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電話に慣れない!苦手だ!という自分でいたいだけなのかも

転職してから、気付けばもう3ヶ月経とうとしている。早いものだ。

前職ではいざこざがあったが、現職ではなんとか平穏な毎日を過ごせている。パワハラはないし、職場の雰囲気も、改善の余地はあるがマシだ。

私は、前職では電話が大の苦手だった。いや、昔から苦手で、今も苦手。電話に出るのはもちろん、かけるのも嫌。プライベートでかけるのも抵抗があるのだから、仕事ではなおさら。私の電話の苦手っぷりは、以前書いた下記の記事、

・「電話恐怖症を笑うな!克服しなくていい!我慢も必要ない!
・「電話は大嫌いだと言ってるだろ〜!!
・「私の大の苦手な電話、電話、電話

をご覧いただければ分かるだろう。

前職ではほとんどお客さん相手だったので、すこぶる丁重で明確な言い回しや、正確で迅速な回答が求められた。たどたどしく話せば、上の者から「いくらあなたが新人とはいえ、あちらからしたらプロなんだ」と注意された。だから、電話が鳴るだけで動悸がしたし、毎日毎日電話に怯えていた。

それに対して、今はお客さん相手であることは滅多にない。ほかの人への電話の取り継ぎや、内線であることがほとんど。自分が用があってかける場合も、たいてい内部の人間か行政機関だったりするので、前ほどはドキドキしないし、ストレスも軽い。

しかし、それでもやはり、私は電話が苦手だ。

プルルルと鳴るやいなや、心がビクッとする。声も上ずるし、思考回路が混線するのが分かる。落ち着いて話すことができず、あわあわする。前職のときよりは遥かにマシだが、やはり上司たちのように落ち着いて話せない。変な間も生じる。内線の相手が優しい人だと、その声を聞いた途端に安心する自分もいる。

そこでちょっと思った。

私が電話が苦手なのは、おそらく、本当に苦手なのではなく、苦手でいたいために苦手であろうとしているのではないか?と。もちろん本当に苦手な部分もあるが、それよりも、電話が苦手であることで、自分を正当化しようとしている気持ちが強いのではないか?と。

・・・言ってること、分かりますか?

きっと分からないと思います。
私もよく分かっていませんw

もし電話が得意になったら、電話で失敗したときの言い訳ができない。得意になった暁には、究極的には、ベテランとしての仕事の質の担保に追われていることになる。その将来像が正しいか間違っているかも分からないのに、自分の深層心理ではそのように考えているのかもしれない。きっと、いつまでも未熟でいて、上司に助けてもらって、大きな責任を負わず、成長を夢見る自分でいたい。・・・そういう幼稚な思いがあるのだろう。

電話が苦手であるのは、きっとそういった心理のひとつの象徴。だから、探せば、電話以外にも苦手意識のあるものが出てくると思う。いや、出てくるというか、あるね。何かにつけて、「これは自分には難しい」とか「これは理解しづらいけどいつかきっと・・・」と言って、目の前の現実から逃げようとしている自分がいる。

今までそういった自覚はあまりなかったが、改めて考えみたら、私は色々理由をつけて回避術を覚えてきたんだなあと。

ただ、回避自体、悪いとは思わない。だって、心地良くいたいっていうのが人間の本能だもの。無駄にストレスを溜めてはならないし、得手不得手を自覚するのも、仕事の効率化や適材適所の考慮には欠かせない。スーパーマンじゃないんだから。

つまりは、(陳腐な言い方にはなるが)バランスが大事なのかもな。物事は、一元的に決められるものではないからねぇ。

なんだかよく分からない話になったが、一応今回は日記でしたw

とにかく電話との格闘は、これからも続く。

早く脱皮せねば!