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真夏でも毎朝黒いスーツで通勤していた人を見て、どんな職場かを想像する

毎朝同じ時間に出勤していると、顔ぶれも同じようなもの。

そこで、毎日見ている人の中に、真夏でも黒いスーツを着用していた人がいる。見た感じでは20〜30代。9月になっても残暑が厳しいが、当然今も、彼は黒スーツを着用して出勤している。

彼は一体、どんな職場で、どんな仕事をしているのだろう。クソ暑いにもかかわらず、スーツの着用を強いられているなんて…。もしかして本人が好きでやっているのだろうか。極度の寒がりで冷房対策?

営業マンなのかな?とも思ったが、営業マンでもスーツを着用していない人は多いので、見た目で判断は難しい。

外まわりでなければ、室内勤務で、冷房がガンガンに効きすぎている職場なのだろうか。それか、昭和の古臭い体質の会社で、通勤時にはスーツを着用すべしという謎ルールがあるのだろうか。いや、ブラック企業で、四六時中のスーツ着用を義務付けているのだろうか…。

単にスーツを愛する人だとしても、彼のスーツはくたびれた感じなので、とてもスーツ愛用者には見えない。ビジネスバッグを肩からかけており、そのバッグが食い込んでクシャッとなっている時もある。髪もそんなにキレイに整えてはいないし、そそっかしい歩き方。

う〜む、純粋に、どんな職場でどんな仕事をしているのか、気になるなー。

というか、こうやって考えることが、けっこう楽しい。

私が前職で言われたのは、「お客さんの背景を考えろ」だった。いや、言われなくても知ってるわ!と返したくなったけど、仕事に追われていると、どうも「自分が自分が」と視野が狭くなりがちだ。これは誰にでも経験のあることだろう。

だから私は、なるべく外に意識を向けるようにし、人間観察をしては、その人の職場や仕事、ひいては心情や家庭環境までを想像したりするようにしている。

人間だけではない。モノや社会情勢についても同様。今この日本にはペットショップは何店舗あるのか?とか、社会保険労務士を知っている人は何人いるのか?とか、まあ色々想像や推定をするわけだ。なんの材料もなしに(←ここポイント!フェルミ推定にも関連してくる)。

・・・おっと、話が逸れたので、スーツの話に戻そう。

真夏でもスーツ着用を強制している会社があるのだとすれば、ハッキリ言おう、転職を考えたほうが良い。

私は、スーツ姿の彼を見るたびに、「ツラくないのかな?」「ほかにも色々謎なルールがあって、苦しんでいるのでは?」と考えてしまう。髪がボサボサだと、「目覚めが良くないのかな?」とか「モチベーションは維持されてるのかな?」とか、色々考える。

聞くところだと、職場では作業着なのに、通勤時だけはピシッとスーツを着て来いという会社もあるようだから、力の入れどころがおかしくね?って思うわけだ。

昭和ゴリゴリの方々なら、そこまで違和感が無い人も多いかもしれないが、今はそんな古いことは言ってられない。古い体質にこだわるということは、変化を求めないということ。思考することをやめているということだ。

このご時世、会社も、生き残るには変化し、変容していかなければならない。それができない会社は、時代に取り残され、社員からも顧客からも、次第にそっぽを向かれることになるだろう。