【クビ】今の仕事、不本意ながらも辞めることになりました
前回の記事をお読みになっただろうか。
そう、私は、ついにクビを言い渡された。
とはいっても解雇ではない。退職勧奨ってやつだ。
懲戒を受けるか、それが嫌なら退職するかの2択だった。そして今日は返事の期限日。今日までに回答を出さなければならなかった。
でも私は、ある程度決心していた。このままここにいても仕方がないし、馬鹿らしい。そう思っていた。
そこで今日、私は退職願を書いた。勧奨を受けておきながら願を書くなんて変な気もするが、これが私の職場のしきたりらしい。
てなわけで、実質的に、これでクビがほぼ決まった。あとは正式に承認されれば確定だ。
もうひとつの選択肢であった懲戒は、まだどんな懲戒なのかは定かでなかったが、最悪の場合は懲戒解雇となるとのことだった。
だが、さすがにそれはやりすぎだろう。私は解雇されるほどの悪いことはしていない。たしかにミスは多かったが、その度に始末書等も書いたんだから、二重に罰を受けるだなんて、さすがにおかしい。
とはいえ、どのみち私は逃げられない運命。実際に懲戒を受けてから裁判を起こすという方法もなくはなかったが、そこまでするくらいなら、退職勧奨を受け入れてしまったほうが楽だった。今の職場にしがみつく必要もないんだし。
もっといえば、どのみち「懲戒だ」と脅した結果の退職勧奨なのだから、いくら形式的に自主退職であっても、実質的には解雇同然だと私は思っている。逃げ場のない選択肢を用意し、遠回しに辞めさせようとしたんだからね。
というわけで、不本意ではあるけれど、私は近々、今の職場を去ります。去るまでまだ3ヶ月あるので、気まずいけれど最後まで職務を果たそう。
そう、先日、ついにドクターストップがかかったのだ。
今日はそれについても職場に伝えた。
ただ、残念ながら、実質クビの結果は覆らなかった。決まったものは決まったもの。とにかく今日が回答期限日だったので、今日までに返事をしないなら、やはり厳しい結果になるということだった。
また、すでに自宅での療養がスタートしているはずだが、今年の最終出勤日までの約一週間、出勤することになった。
本当は出勤したくないのだが、休むとまず有休を先に消化することになるらしいので、それはちょっと嫌だった。また、上司が「いきなり休んでもらわれると困る」と宣ったし、私も私で仕事が中途半端で落ち着かなかったので、結局無理をしない範囲で出勤するという結果になった。
私はドクターの言うことを聞いていないため、これは反則かもしれない。健康保険法第119条(2020年12月21日現在)にも、
保険者は、被保険者又は被保険者であった者が、正当な理由なしに療養に関する指示に従わないときは、保険給付の一部を行わないことができる。
とある。
今回の私のケースは “正当な理由” になるのかよく分からないが、基本的に、ドクターの言うことを聞かないなら3割負担ではなくしてやる!ってことだ(まあ、正当な理由なく言うことを聞かなかったその部分だけに適用するっていう意味とは思うけど)。
結局、私は良いように使われているのだろうか。クビだと言っておきながらいきなり休まれると困るだなんて、なんて都合が良いのだろう!
というわけで、以上、報告でした。
最近、暗い話ばかりですみません。
P.S.
奇しくも、ちょうど一年前の今日は、このブログを開設し、一発目の記事を投稿した日だ。
あれから一年か。思い返せば、いろいろあったなあ。