「疲れちゃった」と彼女に振られた男がその日から前進する薄情っぷり
この記事のタイトルにある「男」とは、間違いなく私のこと。そう、先日、私は彼女に「疲れちゃった」と言われて振られた。
少し前からなんとなく関係がギクシャクしていたが、 その日は、会った瞬間に「あ、今日は別れを切り出されるぞ」というニオイがした。なんだろう、第六感ってやつ??
そしたら案の定、そうだった。
1時間ほど対話をして、なぜ彼女が私に疲れてしまったのかとか、お互いの相手への思いとか、そういったものを話し合った。
私はやり直したかった。。が、残念ながら、彼女は「疲れちゃった」ことを一番の理由にして、今後も付き合うことを拒絶した。私の思いを少し理解してくれたっぽいが、「もう決めた事だから」と曲げなかった。
なんだそれ。。!!
・・・きっと、私と同じような経験をした男性は、少なくないはずだ。逆に、私の彼女と同じような気持ちになった女性も、たぶん多いだろう。
では、なぜ疲れてしまうのか?
・・・この答えは無数にあると思う。人の数だけある。
でも、内容を明らかにせず振る人もいるし、内容を聞かずして諦める人もいる。
私の場合、彼女がどこまで本心で語ったかは分からないが、とにかく一方的に話すのが苦手だと言っていた。私としてはそんなつもりはなかった・・・というか、そんなつもりはあったのかもしれないが、彼女のことを愛していたからこそ、ベラベラとたくさん喋ってしまった。それについては、このあいだ書いた「自分の事ばかり話す彼氏!その原因と対処法(男側の意見)」をご覧になっていただきたい。
何も悪いことはしていない!浮気もしていない!
「疲れちゃった」と言われて振られるのは、仕方ないにせよ、どうも悔しい点がある。
なぜなら、何も悪いことをしていないから。
ここでいう「悪い」とは、社会通念上、人間性や社会性を疑われることや、犯罪や非倫理的なことを指す。浮気もここに入るかもしれない。
私は、たしかにベラベラと一方的に喋ったが、それが悪いことかといえば、そうではない。暴力もふるってないし、浮気もしなかった。彼女にもっと好かれたく、また、彼女が好きだったから、自分語りをたくさんしてしまった。コロナのせいで会える回数も少なく、そのせいでラインや会ったときにやたら喋ってしまった。嬉しくて嬉しくて・・・。
しかしそんなことを言っても、相手からしたら私は疲れさせる存在だったわけだ。ストレスを生む元凶のひとつだったかもしれない。
こうなると、もう相性や価値観の問題でしかない。あの子も、もっと大らかに生きても良いのではないか。「疲れちゃった」だなんてズルすぎるぞ。
薄情にも、次へと進む私
別れを切り出されたとき、私は涙も出なかった。悲しかったし切なかったけど、お互い「ありがとう。元気でね」と言って別れられたことに、私の心は救われた。悔いは残ったものの、まあ後味は悪くなかった。
というか、実は、正式に交際スタートしてまだ数ヶ月だった(やりとりやデートは半年以上前からやっていた)ので、比較的傷は浅かった。帰りの足どりは重かったけれど、家に帰るまでの1時間ほどで、だんだんと気持ちは前向きになっていった。
そして薄情にも、帰宅後に早速、マッチングアプリに登録。
マッチングアプリとは、若者を中心に流行っている、恋活や婚活のためのツール。たとえば、お互いいいねをし合えばメッセージ交換ができる。これを発端に結婚する人もいて、私の知り合いの娘の友人たちは、5組がアプリを発端にして結婚したらしい。
何を隠そう、私が別れた女性も、実はマッチングアプリを通じて知り合った人。残念ながら長続きはしなかったが、本当に出会えるのだと確信した。
さて話を戻すと、今回私が恋愛活動を再スタートしたマッチングアプリは、Pairs(ペアーズ)というもの。マッチングアプリといっても色々あるが、これは最も有名といっても良いほどのアプリ。使い心地も良い。会員数が多いため、気になる女性のネタは尽きない。
・・・というとなんか遊び半分に聞こえるかもしれないが、これが現代流の恋愛のやり方なのだ。相手の風貌やプロフィールを見て、気になった人にどんどんいいねを送るという新しい手口。学校や職場の仲間内で馴れ合って付き合う形もあるが、それに比べれば理想の女性を見つけやすい。
そんなこんなで、別れたその日から、私はマッチングアプリを頑張っています。別れたあの子がこれを読んだら、きっと「薄情!別れて正解!」と思うだろうな。
でも、悲しさを紛らす意味でも、マッチングアプリは役に立つ。まあ、時間と共に、悲しさの紛らわしツールから、新たな恋への行進ツールへと変わっていっている気はする。
早く次の恋がしたい!!という焦りはないが、やはり理想のパートナーが欲しい。お互いがベラベラと好きなことを語り合い、素のままで安心できる関係。そんなのが理想。
というわけで、今回は私の恋の話でした。
なんだかんだ色々書いたが、このおセンチな秋のせいかな、ちょっぴり切なくなる瞬間は、まだ、あるね。
頻度は減っているものの、別れた彼女からのラインを待っている自分が、たまにいる。