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電話恐怖症を笑うな!克服しなくていい!我慢も必要ない!

なんとも興味を引く記事があった。

「気持ちはすごくわかる」固定電話に出るのが怖い“固定電話恐怖症”に圧倒的な共感の声
https://nlab.itmedia.co.jp/research/articles/7368/

そう、固定電話恐怖症。
まあここでは広く電話恐怖症としよう。

私自身、電話恐怖症かどうかまでは分からないが、とにかく電話が嫌いだ。

仕事でも、電話がプルルルと鳴ると心拍数が上がり、心の中で「こっち来んなよ!こっち来んなよ!」と叫んでいる。こちらからかける場合は、かかってくるよりはまだマシだが、やはり抵抗はある。電話をかけ始めるまでの心の準備も必要だ。

電話が無ければ、今の仕事のストレスは一体どれほど軽減されるだろうか?と、何度も何度も思っている。

社労士事務所に入職してからもう3ヶ月が過ぎたが、とにかく電話はずっと怖い。私が担当顧客を持つようになってからは電話の頻度が増えたので、ちょっとは慣れたが、やはり嫌なものは嫌で、克服は難しいなあと痛感している。

ほんと、何かにつけて電話でやりとりしようとするこの社会、変だよね〜。

私なんかはまだマシで、世の中にはもっと電話に恐怖を感じている人もいるだろう。

この記事を紹介しよう。

20代に広がる「固定電話恐怖症」ベルが鳴っただけで体が震え心臓ドキドキ・・・退職する人も
https://www.j-cast.com/tv/2020/01/22377724.html

なんと、退職に追い込まれる人もいるようだ。

分かる。分かるよ!気持ちは分かる。

私も、電話のない職場がいいな〜って心の中では思ってる。ただ、幸い、退職に追い込まれるほどの恐怖はない。だけどそういう人がこの世に少なくないことは理解できるし、私はそういう人のことを悪くは言いたくないし、むしろ味方になりたい。

ハッキリ言っちゃうと、電話恐怖症なんか、治さなくてもいい。いや、治るなら治しても良いとは思うが、無理に治そうとするのは、きっと精神面に悪影響が及ぶだろう。

「仕事なんだから、我慢して電話に出ろ!」と言う人もいるけれど、なんとまあ、古くっせー考えですこと。言わんとしてることは分かるが、理解してやりなさいよ もうちょっと。

たとえ電話が苦手な人がいてもね、「何かあったらフォローするし、俺が責任とるから大丈夫」と声をかけたり、「口下手でも構わないよ」とか「それでいいの!100点!」とかというようなエールを送れば、ちょっとは心理的負荷も軽減すると思うんだ。

え?100点じゃないって??

その人にとっては100点なの!!

精一杯頑張ったんだから100点なの!!!

・・・で、「はじめに簡単なメモを作ってから電話するといいよ」とか「台本作るとアドリブ利かせられないから、メモは走り書き程度でいいよ。何かあったら私がフォローするから大丈夫」とか、そういったポジティブな言葉がけもあると、電話が苦手な人でも少しは安心できるはずだ。

でも!!

電話恐怖症はやっぱり治りません。

治すようなものでもない。

虫が嫌いな人にとって、虫が嫌いな理由は実は無くて、ただただ心理的に嫌なだけってことも多い。そして克服しようもんなら、専門医の指導が必要となるケースだってある。

電話恐怖症も、それと同じようなもの。

要はトラウマだね。

だったら、せめてまわりは理解を示したほうがいいし、一種の “多様性” としても認めたいところ。

電話で精神を病んで労災認定されるようなことはまず現実的ではないだろうけど、何かあったら労働契約法上の安全配慮義務違反にはなりうる。

使用者は、電話第一主義ではなくなってきているこの時代の変化を感じ取り、柔軟な対応をしていくことが求められているだろう。

実際に電話をやめてメールばかりにしたほうが、これからの時代や風土に合ってるだろう。

本当の本当の緊急時を除き、固定電話を廃止した執務を考えるべきときに来ているのだ。

P.S.
電話の声が聞き取りづらかったり早口だったり滑舌が悪かったりすると、余計に心拍数が上がるよね。何言ってる分からないから聞き返してみると、相手の声が怒りっぽくなって余計に早口になったりする。電話って本当難しい。スラスラと対応している人は、私から見たらカミサマのようにしか見えないw