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これで勝て!アフターコロナで取っておきたい資格はこの3つだけ!

世界を震撼させている新型コロナウイルス。。。
この騒動が済んだ後の世界<アフターコロナ>では、経済状況がひどく低迷し、失業者も増えると言われている。

そこで興味深いことに、不況になると、非常に多くの人が資格を取ろうと目指すようになる。
かつてのリーマンショック時も、各資格試験の受験者がかなり増えたようだ。

そこで今回は、アフターコロナの世界(つまり大不況の時代)を生き抜くために取っておきたい資格を3つだけご紹介する。

今回ご紹介する資格を持っていると、就職で有利になるのはもちろん、昇進や昇給にもプラスに働く可能性がある。さらには、自分のスキルアップにもなるため、自己研鑽にももってこい。

あくまで私なりの予想なので確実性はないが、不況になっても色あせないであろう資格だけ厳選したつもりだ。ただ、コロナという前代未聞の事態なので、まだ先行きが不透明な中での考察だ。そこだけはご了承いただきたい。

3つの資格とは、次のとおり。

・日商簿記検定試験2級
・TOEIC
・登録販売者

「たったこれだけ?」と思われるかもしれないが、はっきり言って、取りやすい資格のほとんどは儲け主義の資格ビジネスであったりして、学んでも自己満足で終わることが多い。逆に、難関といわれる資格というのは、コスパが悪すぎるのでオススメしない。

では、1つずつ解説していこう。

日商簿記検定試験2級

日本商工会議所および各地商工会議所が主催する日商簿記検定試験だ。簿記といったらコレ!そしてどの資格がいいか迷ったらコレでいい。

オススメの理由

・有名かつ信頼度が高い
・数字的な経営眼を養える
・やればやるほどゲームのよう

ハローワークや求人サイト等で検索をかけると、やはり日商簿記2級を必須条件や歓迎条件にしている会社は多い。アフターコロナで求人数が減っても、他人より一歩前に出るには、取っておいたほうが良いかも。お守りにもなる。

また、基本的な財務諸表を読んだり作ったりもできるようになるので、経理に限らずあらゆる業界でプラスになるし、独立しても生かせる。つまり、ビジネスの基本が学べるというわけだ。

あとこれは個人的な感想だが、簿記は、勉強してできるようになってくると、ゲームのスコア稼ぎのような感覚にもなる。そうなってくると、勉強が楽しくなる。

注意点

・現場職には生かせない可能性がある
・3級だと不足
・たまに激ムズ

簿記初心者が3級から順に取るのが良いが、実際に社会で評価されるのは2級から。かといって1級はオーバーな気がするので、やはり2級はコスパがいい。

合格率は20%を切ることも多く、ハズレ回にあたると激ムズ。うまくいけば3級合格後3ヶ月程度で合格できるが、長引く人は長引き、1年を超えてしまうことも普通にある。

逆に考えば、それを乗り越えれたらやはりそれなりに評価されるってわけだけど・・・、初心者は3級から慣れていくのが無難。

TOEIC(トーイック)

これは、国際コミュニケーション英語能力テストのことで、一度は聞いたことがある人も多いはずだ。

オススメの理由

・有名かつ信頼度が高い
・英語力の可視化にぴったり
・なんとなくかっこいい

アフターコロナでも、英語力のアピールは必ずや役に立つ。なぜなら国際社会だから。ある程度の点数をとれば昇進させてくれる会社も増えている。昇給しづらいアフターコロナだからこそ、まわりより抜きん出る必要がある

そのため、あらゆる求人サイトでも、登録をしたときに、自己PR欄にTOEICの点数等を記入する欄があったりする。そこがスカスカだと、やっぱりさみしいし、英語力の証明にもならない。

となると、英語力をスコアで可視化できるTOEICは、一定の信頼性があると見て良いだろう。

注意点

・これと仕事は別物
・高得点を取らないと価値なし
・ピンとこない会社も少なくない

TOEICが優秀だと、なんだか英語ペラペラでグローバルな感じがするが、実際に仕事で英語を使うのとは別。TOEICなんかなくても、英語ができてしまう人もいる。

TOEICは合格・不合格の二択ではないので、評価される点数は会社によってまちまち。一律に決まっているわけではないが、750点以上の高得点が望ましいかも。

難点は、あなたを評価する人たちがTOEICに興味がないと、いまいちピンときてくれないかもしれないことだろうか。

登録販売者

一般用医薬品の販売に必要となる資格だ。薬剤師でなくても、この資格があれば、一部の医薬品を取り扱うことができる公的ライセンス。

オススメの理由

・世間で衛生・医療への関心が高まっている
・伸びている業界で働ける
・知識が生活に役立つ

新型コロナの蔓延を契機に、世界中で衛生に対する意識が高まった。消毒やマスクなどの衛生用品はバカ売れし、ほかにも、手洗いなど予防の重要性を再認識した人も多いだろう。

