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多くの人が「マスク警察」になり下がる素質を持っている

今日、Twitter で「マスク警察」なる言葉がトレンド入りし、色々な意見が巻き起こっている。どうやら、あるテレビ番組で取り上げられた言葉らしい。

しかし私は、前にこのブログで「マスク警察」という言葉を使っているし、日頃の家族との会話でも、度々登場していた言葉なので、「何を今さら…」というのが正直なところ。

さて、マスク警察とは、自粛警察と同様に、マスクをしていない人にマスク装着を強要したり罵声を浴びせたりする人のことをいう。間違っても正義の警察官ではなく、正義の仮面をかぶった勘違いさんにすぎない。

マスク警察は迷惑だし強要罪等にも該当しうるが、たとえ口に出さずとも、心の中で同じようなことを思っている人は多く、そういう人なら誰でもマスク警察になりうる素質を持っている。そう、マスクをしていない人を見ては、ただただ一方的に「マスクしろよこの野郎」とか「この非常識人間!くたばれ!」とか思ったりする人は、用心したほうが良いというわけだ。

たしかに、マスコミや世間が「マスクマスク!」と煽るから、神経質になってしまうのも分からなくはない。

ただ、前から言っているように、最近のマスク信仰は度を越している。そこに日本人特有の同調圧力も加わり、マスクをしない人が悪者やバイ菌として扱われるようになっている。

いい加減、目を覚ましたほうが良い。

マスクをする人はすれば良いと思うが、他人の都合なんぞ分からない。自分のことばかり考えず、相手の事情なり体調なり価値観なりを重んじるべきだ。これは、少し冷静になれば分かるはずなのだが、扇動されてしまった状態では、正常な思考も停止してしまう。

早いうちに考え方を変えよう!

科学者の武田邦彦氏が YouTube で言っていたが、 “テレビウイルス” こそ怖い。新型コロナはたしかに脅威の一種かもしれないが、落ち着いて考えれば、なぜ新型コロナばかり騒がれ、日本中がピリピリして対策を講じているのか、不思議に思う。インフルエンザやノロでも人は亡くなっているのに、なぜかマスコミは新型コロナの悪影響ばかりを切り取って報道する。そのほが視聴率がとれるからね。

マスクも然り。厚労省が屋外でのマスクの熱中症リスクについてアナウンスしているし、専門家も、マスクについて懸念の声をあげていたりもする(たとえばこんなの)なのに、そういう情報はあまり頻繁には流れないし、たとえ流れても、人の心にはなかなか響かない。

いまだ、マスクさえしていれば新型コロナにかからないと信じている人がいる。そういう人はテレビウイルスにかかっているので、そちらの治療を急ぐべきところだ。悪化すれば、途端にマスク警察へと変貌し、人々を傷つけてしまう。いったんマスク警察になると、浄化されるには多大な時間を要することになるだろう。