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飛ぶなよ!新型コロナで内定取り消しでも未来は絶対明るくなる!

新型コロナによる経営の悪化のあおりを受け、内定取り消しの憂き目に遭ってしまった人も少なからずいる。

内定を取り消されることは、この上なく絶望的で、中にはこれからの人生を悲観する人もいるだろう。

でも、間違ってでも飛ばないでほしい。

ここで自分を殺めたら、あなたは非常にもったいないことをすることになる。

内定取り消しはほぼ黒!取り消されてかえって良かった!

ここで少し考えてみよう。

まず前提として、内定を取り消すことは、基本グレーorブラックなやり方と思って良い。内定取り消しは解雇と同様。違法なケースもあるし、損害賠償請求だって可能な事案だったりする。企業側に悪気はなくても、どこかに良くない面があるから、内定の取り消しを躊躇なく下してくるのだ。

ということはね、あなたはそんな黒い企業に入らないで済んだというわけだ!

これは非常にハッピーなことではないか?

あ、いや、ごめんなさい。

パッと気持ちを切り替えられるほどの元気は、今のあなたには無いかもしれない。

でも、ちょっとだけでいいから、物事を違う視点から捉えるように努めてみてほしい。

就職が当たり前の時代ではない

「就職できなかったのならこの先真っ暗だろ。新卒ブランドも無くなっちゃったし、どうすればいいんだ」と思う人も多いと思う。

だけど、その考え方は、頭の固い大人たちがあなたを洗脳してきた結果だ。就職ばかりが人生ではない。むしろ今後、正社員として働くことが当たり前とまでは言えない時代が来る。というかなりつつある。

昨年、経団連やトヨタ自動車は終身雇用制度の崩壊を示唆したし、政府も、今や副業や働き方の多様性を推し進めている。さらには、IT技術も高まり、生のコミュニケーションが苦手な人でも自分の力で稼ぐことのできる道がかなり増え、ノウハウだってネットにはたくさん転がっている。

もちろん情報弱者を狙うようなヤツも多いけれど、その点さえ気をつけて行動すれば、人生はどのようにも変えられる。新型コロナで大不況がやってくるとはいえ、バブル崩壊の頃とは状況が全然違うわけだ。

就職・正社員は幸福度に直結しない

さらに、そもそも就職して正社員として働くことが、幸福度の上昇には直結しない。給料も、そりゃ無いよりはあったほうがいいが、幸福度を決める数ある要素のうちのほんのひとつにすぎない。

いくら給料が高かろうと、または安定していようと、職場環境や人間関係、仕事の質や量が悪ければ、わずかながらにしか稼げていないけど楽しく仕事をしている!という人に比べたら、幸福度は下がる。これはあらゆる研究でも分かっていることだ。

未来にはたくさんの可能性がある!

そう、あなたは勘違いして今日まで生きてきたんだ。

就職することが幸せとは限らない。内定の取り消しそのものは誠に残念かもしれないが、そのお陰であなたは将来鬱にならなくても済んだかもしれない。

で、冒頭の話に戻ると、内定の取り消しは、非常に黒いやり方。まともな企業なら まずそんなことはしない。人間を駒としか思っていないか、経営状況がかんばしくないのかもしれないよね。うまく就職しても、満足な働き方や給与は期待できなかったかもしれないし、「経営が悪化したから」といって、簡単に首切りをしたかもしれない。

だから、内定を取り消されたあなたは ついている!

どうか、元気を出して、たくさんの可能性のある未来を思い描いてほしい。

新卒ブランドなんて、今や、とっても綺麗なカビ生え毒キノコ。そんなもの信じてちゃダメ。そんな古い考え方だと、思考停止の老害に成り下がってしまうから、用心するんだ!

悶々としてしまうなら、この3つに相談しに行こう

就職をディスったが、もちろん就職にも良い点はあり、そこを捨て来れずに悶々としてしまう人も多いだろう。

でも、内定が復活することは、まず期待しないほうがいい。裁判で勝って無理矢理入社した人も過去にはいるが、まず現実的ではない。というか、内定が復活したとしても、あなたの人生をかきまわすような企業で心地良く働けるか?ということだ。

とはいえ腹の虫がおさまらない場合は、以下の対処をしてみよう。

  • 学校のキャリア部門に相談する
  • ハローワークや労働局に相談する
  • 弁護士に相談する

の3つを、上から順に試してみてほしい。

で、必ず、就活のときの資料、内定が出たときの資料、内定が取り消されたときの資料、その他就活に必要な経費を証明する書類(領収書など)を、ある分だけかき集めて持っておこう。

本気ならいきなり弁護士に相談を

本気なら、いきなり弁護士に相談に行くと良いと思う。

学校のキャリア部門は、職員の質にもよるが、話がなかなか進みにくいことがあるし、ハローワークや労働局も、人によってお役所仕事しかしてくれない可能性も実はある。否定はしないが、本格派ではないといったところ。

一方、弁護士は、公務員ではなく、あくまで民間の職業人。業界での競争が激しく、より良いサービスを提供するよう心がけている所も多い。

弁護士の質にもよるが、うまくいけば、損害賠償までたどり着けるし、内定復活も叶えられる可能性があるので、本気ならばすぐにでも弁護士に相談しよう。

たとえうまくいかなくても、ひとりでクヨクヨしたり、ましてや飛ぶだなんて、絶対ダメだ!

いろんな人を味方につけて、少しずつでもいいから前進すれば、見えてくる景色は変わる。

おわりに

私はこうやって書くことでしか応援できないが、一応社労士事務所に勤める人間として、あなたのご多幸をお祈りしたい。

あ、ちなみに、社労士への相談はあまりオススメしない。社労士は、日頃の労務管理やトラブル予防にはうるさいが、いざというときの法的なトラブル解決はやはり弁護士が一番(というか、法律的に弁護士しか取り扱ってはいけない内容もあるため、そういう意味でも弁護士への相談が良い)。

あと、YouTubeで自己啓発やビジネス関連の動画を観るのもなかなか良い。鵜呑みは怖いので、少し距離を置きながら、参考程度に観てみよう。考え方に変化が訪れると思う♪

では、ご健闘をお祈りいたします。

少し元気が出たら、美味しいもの食べて笑ってくださいね♪