★当ブログでは、Googleアドセンス広告や、記事によってはアフィリエイト広告を貼付しております。

やる気のない新人エピソードを読んで、ほっこりすっきり!

やる気とは何ぞや?という深い話はさておき、面白い記事があったので早速ご紹介してみよう。

新人「仕事やる気ないです」。本当にいた「地雷新人」まとめ – まぐまぐニュース! https://www.mag2.com/p/news/368628

これは興味深く読めた。というか、新人の皆さま、グッジョブ!と言いたいところだ。皮肉ではなく本気で。

生真面目なジョーシキ人間は「こんな人間、欠陥だ!」とか「これだから若者は・・・」とか「最近の子は甘いねぇ」と思ってしまうのだろうが、いや、実に素直でかわいいと思う。

もちろん、仕事に悪影響が及ぶのは良くないので改善は必要だが、なにも目くじら立ててまでして怒る必要はない。もし記事を読んだだけで怒れてくるなら、アンガーマネジメントにきちんと取り組んでみたほうが良いだろう。

さて、特に印象に残ったエピソードを以下に挙げ、私なりの感想を述べていく。

「僕たちのあなたへの印象は最悪です」

研修の講師を担当した上司に対するこの言葉。

これは気持ちがいい!

いや、たぶん新人のほぼ全員が思っていても誰も口にしないような言葉だ。それをストレートに言ったのは、実に大したもの。彼はきっと大物になるに違いない!

上司に怒られて翌日から出社しなくなったらしいが、今彼は、より良い環境に身を置いて頑張っていると思いたい。

変な会社は辞めて正解だ。

「実績のない新人のくせに」と言って潰しにかかる人は、もっと考え方を柔軟に。所詮は人間。皆同じ。誰が強いとか弱いとか無い。

あなたはどう思いますか?

「保険入るとすぐ辞められなくなるんで無理」

ここでいう保険とは、社会保険のこと。社会保険労務士事務所に務める私としては、ちょっと気になる言葉だ。

しかしこれも面白い!

社会保険で実務上よくあるのは、週30時間以上の契約の場合とかに加入義務が生じるってもの。だからフルタイムの人だと、まず加入しないといけない(加入しないのは法律違反)。

だけど実は、社会保険に加入していようがしていまいが、別に辞めたいときに辞めれば良いので、すぐ辞められないってのは誤り。

ただ気持ちは分かる。なんか縛られる感じがするよね。。それに、将来どうなるかも分からない年金のために保険料を払い続けるのもね。。

というわけで、誤ってはいるが、気に入ったエピソードだ。しかもその人はそのまま辞めてしまったっていうから、最高じゃん!

「読めません。。」

自分の書いたメモが読めないことは、私もよくあるw

メモの取り方が下手だし、自分さえ読めればいいやってつもりで書いてるから、まるでジェットコースターに乗りながら書いているような字になるんだよね。

ははッ、面白い!

記事の中のエピソードでは、書く振りをしていただけみたいだけど、真面目に書いても自分の字が読めない私はどうしたら良いのか。

電話の時とか、特に困るね(^^;)

「今日車がなくて徒歩だと1時間かかるので(休みたい)」

これは合理的な可能性がある。

その発言者がどんな人か、また、どういう地理的条件の場所に住んでいるのかは知らないが、人それぞれには他人に言えないワケってもんがあったりする。

第一、健康であっても、いきなり徒歩1時間っていうのはキツいだろう。私はといえば歩くのが好きなので、同じ状況ならのんびり歩いて行くかもしれない。でも、慣れない人には罰ゲームだし、なにより危険も増す。

かといって迎えに行くのもね。。私なら、いちいち迎えに来てもらうのは嫌だな。住んでいる地域は私のテリトリー。勝手に入ってくんな!という気持ちになるからね。

・・・という感じで、やる気のない新人のエピソードの一部をご紹介した。

ちなみに、以上のエピソードを見て、多くの人はやっぱり「やる気のない奴らだ」とレッテルを貼るかもしれないが、そのレッテルは、静かに剥がしたほうが良い。

やる気の有無は簡単には分からないし、たとえやる気がなくても、それは上司や職場が大きな原因になっている可能性もある。

そもそも、冒頭に書いたように、やる気って何?

考えなきゃいけないのはそこからだよね。

というわけで、私が今回お伝えしたかったのは、新人のエピソードがほっこりすっきりして面白いよ!ということではなく、部下を見るときは多角的に見て、頭ごなしにやる気なしと決めつけるようなことはやめよう!ということだ。

よろしくお願いいたします。