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第一種衛生管理者試験に約1ヶ月で一発合格したときの学習方法

衛生管理者という国家資格(免許)があるが、今回はその第一種試験のお話。

私が受けたのは2017年なので今は昔。多少出題傾向が違ってきているかもしれないが、基本的な学習方法は変わらないと思っている。

そこで今回は、第一種衛生管理者試験に約1ヶ月で一発合格した私の学習方法についてまとめてみた。

先にお断りをしておくと、お伝えするやり方がベストとは思わない。あくまで私には良かっただけで、皆さんに合うかどうかは分からない。

参考程度にご覧いただけると幸いです。

なお、私は受験資格を満たしていたものの、理系出身でもなく看護系出身でもなく法学部出身でもなく、マネジメント経験もなく仕事も全然別業種で、衛生管理といえば “潔癖症” くらいしか取り柄のない人間でしたw

使用教材は、テキスト&問題集 各1冊 + ネット

私が使ったのは、

・ユーキャンのテキスト
・ユーキャンの問題集
・ネットにあった過去問

これだけ。

以下、少し詳しくお話ししよう。

ユーキャンのテキスト『速習レッスン』

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インプット用のテキストはこれ一冊。

クドくなく、それでいてスカスカでもなく、ちょうどいいまとまり具合だった。2色刷りで、余白も程良くあり、レイアウトも良かった。

正直、このテキスト以外にも良質なものはあるが、当時の私は、「とりあえずユーキャンは有名だから」という安直な理由で選んだ。

これから選ぶ人は、別にユーキャンにこだわる必要はないと思う。迷ったらユーキャンでOK。

ただ、第一種受験者向けと第二種受験者向けの2種類があるので、買い間違えないよう要注意!

ユーキャンの問題集『重要過去問&予想模試』

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テキストがユーキャンだったから、問題集もユーキャンで!という乗りでこれにした。テキストは2色刷りだったが、これは1色だった。

衛生管理者の試験の場合、過去問は全て公表されない。そのため、問題集にあるのは、過去に公表された過去問の中でも重要なものにすぎない。

ま、ひと通り解いておけば基礎は身につくかな。予想模試は大変ありがたい。

ネットにあった過去問

ググってみたところ、無料で利用できる過去問サイトもいくつかあった。

衛生管理者の問題は全ては公表されないので、過去問サイトに載っていたのは、あくまで公表されたもののみだったはず。

それでもやはり、繰り返し繰り返し問題を解くことは、実力アップには欠かせないものだ。

利用できるものは利用し、スキマ時間も勉強しよう!

インプット:アウトプット = 3:7 くらい

では、私や学習方法について踏み込もう。

最初の1週間はひたすら読み込み

私の場合、最初の1週間くらいはひたすらテキストを読む時間にあてた。

一日あたり30分程度読んだので、30分×7日だとすると3時間半は読んだことになる。

メモもせず、とにかく読むだけ!眠くなったら中断し、踊ったりコーヒーブレイクをしたりしてから再開!

あとは問題を解いて解いて解きまくる

あとは、本番まで問題を解きまくる。ああだこうだ言わずとにかく解き、間違えたところは、翌日とかに復習し、テキストの該当箇所も読み返す。

一日あたり30〜60分解いたので、45分×20日だとすると15時間くらいのアウトプット。実際はそこに再インプットも混じってくるので、総じて、

インプット:アウトプット = 3:7 くらい

かなあと思う。

30時間前後の過集中学習で合格

休日は2,3倍増しくらいで学習した(と思うが記憶が定かでないw)。直前期は、もっと多くやったかも。

したがって、先ほど書いた内容も加味すると、総学習時間は30時間前後といったところかな。

一般に、第一種衛生管理者試験には100時間ほどの学習時間が必要とされるが、1ヶ月くらいコンスタントに学習し、学習時間中はとにかく過集中なくらい取り組めば、大幅に効率化できるってわけだ。

やればできる!!

ただしデメリットがひとつあって、深い理解をするには30時間では足りない。つまり付け焼き刃的に覚えざるを得ないので、試験を終えたら、知識は記憶の彼方へと去ってゆくだろう。

実務のことを考えたら、それはよろしくない。でも、免許取得という目的達成は割と簡単なのだ。

本番中、冷や汗と共に「落ちたかも」と頭をよぎった

余談になるが、ちょっと怖い話。

衛生管理者の試験は、過去問が全ては公表されない。非公表の問題、つまりブラックボックスが存在する。

本試験は、ある程度は過去問に似たような問題が出るのだが、やはり見たこともないような難しい問題が混ざってくる。

そういう問題は、テキストのどこかに載っていることもあるが、載っていないこともある。だから、いわゆる捨て問なのかもしれない。

だが、捨て問を捨てたら、あとの問題をきちんと正解しなければ、かなり肝を冷やすことになる。

それだけではない。

過去問に似たような問題が出るといっても、完全同じとはならない。過去問ばかり解いていると、解けているという錯覚に陥ってしまうが、それこそが失敗の元。

試験問題等は回収されてしまうので、後で見直すこともできないし、自己採点も難しい。となると、手応えがなければ、合格発表までの一週間ほど悶々と過ごすことになる。

私は、試験中に肝を冷やし、合格か不合格かの瀬戸際な感覚で一週間を過ごした。無事に一発合格できたが、圧勝ではなかった。

合格率は、2019年度の統計だと46.8%。国家試験としては高めだが、侮るなかれという感じだ。試験回数が多いため、複数回受験して合格している人も少なくない。と考えると、40%台という数字は、あまり鵜呑みにしないほうが良いだろう。