2020年第52回社労士試験の出題に、新型コロナの影響は…??
ここ最近、新型コロナの話題が尽きないが、2020年の第52回社労士試験の受験生にしたら、それどころではないかもしれない。
自分が新型コロナにかかってる場合ではないし、ましてや試験の開催にも影響したらどうしようと不安ではないだろうか。
でもああだこうだ考えても仕方ないので、今回は2020年の社労士試験の出題に関して、少し考えてみたいと思う。
なお、私は分析家でも予備校講師でもないので、そんじょそこらのサラリーマンの博打だと思って読んでいただけたら幸いだ。
新型コロナ関連の出題あり!?
さて、気になるのは、やはり新型コロナ関連の出題があるかどうかだ。
怪しい臭いがするのは、以下のもの。新型コロナそのものが話題とされることは多分無いと思うが、新型コロナの影響で騒がれた時事ネタや関連ネタが出題される可能性は大いにある。
- 休業手当
- 年次有給休暇
- 解雇(内定取消を含む)や雇止め
- 職場の衛生管理関連
- 雇用調整助成金、時間外労働等改善助成金、その他の助成金
- 安全配慮義務
- テレワークや時差出勤などの働き方関連
- 傷病手当金
- 国民年金保険料の免除
- 厚生年金保険料等の分納(換価の猶予)
・・・などなど。
まあ、新型コロナなんて関係なく重要なものも多いから、特にピックアップするまでもないかもしれない。が、優先的にマークしておくと良いかもしれないよね。
択一式と選択式とでは、おそらく択一式で出題される可能性が高い気がする。でも、選択式で出題されても良いよう、キーワードやその周辺のワードを意識しながら勉強を進めたいところ。
内定取消に関する判例も怪しいし、労一だと労働契約法の安全配慮義務とか、テレワークや働き方関連の統計にも気をつけたい。あ、「テレワークにおける適切な労務管理のためのガイドライン」というのもあるわ。
・・・と、あれこれ考えていると、ヤマを張るのはあまり大して意味がなく、やはり博打のようなもんだと感じる。
意表をつくのが社労士試験
「予想しといて責任逃れか!!」と言われそうだが、社労士試験の予想はなかなか当たらない。最新の法改正が出る出る!と言われたのに、ほとんど出なかった回もある。
逆に、テキトーに予想しても当たったりする。予備校とかは、それを予想的中と言っちゃう。ま、間違ってはいないけどね。
新型コロナウイルスの影響は気になるところだが、あまり考えていても仕方がない。どうしてもヤマを張りたいなら、全部ひと通りきちんとやってから張ることをオススメしたい。
楽しようと思ってヤマを張っても受からないのが社労士試験だ。
新型コロナ関連の公式ページは目を通しておこう
試験での出題傾向にかかわらず、新型コロナ関連の情報については、きちんと知っておいて損はない。仮に今後新型コロナが終息しても、過去にこんなことがあったという事実を知っておくことは参考になる。
ひとつ社会保険労務士会連合会のサイト。試験対策の上でも、これには目を通しておこう。
社会保険労務士会連合会
新型コロナウイルス感染症関係情報
https://www.shakaihokenroumushi.jp/organization/tabid/710/Default.aspx
社会保険労務士会連合会
新型コロナウイルスの影響により保険料の納付が困難となった場合
http://www.aichi-sr.or.jp/news/2020031211295098.html
厚生労働省のサイトも、余裕があったら見ておくのが良いかも。
厚生労働省
新型コロナウイルス感染症について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html