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独学で社労士試験合格から事務指定講習修了まで

日記を書いていく前に、まずはその前段階のことを話しておこうと思う。

私が社労士試験に合格したのは、平成30年の試験。第50回というキリのいい回数だったので、今後一生忘れることはないだろう。平成最後でもあったため、「ミラクルが起きる」と まことしやかにささやかれたが、特に何も起きなかった。

私にとっては2度目の試験だった。平成29年の第49回試験は、選択式の某科目で1点足りず、泣く泣く落ちた。

あと1点ということもあり悔しさもあったが、来年こそは!という気持ちが上回り、もう1年頑張ってみることにした。その結果、独学開始からだいたい1年半で合格することができた。

独学は無謀だったのかもしれないが、私の性格上ひとりで好き勝手黙々とやることが好きだったのと、自由業として自由に仕事をしていたのと、お金もケチりたかったのとで、肌に合っていた。

まあそれは良いとして、第50回試験は基準点を下回ることなく合格し、次なるステップへと移ることになった。

次なるステップとは、そう、実務経験が全く無い人に向けた、事務指定講習。税抜で 70,000 円だったが、これを修めれば実務経験2年と同等のお墨付き得られるという、チート心優しいシステム。

事務指定講習は、通信教育と4日間の面接指導(という名の講義)があり、冬に始まって夏に終わるというもの。たいそうな名前ではあるが、試験に比べたら何十倍も楽なものだった(ただ、ひとつでも課題未提出だったり欠席とかするとアウト)。

ツクツクボウシの鳴き声を聞きながら4日講義に通い、実務的な話を中心に聴いた。講師によって、ボソボソと聴き取りにくい声だったり、ジョークを交えながらの面白い話だったりして、社労士によっても色が違うのが興味深かった。

4日間は朝から夕方までの長丁場だったものの、ただ聴くだけだったので気は楽だった。最後は修了証書を受け取り、これで無事に社労士登録のための条件を満たすことができた。

補足しておくと、社労士は、試験に合格しただけでは名乗ることができない。試験に受かり、さらに登録のための要件を満たし、登録を受けなければダメ。その要件とは、実務経験2年だったりするが、先述のとおり、事務指定講習修了でもOK。

そこで私は、ひとりの社労士となるべく、ついに求職活動へと歩みを進めることになった。