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TACのオレンジ本『社労士全科目横断総まとめ』の長所と短所

TAC出版から出ている、"みんなが欲しかった” シリーズ。「みんな」という言葉が、なんとも日本人の心理をついてきてイヤラシイw

まあそれは良いとして、、
そのシリーズに、『社労士 全科目横断 総まとめ』という小ぶりのテキストがある。例年、甘酸っぱそうなオレンジ色なので、本屋に行くとすぐ分かる。


みんなが欲しかった! 社労士全科目横断総まとめ 2021年度 (みんなが欲しかった! シリーズ)
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今回は、この『社労士 全科目横断 総まとめ』(以下、オレンジ本)の長所や短所についてお伝えする。

結論から言うと、お守りになる。私が合格した年は、オレンジ本を副教材として使用した。

でも、オレンジ本が無かったら不合格だったのか?というと、そうでもない気がする。

オレンジ本は、そういう中途半端な位置づけのテキストでもある。

オレンジ本の長所

なんといっても、テキストのタイトルにあるように、

・ 横断整理ができる

という点が大きな長所。

社労士試験は、科目が違うにもかかわらず似たような文言や仕組みが多く、頭の中がごちゃこぢゃになりやすい。オレンジ本を使うと、そのごちゃごちゃ感を、ある程度取り払うことができる。

ほかには、

・赤シートで隠しつつ、要点の再確認ができる
・カラー刷りで優しいレイアウト

といった長所もある。

スキマ時間を使って、赤シートでサクサク進めていけるのはなかなかありがたい。学習が進むと「木を見て森を見ず」な状態になりがちなので、それを防ぐためにも役立つ。

さらには、

・直前期の再確認
・本試験当日のお守り

としても役に立つ。

直前期は気が焦り、重要事項をパパッと確認したくなったりする。オレンジ本は、要点がうまくまとまっているため、そんなときに便利。

また、本試験当日は、何のテキストを持っていけば良いかけっこう迷う。なにか決めているのがあれば良いが、無いならオレンジ本が良いかも。要点がまとまっているのが、やはり良い。

オレンジ本の短所

オレンジ本は便利だが、物足りなさもある。

・基本事項しか確認できない
・試験問題への耐性がつかない

などといった短所があげられるかも。

あくまで要点の横断整理のためのテキストなので、これだけで合格などほぼほぼ不可能。また、サクサク読み進めちゃうので、まわりくどい言い回しの多い試験問題への耐性はつきにくい。

いくらオレンジ本を完璧にしても、耐性や思考力がなければ、試験には太刀打ちできない。逆に言えば、オレンジ本がなくても、耐性や思考力があれば、あとはどの方法でも良いから横断整理ができれば良い。

もうひとつ短所をあげると、

・材質がちょっと硬い

といったもの。

カラー刷りのため、紙がやや厚め。小ぶりで持ち運びに便利なものの、やや持ちにくさはあるかもしれない。

オレンジ本を買おうか迷っているなら

オレンジ本を買おうかどうか迷っているからこそ、このページに来られたのだと思う。

答えは簡単。

買おう

だ。

「いらないわ」と鼻からそう思っているならいらないと思うし、偶然ここに読みにきた人も、わざわざ買うような物ではない。

が、迷うなら買う。これが一番。

もし買わずに不合格になったら、こうは思わないだろうか??

「あぁ、あのときオレンジ本を買っておけば、こんなヘマは起きなかったのかもな・・・」と。

まあ、絶対そうなるとは限らないけどね。

逆に、ここで買わずにスルーしてしまう人の中には、こんな人もいるだろう。

「オレンジ本なんて、買ってもどうせ役に立たない。買わないのが正解!」と。

まあ、たしかに役立つかどうかは分からない。というか本人次第ってところ。ただ、『キツネとブトウ』の話のようになってはいけないね。

え?どんな話かって??

・・・キツネは、どうしても取りたいブトウがあったが、どう頑張っても取れず、結局あきらめて、「あのブドウはどうせ酸っぱかったはずだ。取らなくて良かったんだ!」と、自分を自己正当化する話。

オレンジ本ならまだしも、社労士試験でそんなことにならないよう、後悔のない学習をしていこう。

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