文句は国に言え!「なぜ前職より保険料が高くなったのですか!」と【R2年2月7日】
我々を信頼してないのだろうね。
無理もない。
国のやってることに不透明な部分が多すぎるから、国民は皆疑心暗鬼になっているのだろう。
今日は、ある顧客の従業員から、こんな問い合わせがあった。
「私、前職よりも今の職場のほうが給料が低い。なのになんで今のほうが社会保険料が高いの?」
・・・うむ。分かる。
きっと私も、同じ状況なら「え?なんで!?ぼったくられてる?計算してる人は誰?お前か!?間違ってるだろ!白状しろよ!!」という気持ちになるかもしれない。
だけど待て。
前提として、私らは社労士事務所。ミスが0とは言わないが、それなりに責任を持ち、法律に従って計算し、ダブルチェックまでしてるんだから、まずは安心してくれ。
・・・と言っても、疑心暗鬼になってる人は安心できないよね、、。
でも、ごめん。
前職での社会保険料の計算のことは、こちらでは全く把握できないのだ。
いや、その人の前職の職場が私の事務所の顧問先ならば、事細かに説明が可能だ。
でもそんな偶然はほとんどない(0ではないが)。
社会保険料というのは、簡単に言うと給与の支給額によって決まるので、前職での社会保険料は、当然前職の給与によって決まったわけ。
社会保険料は、基本は、月々変わるわけではなく、4月と5月と6月の支給額によって算出され、9月から1年間ずっと同じ額となる。
まずそれが原則論。
だが、転職したり支給額の変動があったりしたら、そのときにも社会保険料が算定されうる。
で、問い合わせてきた人は、今のところに転職してから社会保険料が高くなったというのだ。
・・・でも本当ごめんなさい。
それ以上でもそれ以下でもない。
前職での状況、つまり、給与の額とか、どんな健康保険に加入していたかとか、加入状況はどうだったとか、そういうものを全部引っくるめなければ、なんとも言えないのが正直なところ。
それに、そういった情報はこちらでは知る方法が無いので、あなた様が前職の職場に、「なんでそっちでは社会保険料が安かったの?」と問い合わせるしかないのだ(まあ、それをしても結局あっちも「きちんと割り出しているので安心して」と言うだけだろうw)。
あとは、その時の保険料率だったり社会保険システムの構造も関係するので、ああだこうだ文句を言われても、私らにはどうすることもできないのさ。。
文句を言うなら、国に言ってください。そういうシステムを作ったのは国ですから!
すみません。。
もう一度言うが、私たちは、法律に従って、ソフトを使って淡々と算出し、チェックもしっかりやってるから、本当に安心してください。このとおり!!m(_ _)m
・・・と、その問い合わせてきた人に言いたかったが、割と威圧的だったので、たどたどしい説明しかできず、かえって疑心暗鬼を深まらせたかもしれないなあと、反省しきり。。
もっともっと、接客態度を改善していきたいと痛感した2月7日だった。
悔しい!!泣
P.S.
今日のランチタイム。お店に入ってカウンターに座るも、店員に気付かれず・・・。
その間に、食べたかったメニューが品切れに。。
ついてないよなーまったくw