★当ブログでは、Googleアドセンス広告や、記事によってはアフィリエイト広告を貼付しております。

親に強迫性障害を理解されない苦しみ

以前、「強迫性障害と言っても信用されにくい。だって基本的に元気なんだから」という記事を書いた。

今回もそれに似たお話をしてみようと思う。

タイトルにも書いたとおり、私が患っている強迫性障害は、親になかなか理解してもらえない。

母親は理解に努めているが、父親がどうもダメだ。頭が固いのか、理解する気がさらさらない。

強迫性障害のことや、今休職中であることを話しても「人間、誰しも何かしら持ってるもんだ」と言う。

それが優しさゆえの発言ならありがたいのだが、普段の父親の発言を聞いている限り、「甘えるな」と言っているようにしか聞こえない。実際、「医者も難しく考えすぎだなあ」「医師にも仕事したいことを伝えればいいじゃん」と言っている。

これはなかなかツラいものがある。

父親は、何か変化があると取り乱す一面を持っている。

だから昔も、第一志望の学校が不合格だったとかしたときには大喧嘩になったし、誰か近しい人が亡くなればネガティブになって寝込んだりと、まあそれはそれは大変だった。

だから、私が3月末で今の仕事を辞めることや、クビを宣告されてしまったことも、まだ伝えていない。伝えたらどうなるか、目に見えているからだ。

私は今後、強迫性障害の治療もしっかりやっていきたく、また、自分に合った仕事を探したい。

けれど、きっとそのことを話しても、これっぽっちも理解してもらえないだろう。

むしろ攻撃的になって「結婚はどうするのだ?」とか「孫の顔が見れずに俺は死ぬんだな」とか「せっかくいい職場に入ったのになんてもったいないことをするんだ」とか「そんなこと言ってたら何の仕事もない」とか言ってくるのがオチ。

具体的に想像できてしまうのが面白いね(面白くない!)。

友人にも、どのように父親に伝えたら良いか相談してみたのだが、やはり友人も回答に苦慮していた。なかなか難しい。

一方、母親には、洗いざらい伝えている。母親は取り乱すことがなく、「好きなようにやってちょうだい」というスタンスだ。私がどんな仕事をしようが何をしようが、生きてさえすれば干渉しないといった感じだ。

だから母親には相談しやすいし、アホなことも言える。

だが、母親は父親(母親から見ると夫。以下同様)とは仲が悪く、ケンカが絶えない。父親がすぐ取り乱す性格であることも原因にあり、母親でさえ父親には難しい相談をしないようにしている。

だから、私のクビや退職に関することを、母親経由で父親に伝えることもあり得ない。それくらい、父親は厄介な人なのだ。

はてさて、どうしたものか。このまま黙っていても、いずれ不審がられる。強迫性障害のことすら理解できないのだから、もし私の事情が分かれば、きっと大喧嘩が勃発してしまうに違いない。

それは勘弁だ。