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日商簿記3級は、真面目に勉強すれば2ヶ月以内で一発合格可能

日商簿記3級に一発合格をしたい!と思っている方も多いと思う。

先に結論からいうと、一発合格は可能です。しかも、ひたすら勉強するという力技を真面目に2ヶ月続ければ良い。もしそれですべったら、きっと事故レベルのお話だ。

そこで今回は、約2ヶ月で日商簿記3級を一発合格(96点)した私が、学習の道のりについてお伝えします。ちなみに、その後の日商簿記2級は約3ヶ月で一発合格(100点)だった。

私のやり方がすべてとは思わないが、是非最後までご覧いただけたら嬉しいです。

学習に用いた教材とツール

日商簿記3級に合格するためには、特別な物は必要なかった。予備校も通信教育も全く必要なかった。

つまり、市販の物だけで十分間に合う。しかも低コストで。

下記では、私が用いたものをご紹介する。

テキスト: みんなが欲しかった簿記の教科書 日商3級

「みんなが欲しかった」だなんて、いかにも売れそうなキャッチーなタイトル。なんかそれに釣られる自分が嫌で、本当は買いたくなかった。

でも、簿記の試験なんて一度も受けたことのなかった私は、とにかくキホンのキを押さえるべく、このテキストを購入した。
⇒ みんなが欲しかった! 簿記の教科書 日商3級(PR)

 ※ 最新版かどうかは各自ご確認願います。

色づかいが豊富で、かわいらしいフォントの箇所も。まるで女の子にでもなったような気分で、ルンルン勉強できた(ただ、4色フルカラーゆえ、自分のメモ書きが見にくくなるというデメリットもあった)。

まずはひと通り理解できるまで読みとおし、チャプター末にある基本問題を解いた。分からない部分は、解説を読みながらじっくり解いていった。

問題集: みんなが欲しかった簿記の問題集 日商3級

問題集も、テキストと同じシリーズ。そのほうが関連づけが濃く、使いやすいと思ったからだ。結果、この問題集で十分合格が狙える。
⇒ みんなが欲しかった! 簿記の問題集 日商3級(PR)

私が思うに、簿記の合格には、この問題集をマスターすることが重要だと思う。

ひたすら解き、カンニングしたりわからなかったりした問題にはチェックを入れ、また翌日に解く。それでもミスったりしたら、大きくチェックを入れ、また数日後に解く。

・・・その繰り返しだった。

簿記は、テキストばかり読んでいても意味がない。スポーツと同じで、習うより慣れろだ。

模試: あてる TAC直前予想 日商簿記3級

“みんなが欲しかった” シリーズと同じ出版社から出ている「あてる」は、難しい模擬試験問題で有名だ。

本番さながらの問題を解いて、試験慣れすることが重要

「あてる」では4回分の模試が解けるので、直前期の訓練に最適だと思う。これをやるのとやらないのとでは、本番時の度胸が変わってくるだろう。
⇒ あてる TAC直前予想 日商簿記3級 (PR)

電卓: SL-900LA(CASIO)

簿記の試験のお供ツールは、まさに電卓。電卓の選び方次第で合否が決まる!と言っているくらい。

でも私は、日商簿記3級に関して言えば、特にこだわらなかった。「とにかく小さくて邪魔にならないもの」という観点から、CASIOの小さい電卓を買った。
携帯に便利な電卓 SL-900LA(CASIO)(PR)

結果的にはこれで十分間に合った。ポケットサイズなので机の上に置いても全く邪魔にならず、機能面も不足はなかった

ただ、桁数が8桁しかないのがネックで、問題に億単位以上の大きい数字が出てきたときは、下3桁の0を省略したりしたと思う(あまり記憶にないが)。また、指が大きい人には打ちにくいだろう。モニターも小さく、多少見づらさもある。

もし不安なら、私が2級で使った下記の電卓のほうがベター。大きすぎず小さすぎず、適度なサイズ。タッチ感も軽やかだし、値段もそう高くない。
安心して電卓を打つなら LS-122TUG(Canon)(PR)

その他

私が日商簿記3級の合格のために使った主な教材やツールは、以上のみ。

あとは、鉛筆、シャーペン、消しゴムなど。

マークシート式ではなく筆記試験なので、鉛筆やシャー芯の替えは多めに用意しておいたほうが安心だ。消しゴムも2,3個用意しておくのが無難。勢い余って吹っ飛ばす可能性もあるので。

合格に必要な時間数

日商簿記3級に合格するための一般的な時間数は、100時間前後。少ない人だと50時間でもいけ、多い人だと150時間とかかかるケースもある。

仮に多く見積もって150時間かかるとすると・・・
平日2時間前後、土日各4時間前後やれば、2ヶ月で到達する時間だ。

・・・正直、決して楽とは言えない。。
しかし、とにかく2ヶ月集中すれば良いのだ。しかも、元々ある経理に触れたことがある人や、地頭の良い人だと、もっと少ない時間で済むだろう。

私は、時間を計測していなかったので何時間勉強したか分からない。でも、空いた時間は全て簿記に費やす勢いで勉強していた。そりゃ、息抜きもしたけど。。

ちなみに、簿記初経験で、1ヶ月未満の学習期間で合格する人もいる
そういう人は、相当効率良く勉強したか、元々空き時間が多かったか、ギリギリのラインを狙って綱渡りの勉強をしたか・・・などだろう。

1ヶ月合格も夢ではないと思うが、確実に合格したいのであれば、2ヶ月は見ておくのが無難だ。

オススメの学習方法

人それぞれで、合った学習方法は異なる。そのため、何がオススメかは断言できない。

でも先ほど述べたように、習うより慣れろ
最初はうまくいかずに落ち込むこともあるが、練習を繰り返しているうちに、自然と理解が深まるようになる。じっくり考えるよりも、とにかく量をこなすことが3級では重要だろう。

どんどん解きまくることで、電卓のタイピングも慣れる。
ブラインドタッチや速く打つことよりも、まずは正確に打つことを心がけると良いと思う。

以上!

次回は、日商簿記2級の話をしていきます。

⇒ 日商簿記2級で100点満点を打ち出した私の使用グッズと学習方法


余談だが、私の友人は無勉強のまま3級を受けた。案の定、彼は落ちました。。点数は教えてもらえなかった。