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精神・発達障害者雇用の企業に参考にしてほしい YouTuber 3選

精神障害と発達障害を持つ私は、まもなく障害者雇用で働き始めて9ヶ月が経つ。無事にここまでこられたのは、企業の合理的配慮と、福祉の支援員や相談員、精神科の医師やカウンセラーのサポートのお蔭だ。

しかし、何事も順風満帆というわけではない。企業に対して、直接言うことはできないが「もっと知ってほしいのになあ」と思うことがある。要は、私を使う上司の精神障害に対する認識について、ちょっと物足りなく感じてしまうシーンがあるのだ。

もちろん上司も人間だから仕方がない面はあるが、ぜひとも参考にしていただきたい YouTuber がいる。

今回は3人に絞ってご紹介するので、精神障害者や発達障害者の取り扱いスキルUPに役立てていただきたいと思う。

ビシッと語る精神科医:樺沢紫苑

樺沢紫苑
YouTube「精神科医・樺沢紫苑の樺チャンネル」

まず一人目は、精神科医であり映画評論家でもある樺沢紫苑(かばさわしおん)さん。
「うつ病」「双極性障害」「ストレス」「仕事」「人間関係」「生き方」をはじめとした幅広いお話を、視聴者からの質問に答える形で投稿されている。

喋り口調は速めで、断定的なときもある。やや厳しく聞こえるので好き嫌いはあるかもしれないが、寄せられる質問を通し、「こんな悩みを抱えている人もいるんだなあ」と、こちらとしても勉強になる。

樺沢さんは、『学びを結果に変えるアウトプット大全 』や『学び効率が最大化するインプット大全 』などの本も書かれており、生活に役立てることができる。

合言葉は、睡眠・運動・朝散歩。

https://youtube.com/@kabasawa3

ふんわり語る精神科医:益田裕介

益田裕介
YouTube「精神科医がこころの病気を解説するCh」

二人目は、精神科医の益田裕介(ますだゆうすけ)さん。
防衛医大出身で自衛隊の経験もあるという、異色の経歴の持ち主。発達障害が専門らしいが、「双極性障害」「うつ病」「生き方」「自傷行為」をはじめとした全般的なお話を投稿している。樺沢さん同様、質問に回答する形式だ。

ふんわりとした話し方で、やさしさを感じる。若者向けという感じがする。断定的に意見を言わないので、そこが気に食わない人もいるかもしれないが、かえってそこが信頼できるなあと私は思う。医学には未知が多いだろうから。

益田さんも『精神科医の本音』や『親を憎むのをやめる方法』などの本を出されているが、毛色は樺沢さんと異なる。

https://youtube.com/@masudatherapy

親しみのある発達障害カウンセラー:かずき

かずき
YouTube「発達障害カウンセラーかずき」

最後の三人目は、発達障害カウンセラーのかずきさん。
紳士帽とスキンヘッドがトレードマークかな?と思う。

まさに「発達障害(ASD・ADHD・LD)」のプロ。ご自身も発達障害を持っている方なので、今回の3人の中では最も私の立ち位置に近く、親しみが持てる。一見すると発達障害には見えないかもしれないが、それは動画の作り込みがスゴいからなのと、ご本人も相当の努力やセルフコントロールをされてきているからだと思う。

発達障害に関するお話をあらゆる角度から語る。コントというか寸劇もあり、それがすごく分かりやすいし、演技力にも驚かされる。

私にとっては、今回の3人の中では最も視聴頻度が高い。気楽に見れて、なおかつ面白いので、企業の人たちにも一番見てほしい YouTuber だ。ただ、見てほしい人ほど、こういう YouTuber を嫌いそう。どうか好きになって!

https://youtube.com/@ADHD.ASD.counselor


以上、精神障害者や発達障害者の障害者雇用を行う企業に知ってほしい YouTuber を3人ご紹介したが、いかがだっただろうか。

ほかにもまだまだ精神科医 YouTuber や発達障害 YouTuber はいる。今回3人に絞るうえで迷いも生じた。だから、上の3人をきっかけに、いろいろな人のお話を視聴して、雇用スキルをUPしていただきたいばかりだ。

障害者雇用をされている私も、一般社会で生きていくために学ぶべきことは山ほどある。お互いが相手のことをよく知り、しあわせな雇用関係を結び続けられることが理想なので、どうか企業側の皆さま、宜しくお願いいたします。