人生初!労働基準監督署へプライベートで行ってきた
本来なら一生お世話になりたくなかった。
私は昨日、労働基準監督署へ行ってきた。仕事で行ったことも無いけど、プライベートで行ったのは今回が初めて。
労基署というと、税務署みたいにすごく行きづらい場所。実際、重たい空気を感じた。でも、職員の人は懇切に応対し、きちんとヒアリングしてくださった。
今回は、人生初の労基署エピソードをまとめてみる。
<話の流れ>
まず、労基署へ行った理由は・・・
なぜ行ったのか、もったいぶらずに話そう。
それは、主に、
企業の健全化
のため。
その企業とは、もちろん私が今在籍している企業だ。
私は今、クビを宣告されて3月で退職することになっている。それについての不服もあるが、居座っていても仕方がないので、その辺は潔く悟っている。
それよりも気にしているのは、上司が部下にきちんとした教育ができないくらいカツカツな状態であることや、パワハラがあったこと(私もそれを受けた)、残業をタダでやっている人がいること・・・等々だ。
それらを見過ごすわけにはいかない。私は、これでも社労士試験に受かり、一度は社労士事務所で働いたことのある身だ。今の会社では一応人事事務の担当者でもある。
そういったプライドから、私は会社をより健全な状態にする必要があると思った。
どうせ私は辞める身だからいいんだけど、今後新しく入ってくる社員たちにとって、もっと安心してのびのび働ける環境になってほしい。そんな願いだ。
私は、今の会社に入る面接でも、「企業をより良くしたい」と宣言した。その志を果たさずに終わるだなんてことをしたら、それはただの嘘つき。それもあって、私は労基署へ足を運んだ。
匿名でOK
私は自分の素性を名乗ったが、匿名でもOKだった。
まず、労基署の相談窓口では、名前や勤め先や相談内容を書かされる。でも、書きたくない欄や分からない欄は空欄でOK。
ただ、会社のことを言いたいときは、勤め先がどこか、伝えないとおかしいよね。
ちなみに、労基署の職員には守秘義務ってもんがあるので、この時点で名前を伝えても大丈夫。漏れることはまずない(と思いたい)。
ここで名前を伝えたとして、仮に今後労務監査などに至っても、それはまた別に匿名にすることができる。なんなら、企業の社員から情報提供があったことも秘匿にできる。だから窓口で名前を伝えても大丈夫だし、堂々と情報提供すればOK。
ただ、私が行った労基署の相談場所は、市役所みたいな筒抜けな感じだった。知ってる人が訪れていたら、そこからバレる可能性は否定できないねw
企業のエリアの労基署
私が行った労基署は、自分の住まいのあるエリアの労基署ではなく、企業のあるエリアの労基署。
たとえば、会社が東京都杉並区なら、新宿労働基準監督署へ行くことになる。
だからもしあなたも行きたいなら、場所を間違えないように注意しよう。
管轄に関しては、都道府県労働局のサイト内に記載があるが、まあ、「地区名 労基署」で検索すればヒットすると思う。
さて、今後どうなるか・・・
この度労基署へ行って、私の会社の健全化を祈った。
さて、今後、労基署はどう動くだろうか。
なんだかコソコソと汚い気もするが、健全化のためには、これも必要なことだった。私自身の力では小さすぎてどうにもならないからね。
労基署によると、今後どう動くかの保証はできないそう。その辺は、もう神頼みということになる。労基署が動きたければ動くし、そうでないなら流れて終わりだろう。向こうも暇じゃないしね(特に今は新型コロナの関係で忙しいらしい)。
いずれにせよ、私が知る術はない。もう関係ない。やれることはやった。
誤解がないようにいうと、私は会社を陥れたいとか、報復したいとか、そういうことは考えていない。
ただ、今後の社員のためだ。
新入社員もそうだし、今いる社員もより安心して働けるように、、、。そう願いつつ労基署へ行った。それこそ、クビをくらう私に課された最後の使命とも思った。
あなたも、もし何か会社の健全化を願うのであれば、ぜひ行動してみてほしい。使命感とか関係なく、とにかく動かなければ意味がないのだ。おとなしく居る必要はありません。