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転職時の面接で訊かれたこと[3社を例に]

社労士事務所を辞める前、私は転職活動に勤しんだ。事務所から早く逃れたくて仕方がなかったのだ。。(別にそればかりが理由ではなかったが、転職の理由のうちの立派なひとつだ。)

私が採用試験を受けた先は、社労士事務所でもなく企業内社労士でもない。だから、面接でその点を突っ込まれることは予想していた。

そこで今回は、フリーランス → 社労士事務所約半年 と渡り歩いた私が、転職時の面接で訊かれたことを、3社を例に挙げていく。

あなたの悩みの答えにはならないかもしれないが、何かしらの参考になれば幸いだ。

なお、今回は、社労士事務所から別の企業に転職するときのお話だ。フリーランスから社労士事務所に就職するときのお話については、別の記事の「社労士事務所の採用面接で訊かれた質問の数々」にまとめてあるので、そちらをご覧ください。

A社の面接

まずは人材派遣会社のA社。人事担当のお姉さんと和気藹々とした面接で、お互い笑顔が絶えなかった。

訊かれたことの例

  • 志望動機
  • 社労士事務所から転職しようと思ったきっかけ
  • これまでの経験をどう活かしたいか
  • 人材派遣会社のイメージ像
  • なぜ他社ではなく当社か
  • いつから働けるか

備考

履歴書は、その一次面接時に持参することになっていた。ところが、履歴書に書く自分の年齢を間違えるという痛恨のミスをおかしてしまったので、その場で訂正印を押して訂正させていただいた。

そんないい加減さであったものの、一次面接は一応パスできたw …が、色々話を聴いて魅力を感じなくなったので辞退した。

B社の面接

次はIT・ゲーム関連の会社。いきなり社長と1対1の面接だったが、ほとんどあちらが好き放題ITの話をしていた。

訊かれたことの例

  • 志望動機
  • なぜこの業界か
  • IT・ゲーム業界に対するイメージ像
  • この業界で何をしていきたいか
  • 大変な世界だがヤル気はあるか
  • いつから働けるか

備考

質問は少なく、ほとんどあちらが喋っていただけだったのが面白かったが、後日、お祈りメールが届いたw

IT系は興味があったが、やはりいきなりのチャレンジはなかなかハードルが高い気がした。実は、IT系の他社も受けたけど、そちらは書類選考の時点で落ちてしまった。

C社の面接

3つ目は、とある企業の事務部門。面接のみならず適性検査等の試験もあり、今回の3社の中では最もカッチリとした面接となった。

訊かれたことの例

  • 志望動機
  • 組織で働くことについての意識
  • 社労士試験や他の資格試験に合格しているのに、なぜそれを起業に活かさずに当社に応募したのか
  • 社労士事務所では半年勤めてきたのに、なぜ転職しようと思ったのか
  • 当社の改善点
  • これまでの経験をどう活かしたいか
  • いつから働けるか

備考

なかなかシビアな質問も多かったが、日頃から考えあぐねているような内容だったので、なんとか回答はできた。

なお、一次面接、二次面接共にパス。無事に内定を出していただけた。

結論:高確率で前職のことは訊かれる!

3社を例に挙げたが、やはり、社労士業への未練についてだったり、社労士事務所から転職することになったきっかけや思いだったり、これまでの経験の活かし方だったりと、そのあたりの話題は形はどうであれ出てくる。

「やっぱりな」と思われそうだが、、
つまり、転職における面接では、
前職のことや、前職までにおけるスキルのこと、転職のきっかけや動機など、そのあたりのことは必ずと言って良いほど訊かれるってわけだ。

常日頃の生活こそが面接対策である

私の場合は、前職においてネガティブな経験をしたけど、そのネガティブな中にも、学んだことは多いし、スキルもまあまあ得られた。

それに、転職するということは前を向くということだから、いくらネガティブな動機があったとしても、切り口を変えれば良いように話すことは可能だ。

ただ、付け焼き刃で答えを準備しても、深みが出ないし白々しくなる。そのため、常日頃から自分自身と向き合い、思慮深く生き、同時に答えを整理しておくことが大切だと思う。面接官のみならず、親、友人、恋人、知人など、あらゆる人に対して答えられるように…。

面接対策とは、台本を暗記することではないし、相手に都合の良い答えを準備することではない。日頃の自分の考えや思いをまとめ、引き出しにしまい、必要に応じて必要な情報をいつでも自由に取り出せるようにしておくことなのだ。

・・・と、偉そうなことを書いて、今回は筆を置きます。