新型コロナの渦中の我が社労士事務所の動き【R2年3月→4月】
久々の実務日記。
とはいえ、実務について特に書くべきことはない。
世界、そして日本も新型コロナの渦中。
テレワークを行っている会社もあれば、時差通勤や短縮等を行っている会社もある。
また、風邪症状などがあると会社を休む人も増えただろうし、会社側も、新型コロナ感染者や疑いのある従業員の対応に四苦八苦しているところだろう。
で、私のいる社労士事務所はというと、
特に何も変わらない。
ちょっとは気を遣って「明日は休みにしよう」とか「短縮しよう」とか言ってくれることを期待したが、新型コロナには一切触れない所長。唯一触れたのは、志村けんさんが新型コロナにより逝ってしまった件のみだ。
いつもどおりフルタイムで出勤し、給与計算も各種手続きも、変わらずに行う。むしろこの3~4月は、顧問先会社の入退職者が増えるため、手続きも増える。勤務時間を減らせるわけがないのが現状だ。
にもかかわらず、ある会社からは、「新型コロナ疑いで従業員を休ませたら、給料は払うべきですか」みたいな質問を投げかけられる。
ググれ、カ〇!!
と叫びたくなったw
また、上司からは新型コロナにまつわる助成金についても調べてまとめてほしいと指示された。これは自分も勉強になった。
といったあたりの助成金があるので、是非参考に(ちなみに、社労士試験受験生は上記の助成金についてはマークしておいたほうがいいかも!)。
以上、いつもの業務にちょっと面倒なことが加わったくらいで、特に何も変わらずだ。
もっとじゃんじゃん電話がかかってくるかと思ったが、それもない。
・・・でも、もし誰かが新型コロナにかかったら、私の社労士事務所はどうなるのだろう。
給与計算は遅れてはならないし、行政手続きも、ものによっては速やかに行わないといけない。
もし事務所が休業となれば、顧問先に大迷惑がかかってしまう。たとえば、顧問先の従業員に給与が支払われなくなったり、新入社員に新しい健康保険証が届かなくなったり、退職者に離職票が行き渡らなくなる可能性があるのだ。
そうなると、他人の人生を狂わしかねない。
・・・うむ、大変だ。
でも、新型コロナによって、事務所の所員がダウンしたり死亡したりするようなことも、あってはならないことだ。
今実際にテレワークができている会社は、期限があったり重要性の高かったりするタスクを、いったいどのようにしているのだろう。
というわけで、今回は以上。
ちなみに、このあいだ私は、生れて初めて法務局へ行った。
その理由は、ある会社の登記簿謄本(履歴事項全部証明書)をとるため。いとも簡単に手に入って、拍子抜けした。
後日追記(R2年5月3日):
4月2週目くらいから、助成金の問い合わせや調査が増え、本来の業務にも差し支えるようになった。詳細はこちら。