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元気なはずの私が初めて精神科へ行った3つの理由、そして・・・

昨日で三連休が終わった。連休最終日は、人生で初めて、心療内科・精神科へ行った。

これまでも度々行こうかと思ったことがあったが、職場でのミスや叱責による気分の塞がりをきっかけに、ようやく重い腰を上げることができた。

しかし、心療内科・精神科(以下、内容的に精神科のほうがふさわしいので、精神科と書く)に行った理由は、「自分は鬱だ」と思ったからではない。

もっと大きな目的があった。

今回はやや重たそうな内容に思えるかもしれないが、そこまで思いつめているわけではないので、軽い気持ちで読んでいただけたら幸いです。

第1の理由「自分という人間を知りたい」

精神科に行った一番大きな理由は、私が、私という人間がどんな人間かを知りたかったというものだ。

前々から、仕事で変なミスをしたり、不器用だったり、浮いてしまったりしてきた。転職前の職場でもそうだったし、学生時代にも割とそういうキャラだった。真面目君を装ってきたが、本当は違う。見た目と中身のギャップに驚いた人もいたことだろう。

ASDとかADHDとかHSPとか色んな精神科用語が飛び交っているネット世界だが、私は何に当てはまるのか、はたまた当てはまらないのか、よく分からない。

そういう傾向にあるという程度でもいいし、そういう傾向にはないという結果でもいい。とにかく、自分を知りたかった。

「そんな安直な理由で精神科を受診するとはけしからん!」と怒る人もいると思うので、そこはごめんなさいという感じだ。

第2の理由「潔癖を改善したい」

以前の記事のどこかでも触れていたかもしれないが、私は潔癖持ちだ。

潔癖というと綺麗好きなイメージがあると思うが、実は似て非なるもの。

綺麗好きなら、きちんと整理整頓をし、掃除も欠かさずにやって、それでいて心軽やかだ。

しかし私の潔癖は、新型コロナが流行る前から除菌アルコールが好きだし、外出時にはウェットティッシュは欠かさず持っている。さらには、特定のシーンを除き、落とした物を拾えないとかもある。逆に、部屋の整理整頓はあまりきちんとしておらず、机にホコリがついていても、そこまで気にならない。あと、(これはちょっと違うが)ゴキブリ退治も苦ではない。

以上で全てではないが、とにかく生活に悪影響を及ぼし、いくらやっても気持ちが落ち着かないのが私の潔癖だ。

調べるところによると、潔癖症は、強迫性障害の一種と言われているようだ。人によって症例はさまざま。

私は自分にその疑いがあると思い、前々から精神科を受診したかった。そしてこの度、やっと受診することができた。治せるものなら治したい。そのほうが生活の生産性が上がるだろうから。

ただ、潔癖だからといって生きるのが辛いってことはないため、第1の理由がなければ、きっと先延ばしにしていたに違いない。

第3の理由「気持ちを楽にしたい」

最近仕事でミスや叱責があり、挙句には始末書まで書いた(このあたりのモヤモヤは、前回以前の記事にまとめてある)。

とにかく、私は凹み、ここ2週間ほど、ずっと気分が重い。仕事に行く気がないというほどではないし転職もまだ考えていないが、少しずつ「嫌だな」という気持ちの芽が大きくなってきているのを感じた。

なので、その気分の沈みがひどくなる前に、なんとか手を打っておかねば!という気がした。あと、自覚がないだけで、側から見たら相当な状況になっている可能性も考えた。

精神科に通うことだけが正しいとは限らないが、先述の口実もあったため、通うにはちょうど良かった。

初の精神科の感想

まだ一ヶ所にしか行っていないので何とも言えないが、私が行った精神科は、明るい雰囲気の、人気のクリニック。

外観は、精神科らしくない感じ(そもそも らしいって何?w)。でもまあ、この辺はプライバシーに配慮したクリニックなら、他の診療科でも同じ感じだ。

問診と質問回答を経て診察。カウンセリングはまだやらず、問診・回答を参考にしながら、医師が内容の確認や、アドバイス、薬の提案などをした。

冷たい感じもなくあったかい感じもなく、程良い距離感で割とドライに終わった。まずはそれで良かった・・・のかな?よく分からない。

あ、そうそう、上に “薬の提案” と書いたが、これは潔癖症に対する薬のこと。ついでに沈んだ気分も楽になるとのことだった。

が、いきなり薬に頼るのは抵抗があったので、今回はとりあえずナシ。可能ならば、まずは認知行動療法のような、薬を使わない方法で改善していけたらなあと思っている。

診察の後は、簡単な検査を実施。いくつもの質問に答えるだけの単純なもの。この結果は後日分かる。これで、私はどんな人間なのか、医学的な見地から傾向がつかめるのかもしれない。

とにかく、何か新たな発見がありそうで、行って良かったと思っている。

パッと見 元気そうでも、本当のところは分からない

私は元気なつもりだったが、やっぱり浮き沈みがある。

調子が良いときは陽気な気分になるが、ミスや叱責が重なれば、そりゃ沈む。

私はまだ序の口なのだと思うが、世の中には、元気そうに見えても、深刻な不調をきたしている人も少なくない。特に新型鬱の場合、従来の鬱とは違って元気に見えるらしいので、まわりはなかなか気づかないそうだ。

さらには、本人自身が元気なつもりでも、それは本人の勘違いで、実は・・・ってこともあるだろう。

今のストレス社会では、シーンやシチュエーションは違えど、誰もがメンタルヘルス不調を抱えうる。弱いとか強いの問題ではない。因子が重なれば、誰でもなる。私はそう言い切る。

まわりがそういったことを意識しておくことはもちろんだが、本人も、無理をせず、気になったらすぐに心療内科や精神科へ行こう。

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