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こんな私にも、人に教えられることがある【R2年5月19日】

退職日が近づいている。

半年という短い期間ではあったが、思えば、実務について色々な事を学べる職場だった。

そういった仕事環境については、正直ありがたいものだった。人間関係等を除けば・・・。

これまでに書いたか書いてないか記憶にないが、実は最近、新しく入った後輩に仕事を教えることが多々ある(指導というより「引継」的な意味で)。

その人もまた社労士試験を勝ち抜いた人で、これから実務の力を付けようとして事務所に入所したようだ。

声の張りがあり、字も美しく、ひたむきな姿勢で業務に向かっている。こちらが何か言えば、分かりやすい反応が返ってくるので、教えやすくもある。逆に私は、日頃は声が小さく、反応も悪いタイプなので、上司は扱いづらかっただろうなあ。

さて、そんな素晴らしい後輩に対して私が教えることなんてそう多くはないが、いざ教えていると、こんな私でもお伝えできることがあるんだなと思う。

たとえば給与計算ひとつとっても、自分の中ではまだまだ未熟だと思っていたし実際そうなんだけど、日々当たり前のようにやっていた一つひとつの工程にはそれなりの労務知識が必要である、ということを改めて感じた。

幸い、後輩は社労士試験合格者なので共通言語を使えるが、もし社労士試験未経験者とかだったら、きっと教えるのは遥かに難しくなっていただろう。法定労働時間とか所定労働時間とか欠勤控除とか有休時間とか、そういった単語の一つひとつからして分かりにくいもの。社労士試験を受けてさえも理解しにくい部分がある(しかも事実は試験よりも奇なり!である)ので、試験未経験者だとなおさらだ。

そう考えると、全然レベルアップしたつもりは無かった私ではあるが、一応少しは教えられるレベルにはUPしたんだなあと思う。

・・・・・

・・・ただ、、、

もちろん上司は私の何十倍何百倍もの知識と経験があるのだろう。

本当はそのレベルまで行きたかった。。

私なんぞ、まだヒヨッコ。
それは間違いない。

なんだかんだ、当初想定したレベル以上にまでノウハウを伸ばすことができなかったのは、けっこう悔やまれる。

でも仕方がない。
私の中にいる私は、今の事務所を辞めるべきだと言ったのだから!

・・・今後の転職先については、時を見計らってお伝えするつもりだが、そちらでは必ずやレベルアップをし、より豊かな人生を築けていけたらいいなあと思っている。そして良い人間関係や環境に恵まれたら幸いだ。

あと少しで社労士事務所を退職するけれど、こういう時期は、これまで以上に事務所のことをあれこれ想いめぐらすものだなあ。我ながら気持ち悪い。。w