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[就労移行]LITALICOワークスの長所と短所を、約5ヶ月利用中の私がざっくり解説!

就労移行支援事業所の LITALICO(リタリコ)ワークス に通いはじめて、まもなく6ヶ月目に突入する。

はじめの頃は、

●ビーズやクリップ等の小物を使った作業訓練
●データ入力やタイピング等のパソコン訓練
●ワークショップ(講義のようなもの)の受講

を中心にやっていた。
しかし今は、就職活動が中心。

●求人検索、企業研究
●応募書類作成、添削を受けての修正
●模擬面接訓練

をすることが多い。で、余裕があれば、

●ワードやエクセルを用いた事務訓練
●電話応対訓練
●まだ受けていないテーマのワークショップの受講

をしている。
また、前回書いたように、支援員同行で、

●企業見学や面談会への参加

をしたこともある。
今後は企業の体験実習や採用面接を予定している。

そこで今回、今の時点で感じているLITALICOワークスの長所と短所をざっくりまとめてみた。是非参考にしてみてください!

【注意】
あくまで私の経験を基にした情報です。
各地のセンターによって異なる場合もあるので、詳しくは各センターに問い合わせてみてください。

LITALICOワークスの長所

・めちゃくちゃ配慮してもらえる
・自由度が高い
・昼休憩に外出できる
・支援員間の情報シェアが迅速
・安心感がある

では、ひとつずつ解説してみよう。

めちゃくちゃ配慮してもらえる

支援員は、当然、障害に対して柔軟な視点を持っている。一人ひとりに見合った付き合い方をしてくれるし、無理難題を突きつけてくることもない。

気持ち的に「誰とも話したくない」という時は、ワークショップの時間でさえも発言しなくて良い。体調が優れないときは、席を離れ、ソファーや別室で休むこともできるし、当然早退もOK。

支援員も頭ごなしには話して来ず、いつもおうかがいを立てるかのように話しかけてくる。人によってはそれが鬱陶しいかもしれないが、私にとっては大変ありがたい。

些細なことでモヤモヤしていても、支援員は嫌な顔ひとつせずに相談に乗ってくれる。心の中ではどう思っているかは分からないが、表面的には抵抗感はほとんどない。

私の場合、支援員の対応を見慣れてしまった結果、ハローワークに行ったときに職員の態度がキツく感じてしまう副作用があったほどだ。

自由度が高い

訓練内容は、あらかじめスケジュール表に記載されている。「〇曜日は××の訓練をする」と決まっているわけではなく、けっこうバラバラ。毎週のはじめに支援員と面談し、その週に何をしていくかを計画する(計画できなくても、支援員が助けてくれるので問題ないし、後からの変更も全然OK)。

利用者の中には共同訓練やワークショップが苦手な人もいると思うが、そういう人は個別訓練に勤しんだりすることができる。つまり、必ずしもスケジュール表に書いてある訓練に参加しなければならないことはない。個別訓練や応募書類作成をしている人もけっこういる。

机に突っ伏して寝ちゃってる人もいる。支援員に声をかけられることはあるが、怒られているのは見たことがない。

昼休憩に外出できる

私が LITALICOワークス以外の3ヶ所の就労移行支援事業所へ体験しに行ったときは、昼休憩でも外出できず、けっこう息が詰まった。

LITALICOワークスは、昼休憩は自由時間。センター内で持参弁当を食べる人もいるし、買い出しに行く人もいる。ちなみに私は外食している

実際に仕事をするようになると、昼休憩の自由度はかなり重要だと思うので、就労移行の段階から、自分なりの昼休憩の取り方を研究してみると良いかも。

支援員間の情報シェアが迅速

ひとりの支援員に伝えた情報は、ほかの支援員にもすぐに伝わっていたりする。

もちろん、シェアをしてほしくない情報はシェアしないよう頼めるし、あまりにも軽い話や、逆にプライバシー度の高い情報はシェアが進んでいないこともある。

でも基本的に、ひとりの支援員にしか伝えていない内容でも、その翌日くらいには別の支援員がすでに知っていたりする。特に印象的な話や込み入った話をしたときに、「あぁ、きちんとシェアされているだな」と実感しやすい。

適切な支援を受けるためにも、そういった情報共有は安心材料のひとつだ。

大手という安心感がある

LITALICO は、就労移行支援以外にも色々な事業を展開している。就職後にもサポートをしてくれる就労定着支援もあるし、ほかにも子供向けの教育事業やインターネット関連の事業もやっているらしい。さらには東証プライムにも上場している。

で、数ある事業のひとつである就労移行支援の事業所だけでも、日本全国各地にある。そう、LITALICOの仲間たちは日本全国に点在しているのだ。

それだけの規模の会社が運営しているサービスなので、それなりの安心感がある。事業所はあらゆるノウハウを持っていると思うので、その恩恵を受けられるだろう。また、事業所内のルールもある程度整っており、きちんと組織として成り立っているものと考えることもできる。

