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給与計算はつまらない!辛いからやりたくない!という人へ

給与計算は、実につまらない。つまらなすぎて辛い。

人によって感じ方は様々だろうが、それは私にとって紛れもない事実だ。

あなたはどうだろう??

正直、給与計算なんてやりたくないのではないだろうか??

給与計算は地味だし、生産性がない。そのくせ、大金を扱うわけだから、ミスは厳禁。チェックを何度も行い、もし不足があれば上司に怒られて凹む。

さらに、いくら気合いを入れて取り組もうが、とりわけ世の中の役に立つようなことはない。何か生み出すわけでもないし、特に喜ばれもしない。ミスしないのは当然すぎるほど当然。

そういう性質のものなのだ。

・・・そう考えると、やっぱり給与計算はつまらないし退屈なもの。こんなことがこれからも続くと思うと、辛くて仕方がない。私もそう思うことがある。

じゃあどうすれば良いか?

答えは、

基本、どうすることもできない。

どうあがいても、給与計算は給与計算。愚直に取り組むしかない。。

ただ、私がひとつ思うようにしているのは、私が給与計算をしているお陰で、会社の従業員は生活できるということだ。美味しいものが食べれるし、うまい酒も飲めることだろう。子供の誕生日にはプレゼントを買い、さらには家族や大切な人と旅行に行ったりも。中には、奥さんに内緒で夜の店に行く人もいるかもしれない。逆に、募金に使って貧しい国の人々を救うかもしれない。

そう考えるようにすると、少しだけ、「あぁ、自分も人の為に仕事ができているんだなあ」と思えてくる。

だが、あくまでそれは私側の話であって、給与を受ける側からしたら、私の顔など分からないし、どんな風に作業しているのかも分からない。ミスしたらダメだ!と念には念を入れ、目を細めながら細かい数字と睨み合っこしているだなんて知らないだろう。元データである勤怠表のミスがあった際の修正もめんどくさい。でもそういった苦労も皆知らない。。

ずばり、完全なる縁の下の力持ち。劇場でいえば裏方。そう考えると、影の支配者みたいでちょっとはかっこいい。

なので、考え方の問題なのかもしれない。

ただ、そういった話を抜きにしても、私は給与計算はやりたくない。

なぜなら、給与計算は非生産的で、かつ、将来性も感じられない業務だからだ。

「給与データを生み出しているから生産的」と無理矢理考えることはできるけれど、先ほど述べたように、何度も何度も地道にチェックをしなければならない。時間や労力の無駄が多い。

給与計算ソフトを使うとはいえ、人間が扱う以上ヒューマンエラーは生じうるため、紙も何枚も打ち出し、ペンと電卓を使ってアナログ作業をする。もっといい加減な作業をしている総務さんもいるかもしれんが、私のいる所は社労士事務所なので、丁寧すぎてちょうどいいくらい。

そうであるにもかかわらず、上司からは効率的にチェックをしろと言われるものだから、余計に「給与計算のバカヤロー!!」っていう気持ちになるよね。こんな非生産的なことに頭を使うのはゴメンだよね。。

この先AIが進化しても、人間は人間の仕事を作るべく、わざわざチェック作業をするかもしれないね。

・・・ということで、給与計算の悪口を書いてみた。

どうしても給与計算から逃げたいなら、上司に相談してみるのが良いだろう。ただ、ほとんどの人にとってはきっとそれが難しい。

身動きが取れないなら転職だ。

つまらないことややりたくないことにこだわっている必要はない。今や終身雇用も崩壊しつつあり、2人に1人が転職すると言われている時代だ。

給与計算を、定年あるいは期間満了までずっとやり続けますか?

ちなみに、私の上司は給与計算が大好きだそう。理由を聞いてみたらゴニョゴニョとワケの分からないことを言っていたが、彼は数字から人間ドラマが見えるらしいのだ。

それを聞いた私は「給与計算の才能がおありなんですね」とおだててみたが、案の定、彼は照れくさそうにして、全く否定しなかった。うむ、たしかに才能あると思う。

経験を積むことで、数字から人間ドラマが見えてくるのかもしれないが、彼が言うには、やはり向き不向きがあるそうだ。

私は給与計算に不向き。上司からはそう言われた。

実は私、昔、数学が得意で好きだった。でも、算数はあまり好きじゃなかった。上司にそれを言ったら「あぁ分かる!」と返された。