それと、今は高齢社会。医薬品に頼る人自体、全体的に増えている。商業動態統計調査でも、ドラッグストアは成長を続けている産業だということが分かる。

ドラッグストア等に勤めるなら、一般従業員よりも、登録販売者の試験に受かった人のほうが、さらに有利だ。

注意点

・業界が限られる
・都道府県ごとの実施で、試験は年1回
・飽和状態になるか?

一部の医薬品の販売に携わる以上、働く業界は限られてくる。でも、働くフィールドは、ドラッグストアのみならず、コンビニ、家電量販店、ホームセンターなどと、色々。

試験回数が、最近はどうやら年1回のようなので、一度不合格になるとまた来年!

非常に人気の高い資格のひとつなので、いくら産業が成長中といえど、供給が足りてしまうと飽和状態になり、競争率は高くなる。やるなら今しかない。

この資格は良いの?悪いの?

たった3つしか紹介しなかったが、3つ以外のよく聞く資格について、ほんのちょっとずつ触れておこうと思う。

ファイナンシャルプランナー(FP)

ファイナンシャル・プランニング技能士(FP技能士)は、そこまで大きなメリット・・・というかインパクトがない。金融や保険関係の会社内で昇進要件になってたりするかもだが、業界的には将来は明るくない。

国際的なAFPやCFPの資格を取得をし、お金の専門家を目指すっていうのはアリかも。

社会保険労務士(社労士)

社会保険や労働問題の専門家はいつの時代も必要になると思うが、社労士は割と飽和状態にあり、またAI(人工知能)の影響も受けやすい。

私は社労士事務所に勤めているが、安い給料でこき使われるといった現状でもあるし、独立者の多くもなかなか厳しい状況に置かれている。その割には難しい試験なので、コスパは良くない。

ITパスポート

ITの入門としては悪くない資格で、求人を見ていても、これを条件に挙げているところも一応はあった。

ただ、これを取得したくらいでは、ITの知識証明としては物足りない。情報処理技術者試験くらいは合格したほうが良いだろう。というか、IT業界は資格よりも実力主義だったりする所も多いと聞く。資格に挑戦するくらいなら、是非プログラミングを学ぼう。

看護師

不況でも食いっぱぐれのない資格(免許)。しかし、看護系の学校を出ないといけないなどの受験資格が必要なので、誰でもかれでも受験できるわけではない。また、看護師は離職率も高い傾向にある。

私の勤める社労士事務所の顧問先の医院でも、次々と看護師を採用している。履歴書を拝見することがあるが、けっこうテキトーだし、顔写真も「え?なんでこんなの?w」と思えるようなものも・・・。それでも採用するくらい人手不足。給料は、ある程度経験がある人だと悪くはないといった印象。

介護福祉士

これも受験資格が必要だが、介護士として働くなら、資格手当を狙って介護福祉士の資格を取得するのが望ましいだろう。これも不況に強い資格。この資格取得を目指すなら、まずは無資格介護士からスタートすべし。

資格はあくまで補強材料!アフターコロナでは特に動機が重要に

どの資格でもいえることは、あくまで補強材料ということである。

どんなに難しい資格であっても、それだけ持っていてもほとんど効力を持たない。
いっときの知識の証明にしかならない。

やはり考えるべきは、実務でどれだけ応用を効かせられるか、また、その資格を生かして、他人とどう差別化していくか?といった点だろう。

特にアフターコロナの不況の世界では、より効率の良さが求められる。つまり非効率な人は必要とされないのだ。だってそんな人はコスパが悪いから。

となると、やはり資格取得の動機こそ命!

面接等では、資格をアピールしすぎても「痛い人」と思われかねない。資格を使ってどんな働き方をしていきたいか?をきちんと説明できることが大切だろう。

100歩譲って「この資格を取れば絶対大丈夫」といわれる資格があっても、それを生かすも殺すも本人次第。そして、それがもしやりたくもない仕事のためのものなら、取得するメリットは小さいといえる。