給与計算事務所に改名したら?w【R2年1月20日】
新たな一週間!
先週は散々な目に遭ったが、心を入れ替えて、新鮮なる月曜日を迎えた。
さあて、今日は怒涛の給与計算。
顧客からの勤怠データの到着が遅く、今朝届いた。スケジュール的に、今日中に給与計算を完了させなければならないという窮地。
それでもやらねばならない!
9:00頃に煎餅を一枚食べて、残業覚悟で集中して取り組んだ。
とはいえ、はじめの1時間ほどは別のタスク。給与計算を始めたのは10:00くらい。途中で別件もあったが、邪魔な電話やメールがほとんど来ず、快な状態で取り組めた。それもまた珍しい。
まず、顧客から送られてきたデータを確認。会社の風土ややり方を踏まえ、労基法の知識を携えつつ、ざっと見る。
何事もなければ、給与計算ソフトへ取り込むために、データの体裁をいじる。いじったらインポート!あとは必要に応じて手入力したり修正したり。
これだけで給与計算は終わり!
まともな会社のデータだったのでスムーズにいったが、別の企業とかだと中身がいい加減なデータだったりすることもあり、そういうときは一筋縄にはいかないから厄介。
で、給与計算が終わったら、これにて今日の業務終了!
・・・とはいかず、今度は結果を紙に打ち出し、手入力内容にミスは無いか、漏れやミスがなく数字が入っているか、ソフトの計算設定にもミスはないか、社会保険料や税金の控除も誤りがないか、入退職や異動等があった社員のデータに誤りはないかなど、あらゆるアンテナを張ってチェックしていくわけだ。これが一番大変。労基法の知識はもちろん、雇用保険や社会保険、ひいては税金の知識も必要になってくる。しかも今回は年末調整による還付金入力もしたため、その確認もしなければならなかった。
で、13:30頃に一通り完了し、上司にダブルチェックを依頼。その間にランチへ♪
なお、「ダブルチェックがあるからいいや〜」と思ってテキトーな事をやってると、ダブルチェック時にこっぴどく叱られるw
15時前に、おそるおそる事務所へ戻ったが、今回はミスがほぼ無かった!注意されてしまった点はあったが、これまでで最も正確に、かつ効率良くチェックすることができた気がする。
ソフトを使っているとはいえ、あくまでツール。ソフトの性能は信用できるが、人間は完全ではなく、働き方にも多様性があるので、機械的に取り組むと間違いなく失敗する。おかしな点が無いときは、たいてい大きな盲点があったりするので要注意。
でも、何事も経験。やってみないと分からない。
というわけで、18時までには、確定した給与振込データを顧客に送れそう!
と思ったら、ベテラン上司が、その鋭い嗅覚を生かし、怪しげな点を発見。見かけ上は問題ないが、割と根の深い問題が発覚した。
結局は別の上司と私とが共に対応して解決したが、ひとつ大きな勉強ができた。社労士試験の勉強をしていても気づけない、かなり実務的な内容。やはり経験がものを言うのだなと痛感。
結局、会社の社長に電話で尋ねて解決したが、たったひとつのことが起こっただけで、あっという間に時間が経過してしまった。
とはいえ、気合いで18時までには相手に振込データを送ることができた!
ああ良かった!残業しなくていい!!
おそらくこれで完了だと思うが、何かあれば明日の昼までに修正連絡が入る。銀行の給与振込手続きの期限が明日の15時なので、それに間に合うように修正し、振込データを再送しなければならなくなる。
お願い。何事もありませんように、、!
で、明日、無事に振込手続き期限の時刻が過ぎたら、給与明細を作成して送付するという作業になる予定。
でも、別の顧客から新たな勤怠データが届くだろうから(というか届いてくれ!)、今度はその給与計算もある。
私の事務所は、立て続けに給与計算の作業が生じるので、社労士事務所と名乗らずに、いっそのこと給与計算事務所と銘打ったほうがいいのではないか?w