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大丈夫!99%の人はやりたい仕事が見つからないんだから

現在、「今の会社にいてもいいのだろうか」と考えていないだろうか?
今や、2人に1人が転職する時代と言われているくらい、今の会社に対してわだかまりを抱いている人は多い。

で、たいていの人は「自分にとってのやりたい仕事とは?」と考える。転職成功者やフリーで成功している人も「今の仕事をやめて、やりたい仕事を見つけましょう!」と言う。

しかし、やりたい仕事・コトなんて見つからない。ある程度興味のある事はあっても、求人サイトやハローワークの求人票を見ても、いまいちピンとこない。そして時間ばかりが過ぎていく・・・。あるいは転職に失敗する・・・。

・・・そんな人が大半だろう。

だって、

99%の人は、やりたいことが見つからないんだから。

では、以下にて掘り下げていこう。

「どうしてもやりたいこと」がある人はわずか1%

誰にでも、好きなことや興味深いことはあると思う。
映画、スポーツ、音楽、芸能、散歩、インテリア、ドライブ、食べ歩き、酒・・・等々。

では、あなたにとっての「どうしてもやりたいこと」は、いったい何だろうか?
つまり、人生を捧げても良い!と思えるほどのことは、いったい・・・。

あなたが今この記事を読みに来ているということは、おそらく、それをお持ちではないのではないだろうか?

「どうしてもやりたいこと」があるなら、とっくにそれをやっていて、今ここには来ていないはずだ。

とはいえ、「どうしてもやりたいこと」が無いのは普通のことである。それを持っている人は、たったの1%しかいないのだから。

1%は「to do 型」、99%は「being 型」

to do 型と、being 型。
就職活動や転職活動を真剣にしている人の中には、ひょっとしたら一度は聞いたことがある人もいるかもしれない。

転職の思考法(PR)』という本では、以下のようにタイプ分けされている。

  • to do(コト)に重きをおく人間……何をするのか、で物事を考える。明確な夢や目標を持っている
  • being(状態)に重きをおく人間……どんな人でありたいか、どんな状態でありたいかを重視する

to do 型の人間はわずか1%しかいない。
にもかかわらず、この人たちが、いわば成功者として成功体験を語っていたりする。

逆に99%の人が being 型。
成功体験を参考に就職・転職を考えるも、心の底からやりたいことが見つからず、迷える子羊となる。そしてダラダラと今の職場に居続け、結局精神も時間も消耗してしまうのだ。

「やりたいことが見つからない!どうしよう!」と焦っている人は多いと思うが、大丈夫。一部の人を除き、みんなそんな感じなのだから。

でもここで、転職を考えている人は、一度転職の考え方を見直してみる必要があるだろう。

そうしなければ、このまま路頭に迷うか、焦って転職して、またもやブラックな会社に就職して人生を台無しにしてしまうおそれすらある。

自分や環境の「状態」を意識した転職を考えよう

「どうしてもやりたいこと」を持っていない being 型の人間であっても、「ある程度やりたいこと」を持っていない人はまずいないだろう。

実はそれで良くて、「どうしてもやりたいこと」を追い求める必要はない
キャリアコンサルタントやハローワークの職員にも「やりたいことは何ですか?」と問うてくる人がいるけれど、ハッキリ言って愚問だといえる。

「ある程度やりたいこと」さえあれば、その範疇で仕事を探せば良いと思う。「ある程度…」となれば、案外気になる仕事が見つかるものだ。

で、何より重視すべきことは、自分自身のレベルや、職場の環境だ。つまり、それらは「being=状態」のこと。

自分にとって難しすぎる仕事だったり簡単すぎる仕事ばかりだと成長はできない。自分の持っている強さに見合った環境が必要だ。ゴールできそうでできないとか、ゴールできなさそうでできる・・・という状態とでも言おうか。

で、その環境では、緊張と弛緩のバランスが良いか?という視点も重要になってくる。
常にピリピリキリキリしていちゃダメだし、ダラダラタラタラしていてもダメ。さらには、いい緊張と悪い緊張のそれぞれの頻度も、今の職場や業務を変える上での判断要素となる。

以上が、仕事選びに考慮すべき点だ。

ただ、以上ですべてではない。

今回お伝えしたことを実行しようとしても、いったい何をしたら良いか分からない人は多いだろう。

実は、今回の内容は、先ほどもチラッと出した『転職の思考法(PR)』という本を参考にし、ちょっくらまとめたにすぎない。

その本には、今回のテーマについての具体的な内容や、転職をする上で必ず持っておくべき考え方というものが、小説テイストで解説されている。

2020年3月時点では15万部を突破するほどの人気書籍となっている。購入者の何割かは、実際の転職活動で知識を活用し、めでたく満足な転職を達成しているかもしれないね。

まだ読んでない方は、是非一読してみてはどうだろう!?ひょっとしたら人生が変わるかもしれないので・・・。

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