大手ならではの堅実さがあり、かえってお堅く感じる場面もあるとは思う。が、私としてはきっちりしているほうが安心だ。支援員の教育もしっかり為されているものと信じたい。

公式サイトはこちら
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では、続いて短所に移ろう。

LITALICOワークスの短所

・ランチサービスがない
・意思がないと暇
・意外にルールが多い
・朝が早い
・支援員の異動がありうる

では、ひとつずつ解説してみよう。

ランチサービスがない

私はLITALICOワークス以外に3ヶ所の体験に行ったことがあるが、どこもランチサービスがあった。2ヶ所は無料ランチがあり、もう1ヶ所は格安ランチがあった。

だがLITALICOワークスにはランチサービスがない。ほかのセンターもそうなのだろうか?…少なくとも私の通っているセンターにはない。

ただ、ランチサービスがないからこそ、自由ともいえる。ランチサービスがあると、それを利用しようという風潮が形成され、なかなか外出しづらくなってしまう。私は、ランチサービスという経済的支援よりも、気軽に外出できるという自由度を優先した

意思がないと暇

先にも書いたように、LITALICOワークスは訓練の自由度が高い。週のはじめに、支援員との面談したりスケジュール表を参照しながら、やりたいことを計画する。

逆を言えば、何かをしたいという意思がないと、何もすることがなくなる。テキトーに計画を立てたとしても、いくらでもサボれてしまう。支援員は基本的に強制はしてこない。利用者が多いと、自分から相談しない限り放置されてしまうこともある。

ただ、放置とはいえ、無視しているわけではなく、気にかけているとは思う。あまりにも利用者本人が困っていたり、障害特性上相談しづらい利用者に対しては、支援員も「今日の予定は決まっていますか?」という感じで声がけをすることがある。

意外にルールが多い

これもセンターによって異なるのかもしれないが、私が通っている所には、けっこう細かなルールがある。

例えば、スマホは使用禁止でカバンにしまうこととか、コピー機を使用して紙を取り出すときは支援員に取ってもらうとか、他の利用者との連絡先交換は禁止だとか…。

セキュリティー管理がしっかりしているといえば印象は良いが、ルールが嫌いな人にとっては最初は厳しく感じるかもしれない。

ほか、USBメモリー持ち込み禁止だとか、パソコンや机の使用後はアルコール消毒をするとかもある。が、強迫性障害のある私としては消毒は大変ありがたい。

ルールがきっちりとあるのは安心材料でもある。ルールはあってもセンターの雰囲気がガチガチというわけではないので、怖がる必要は全くないだろう。

朝が早い

他の就労移行支援には、朝10時から始まるところがけっこうある。しかしLITALICOワークスは、朝9時から始まる

朝が苦手な人にとっては、9時開始は地獄だろう。通勤ラッシュとも重なりやすいので、電車も混みやすい。
(※私のセンターは原則公共交通機関で通所。特に理由がない限り自動車等はダメ)

私自身、最初は「9時か〜。早いなあ」と思ったが、駅近だし所要時間もそう長くないしで、思ったよりは良かった。電車も満員ではなく、呼吸が苦しくなることはない。

ただ、障害特性や私用の都合で朝9時が無理なら、遅れて出席できるだろう。実際、途中で来る人もいるし、私も午後から行くこともある。あらかじめ相談すれば配慮してもらえるはずだ。

支援員の異動がありうる

LITALICOワークスは日本全国各地に存在するので、当然ながら支援員が異動することもある。せっかく仲良くなった支援員が、ある日突然いなくなってしまうこともあるのだ。

無理にプラスに捉えるならば、実際就職すると、上司や同僚等の異動は十分にありうることなので、その練習にはなると思う。

とはいえ、支援員が全てガラッと入れ替わることはまず無いと思う。なので、(無理する必要はないが)普段からあらゆる支援員と仲良くしておくと、いざというときにダメージが少なくて済むと思う。

まとめ

あぁ、書き疲れた。
久しぶりに更新したものだから、ヘトヘトですw

最後に、もう一度長所と短所を掲載しておこう。

◆長所◆
・めちゃくちゃ配慮してもらえる
・自由度が高い
・昼休憩に外出できる
・支援員間の情報シェアが迅速
・安心感がある

◆短所◆
・ランチサービスがない
・意思がないと暇
・意外にルールが多い
・朝が早い
・支援員の異動がありうる

以上です。

センターによって異なる可能性がある(私は未確認)ので、気になる方は問い合わせるなり、実際に体験に行ってみるなりするのが良いと思う。

体験のときは私も緊張したが、いざ行ってみると、支援員がしっかりサポートしてくれたし、無理なことはやらされなかったので安心して参加できた。絶対とは言わないが、きっとあなたも大丈夫!

ただ、LITALICOワークスだけでなく、他の事業所も体験して、最後に比較検討して決めることをオススメします。深くお世話になることになるので。

公式サイトはこちら
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