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1ヶ月で決めた!社労士事務所への求職活動

社労士試験合格者向けの事務指定講習が修了し、社労士登録のための要件がそろった。

さて!経験を積むために、まずは事務所に就職せねば!

と思い、2019年の9月から求職活動に出た。

とりあえずハローワークへ行き、求人検索。

社会保険労務士という単語で検索をかけることはできなかった(私の勘違いだったらごめんなさい)ので、社労士を募集していそうなジャンルに絞り込んで次々と検索をかけてみた。

ハローワークの検索機使用には制限時間があり、私が行ったハローワークでは60分。最初「60分もあれば余裕余裕!」と思ったが、あっという間に時間は過ぎた。

とにかく気になる求人票をいくつかプリントし(これにも数に制限がある)、帰宅して精査してみることにした。

私の住むところは、少し時間をかければ大きな市街地に出られる地域。その市街地までの範囲では、気になる求人票は10件くらいあった。「なんだ。意外にあるじゃん!5chでは就職口がないと噂されていたからヒヤヒヤした」と思った。

・・・のも束の間で、いざ帰宅して絞ってみると、2,3件しか良いのがなかった。

未経験OKの正社員募集は当然であるとして、さらに、比較的ストレスなく通える場所、給料もそこそこ、社保もあり…となると、そう甘くはなかった。

けれど全く無いわけではなかったので、とりあえず先は見えてきた!とプラスに考え、日を改めてハロワに行って再び検索をかけることにした。

補助業務も考慮しつつあらゆる角度で再検索したら、もう少し出てきた。

で、気になるのをプリントアウト。ついでにハローワークカードを作り、窓口利用手続きも済ませ、履歴書や職務経歴書の作成ガイドをもらってその日は終わった。

その場の勢いで面接の予約をしても良かったのだが、将来の生活が左右される重要なことなので、ゆっくり考えることにした。さらには、履歴書や職務経歴書を作成せねばならなかったため、すぐ面接の予約を入れても前に進めやしない状況。

なので、1~2週間かけて、履歴書や職務経歴書を丁寧に作成した。手書きはめんどくさいので、もちろんパソコンで。手書きのほうがいいって声もあるが、そんなサビついた意見は信じない私だった。

で、準備ができてから、気になる求人票を持ってハロワへ。とりあえず1件、割と大きいA事務所の求人票だ。ハロワの職員の方が電話でAに予約をとってくださり、私はその日か翌日あたりに書類を発送。

さらに翌日、Aから書類選考通過の電話がきて、面接日を決めた。

で あとは面接日を迎えるだけ。

面接日までの間にカバンなどを購入した。これがなかなか大変で、時間もお金もかかった。幸い、スーツやシャツは古いもので間に合ったが、靴やネクタイ、カバンなどを買うだけで、この時点で軽く5万くらいかかった。ちまちましたものを含むと、もう少しいったかもしれない。覚悟はしていたが、いざ諭吉さんが飛んでいくと心が痛む。

話を戻すと、面接1件だけでは不安だったので、比較的小さな規模のB事務所の予約を取るべく、再びハロワへ行った。

書類送付後、Bからもすぐ電話がかかってきたが、Aよりも早い日に面接が決まった。しかもAの面接の前日。

Bは、実際に行ってみると、美味しそうな匂いの漂う繁華街にあり、ビルは古く、そして狭く、要塞みたいに感じた。部屋も気持ち薄暗く、トイレは臭い。さらに、求人票では筆記試験無しとなっていたが、いきなり給与に関する簡単な計算試験と文章タイピングをやらされてかなり焦った。しかし、所長とその隣にいた所員は、大らかに私を受け入れてくださった。「これまでやってきたフリーランスの仕事を細々と続けたい」と告げても、「副業は業務に差し障りがないなら良い」とのことだった。感触は「採用されそう」な感じだった(ただ、計算試験は自信がなかったので、そこだけ不安だった)。

翌日のAは、とにかく綺麗。ホームページも充実。実物を見ても手入れが行き届いており、面接を受ける私にもあたたかいお茶を出してくださった丁寧っぷり。だが、面接は、人事担当者3名とのお堅い会話。筆算の試験や適性検査もあった。後で所長と1対1の面接があったが、「社労士業界には程遠い業界でフリーでやってきたあなたを、私は信用していません。うちで正社員で雇うには怖すぎる」と言われてしまった。「求人票の未経験者歓迎ってのは嘘かよ!そもそも鼻から否定するだなんて、酷すぎるにも程があるでしょ!」と叫びたくなった。副業の件も「ありえない」とのことだった。働き方改革が叫ばれる現代なのに、古い考えの社労士もいるもんだな…と痛感。

結果、Bは採用、Aは不採用だった。

実は、上記の出来事の狭間で、別のC事務所も受けていた。こちらは所長と1対1で和気藹々と会話し、最後に心理学的な適性検査を受けた。感触が良すぎたので「落ちたかも」と直感した。案の定、後日不採用通知が届いた。和気藹々だと落ちるっていうのは本当かもしれない。。

もうひとつ、D事務所には、ネットからエントリーしていたが、音沙汰無し。

したがって、戦績は、1勝3敗。
1勝ではあるも、なんとか勤め先は定まり、一安心。。ひとつでも決まればイイのさ。

要塞みたいな汚いB事務所だが、住めば都だろうと思うことにした。やや不安はあったが、所長の考えがラフな感じだったので、働きやすそうに思った。

というわけで、私の求職活動エピソードでした!

初めてハロワに行ってから決まるまで、約1ヶ月。

それが早いのか遅いのか私には分からないが、思ったよりもスムーズに終わった。

あ、それと、求人票は100%信じちゃダメですな!