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企業内社労士がいても外部の社労士に外注してみるという手もある

数ある企業の中には、社労士が在籍しているところもある。社労士は、大きく分けて開業型と勤務型があるが、いわゆる勤務型の社労士がそれだ。

そういった企業内社労士は、社会保険の手続きや労務管理、給与計算などの業務を任されていたりする。ただこれらは、企業内の者であれば、非社労士でも任されうる業務だ。

私の職場にも社労士がいるが、彼女は、あくまで人事事務を主に担う事務員で、主に給与計算を担当している。彼女の部下である私は、社労士試験に合格しているだけの社労士未登録者で、社会保険の手続きなどを中心に担当している。もちろん、企業内の事務員であるなら、一般事務もやらなければならない。

つまり、社労士だとか社労士試験合格者とかいっても、それらしい働き方はしていない。

人手不足(なのに人員は増やされない)なので、社労士であるわが上司は、給与計算にヒーヒーいっている。残業もエグい。私はまだ入って半年ほどなのでそこまで業務量は多くないが、仮に私がもっと成長したら、今の社労士は別の部署に異動し、今度は私がエグい目に遭う…なんてことも考えられる。

上層部は、自社内に社労士がいることを強みだと思っていると思う。そして、大きな期待と信頼を寄せながら、給与計算や勤怠管理を任せているはずだ。いずれ私もその立ち位置に上がらなければならない気がする。

だが思う。

もう、いっそのこと外部の社労士に外注したら?と。

もし上司が倒れたら、いったい誰が給与計算をするというのだろう。私はまだノウハウ不足だし、ミス多発のアホだ。他のメンバーも、事務はベテランでも給与計算は未知の世界だ。このままでは、いずれ給与が支払われなくなってしまう事態も考えられる。

だからこそ、早いところ社労士に給与計算を外注したら?と思うんだけど・・・(すでにそういう案は出ているのかな。。)。

ただデメリットとしては、企業内のやり方を事細かにお伝えして引き継いでもらわないといけないのがひとつ。これまでの歴史ごと引き渡すとなるのだから、事は大きい。

そして、我々と顧問社労士との連携を絶えずきちんと行わなければ、伝言ゲームが食い違い、トラブルの元となる。だからこちらも、正しく情報を把握し、勤怠管理等をきっちり行わないとならなくなる。他部署の人の協力ナシにはうまくいかない。

あと、今の上司の社労士的プライドにどう対処するか?も課題のひとつだ。

・・・だけど、うまく軌道に乗せられれば、我々の負担は減り、ゆとりも生まれ、雰囲気も良くなる気がする。今の人数と今の業務のままだと仮定するならね。

ましてや上司は社労士だ。企業内社労士と顧問社労士が手を組み、うまいことやっていくのもひとつの方法だと思うんだけどなあ。お互い専門家同士でね。

上層部には、「給与計算は企業内社労士にさえ任せれば安心!」という考えはやめてもらって、「企業内社労士といえど、大事な社員だ。我が社らしい業務にゆとりを持って専念してもらい、給与計算という誰がやっても結果が同じものは、アウトソーシングで顧問社労士に任せよう!」と考えてもらたいところ。

・・・と、まだ入って半年ほどの青二才が理想論をほざいています!(^^)v