
今後のキャリアについても考える
今後のキャリアについては、まだ医師等には相談をしていないが、そのうちしてみようかと思っている。
強迫性障害になる人は、元々の性格にもある程度の傾向があるらしく、やはり性格に合った仕事を見つけることが課題となる。
とはいえ、まずは治療をしながらの経過観察をしてみようと思う。何事もバランス。治療や寛解維持等を試みる上で、もし何らかの悪影響があるなら、真剣にキャリアを考え直してみたい。
さらには、一応社労士試験を受かった身、かつ、人事や労務に携わる人間として、こういった精神科や心療内科などにまつわる経験を、少しでも増やしていけたらと思う。
精神疾患があると自己負担額を抑えられる制度もあるため、機会があったらこのブログでちょっくら説明していこうかな〜。