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一日5時間・週4日の労働でいいじゃんね?

昨日ある人と話題になったのだが、少なくとも日本人は、本当働きすぎだと思う。

一日8時間って、よくよく考えたら長すぎやしないか? 9時出勤だと18時退勤、10時出勤だと19時退勤となる計算だ(いずれも休憩1時間)。日が昇ったら起きて、沈んだ頃に帰宅。

・・・なんとも切ない。

いや、働くことは大切だし、あっていいんだよ。経済をまわすためには必要なことだ。

でも、たったひとつしかない命を、ほとんど労働のために削る。週40時労働の場合、睡眠7時間/回としたら、残りの時間はわずか79時間しかないことになる。残業すればなおさら。しかもその残りの時間も、家事や移動時間、風呂、お手洗いといった時間を考慮すれば、もっと減ってしまう。

これはもう、労働に人生を捧げているようなものだ。我々は労働の生贄なのだ。

この際、デンマークのように、16時で退勤するように変革したらどうだろうか。

まあ、デンマークの場合、多くは8時出勤みたいなので、9時出勤の多い日本よりは朝が早いイメージだ。でも、日本はさらにその上を行き、9時出勤、休憩自由(1時間まで)、16時退勤でどうだ!…で、残業は、どうしてもという場合のみにし、多くても1時間(そのための協定は、今よりもはるかに厳しい手続きを要するものとする)。サービス残業は即刻指導の対象とし、故意である場合は問答無用で重い罰則を。

短時間で集中し、心に余裕を持った働き方をしたいものだ。

さらに欲をいえば、週休3日が望ましい。つまり週4日の出勤。となると週20時間の労働となる。現行法では、ちょうど雇用保険への加入義務を判断する境目だ。週休3日に関しては、すでに試験的に取り入れている企業もあり、珍しいものではなくなりつつある経団連だって、新型コロナをきっかけに言い始めた

皆が週20時間労働になろう!雇用保険や社会保険への加入も、ある意味自由で良いと思う。ただ、それだと未加入者が増えてしまい財源確保ができないので、その分税金を増やせばいいだろう(特に、酒やタバコ関連)。

プライベートに割く時間が増えれば、それだけで、もっとゆとりのある世の中になるだろう。心が健やかになれば考え方もポジティブになり、かえって経済もなめらかにまわるかもしれない。

・・・とまあ、新型コロナを契機にしてちょっくら考えてみたが、もちろん絵に描いた餅だ。現実となれば嬉しいが、きっと課題はたくさん出てくるし、反対者も少なくないだろう(心のどこかでは望んでいても)。また、お国の都合も絡んでくるから、そううまい話にはならないだろうね!

でも、せめて、週休3日制だけでも、どんどん実現されてほしいなあ。