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ついに来た!?社労士による「経営労務診断認証制度」2020年4月スタート!

Twitterをいじっていたら、社会保険労務士会連合会の下記ツイートが流れてきた。

むむッ!これは!?

もしや、労務監査みたいなやつ??

ついに社労士も社会的地位が上がってきたか!?

すっげーかも!!

・・・と思い、連合会が運営するサイト『経営労務診断のひろば』を見てみた。

そこにはこう書いてあった(2020年3月24日時点)。

全国社会保険労務士会連合会では労務コンプライアンスや働き方改革に取組む企業を支援するため、
2020年4月より取組み企業に対して社労士が診断し、認証マークを発行する事業を始めます。
労働社会保険諸法令の遵守や職場環境の改善に積極的に取り組み、企業経営の健全化を進める企業を社労士が診断・認証する事業です。
安心企業の情報や信頼性を高める情報をワンストップで掲載し、企業PRに活用いただける制度を目指しています。
また、今後、求職者の企業選びの参考になるサイトを目指しており、企業のリクルートのバックアップをしていきたいと考えています。

と。

・・・どうやら、労務監査ほど堅いものではなく、働き方改革にきちんと取り組んでいるかどうかの「労務診断ドック」らしい。

で、認証の種類は下記の3つ。

・職場環境改善宣言企業
・経営労務診断実施企業
・経営労務診断適合企業

まずは「職場環境改善宣伝企業」の認証を受け、その後、あとの2つの認証へと進めるという流れのようだ。

無料でOKみたいだけど、担当社労士による診断が必要になるため、社労士への報酬の支払いは別途生じるだろうね。

サイト内には色んなメリットが書いてある。

しかし正直に言うと、社労士も連合会も、今後の未来を生き抜くために大変やなあと思った。新しいものを生んでいかないと(つまり時代に合わせて変化していかないと)食いっぱぐれてしまう。

この取り組みが、経営者にとっても労働者にとってもプラスになれば良いのだけど、どうせ何らかの手管を使ってごまかしたり盛ったりする可能性も否定できない。担当社労士だって報酬が欲しいのだからね。

人間は、“権威性” を示されると信用してしまう傾向にある。「○○医師も愛用!テレビで話題のシワクリーム!」とか宣伝していると、やっぱり「そんなにいいのか!?使ってみよう」となってしまう(私は買わないけど)。

それと同じようなニオイがしないでもない。

以上、連合会に引っ叩かれるかもしれないね。でも一応言っておくと、私は社労士登録をしていないので、部外者だ。だから「しゃろまんさん!担当社労士になってうちの会社を診断して!」と言われてもできやしない。

悪しからず。。。

【参考】経営労務診断のひろば