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強迫性障害でも恋愛したかったりする、という話

私は独身で、相手もいない。
だが、マッチングアプリでメッセージ交換が11月頃からずっと続いている女性がひとりいる。

しかし、私は強迫性障害を患っている。
それに加え、クビを宣告され、3月末に退職する予定だ。

その女性(以下Aさんとする)は、それを知らない。
私が強迫性障害であることや、今の仕事を辞めることは、これっぽっちも伝えていない。

Aさんはまだ “カノジョ” ではないが、もし今後進展した場合、どうしたら良いものかと考えあぐねている。

Aさんは強迫性障害のことをどれほど知っているのだろうか。もしくは全く知らないのだろうか。

Aさんは医療従事者なので、おそらく、少なくとも聞いたことがある程度には知っていると思う。うまくいけばどんな病気かまで詳しく知っているだろう。

もし詳しく知っているのだとすれば、まだ良い。強迫性障害は改善できる病気だ。「強迫」というと聞こえは悪いが「脅迫」とは違うので、命をおびやかす危険はない。その説明をしなくて済む。

だがもしこの病気のことをよく知らないならば厄介だ。「きょうはく」という響きだけで、危険人物だと思われかねない。たしかに私はめんどくさい人間ではあるが、危険人物というわけではないのだ。

さて、もし今後進展したら、どのタイミングでカミングアウトをしたら良いのだろうか。

私が思うに、進展後、ある程度仲が深まってからカミングアウトすべきだろう。

というのも、浅い関係のままカミングアウトをすれば、先述のとおり恐れられ、別れにつながる。かといって、仲が深まりすぎてからカミングアウトをすれば、今度は「なんでそんな大事なことをもっと早く言ってくれなかったの?」となる。

だから、どうだろうな・・・、“お互いの信頼が高まってきて、結婚を断片的に考えるようになってきた” という段階くらいが、ちょうど良いダイミングだろうか。そんな気がする。

強迫性障害であっても、私は恋愛をしてみたい。そしていずれは一生のパートナーをたずさえたい。

「強迫性障害」は精神病であるが、視力が悪いのと同様に、だれもが少なからず持っているものだと思っている。それはうつ病だって内臓疾患だって同じ。完璧な人間などいやしない。私はたまたま強迫性障害というものであっただけの話。

それを理解してくれる女性って存在するだろうか。今メッセージを交わしているAさんは、そのことを理解してくれるのだろうか。

・・・はてさて、今後の進展がどうなるか、やや気が重いが楽しみだ。

たぶん、私の病気への向き合い方次第なのかもしれないな。自分自身こそ、病気であることをマイナスにとらえすぎてはいけない。そうなれば、相手までネガティブな気持ちにさせてしまう。


一方、私がクビを食らって退職することについても、Aさんには話していない。

だが、こっちの問題もどうにかなると思っている。

仕事など、選ばなければたくさんある。
それに、生きていくためにはどうにかしないといけない問題だからこそ、どうにかなるのだ。

ただ、今後Aさんとの進展があった場合、彼女がどこまでそれを許容してくれるのか、そこだけが心配だ。

Aさんも良い歳なので、ひょっとすると、子どもが欲しいとか家庭を築きたいとか思っていることだろう。

私は、家庭は築きたいが子どもは正直どっちでも良いと考えている。もっといえば、パートナーはほしくても、結婚の必要性については日々疑問を感じているほどだ。

結婚って必要?お金の対策のためにはやっぱり必要?それとも・・・。

・・・と、ああだこうだ考えていると、正直ワケが分からなくなる。Aさんとメッセージを交わしている事すら、いったい何のためにやっているのかと思えてくることがある。

だがいつか分かると信じているし、やっぱり私はパートナーを欲しているのだなあと思ったりもする。


半年前までは、こんな悩みはなかった。
半年前は、まだクビを宣告されていなかったし、精神科にも通っていなかったから。

でも今は違う。

自分に正直に生き、自分をより良くしていきたい。そう思って過ごすようになった。もうごまかさない。

嫌うなら、嫌ってくれて結構。
アドラー心理学を説いている『嫌われる勇気(PR)』を読んでから、特にそう思うようになった。

だけど悩むときは悩むので、まだまだ自分は青いのだなと、しみじみ思う。