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強迫性障害の人に合わない仕事とは?

私は強迫性障害だ。主な症状は潔癖だが、それ以外にも、ひとつ気がかりなことがあると悶々と同じことを考えたり、変な被害者意識が芽生えたりすることもある。

元々真面目で神経質な人がなりやすい精神疾患らしいが、別に私は真面目な人間ではない。と思ってしまうから、結局自覚が足りないのだろうな。

まあそれは良いとして、私のような強迫性障害の人は、キャリア選択をしっかりと考えなければならない。

キャリア選択を間違えると、症状が悪化する場合がある。逆に、適切なキャリア選択をすれば、強迫性障害であっても不自由なく働くことができるはずだ。

では、どんな仕事を避けるべきなのだろうか。

まず、ネット上の情報をまとめてみた。

強迫性障害と相性の悪い仕事

・確認事項の多い事務
・緻密な事務
・清掃
・警備
・整備
・商品管理 など

つまり、確認の繰り返し、ミスが許されないなどといった性質の仕事は、強迫性障害の人には合わない可能性が高いということだ。

私は、社労士事務所に勤め、転職後は企業で人事事務の仕事をしている。しかしながら、人々の生活に関わる仕事ゆえ、ミスは許されず、確認作業も多すぎるため、合わないといえる。

その証拠に、私は半年で始末書等を3枚も書き、ついにはクビを宣告されてしまった。ミスの原因は単純ではないと思うが、強迫性障害によって仕事に偏りや精神不安定が生まれたのも遠因にあると思う。

人との関わりが少ない仕事なら相性良し!?

強迫性障害だと、どうしても自分のペースやルールを頑なに守ろうとしてしまう。無意識なのかもしれないが、ペースが乱れると途端に落ち着かなくなってしまう。

だから、人との関わりがなるべく少ない仕事なら、まず働きやすいといえる。

たとえば、

・ブロガー、ライター
・アフィリエイター
・プログラマー
・イラストレーター
・WEBデザイナー
・工場等でのライン作業 など

だ。

しかし、うーむ、就任面や安定面ではやや難がある仕事ばかりではあるので、難しいところ。スキルも必要だしね。

まわりの理解が最も重要

仕事が合う合わないよりも、やはりまわりの理解というものが重要だと思う。

もちろん、人との関わりが少ないほど軋轢が生まれることも減るけれど、たとえまわりとの関わりの多い仕事であっても、上司や仲間が理解を示してくれているだけで、ずいぶん働きやすくなると思う。

職場の風土や文化も影響するため、障害を持った人に対して寛容な・・・むしろプラスに見てくれる職場を探すようにしたほうが良いだろう。というか私は今後そうするつもり。

また、障害福祉サービス受給者証(医師の診断により取得可能)を持っているなら、

・就労移行支援事業所
・就労継続A型事業所(雇用型)
・就労継続B型事業所(非雇用型)

といった、障害者総合支援法に規定される障害福祉サービスを実施している事業所で働くことも視野に入れたほうが良いかもしれない。

もし精神障害者保健福祉手帳を持っているなら、

・オープン就労

といって、自分が障害持ちであることを開示して、障害者雇用枠として採用されることを狙う手もある。

ともかく、ハローワークに相談したり、自分で調べたりして、自分のキャリア開拓の幅を広げてみよう!精神科等で相談してみるのもひとつ。

理解ある職場で働けるたら、それなりの配慮が期待できるはずだ。ただ、一定数は偏見を持つ人はいるだろうけど。


私は強迫性障害なのに、緻密な事務の仕事をやってるだなんて、改めて考えると笑ってしまうw

まあ、苦ではないが、偏りはあるだろうし、そのせいでミスも起こるし、何より元々完璧主義な性格なのにミスのせいで凹むしで、まあ悪循環になってしまった覚えはある。で、「この仕事、自分には向いてないかも」と、何度思ったことか。

仕事には、長い人生の中でも多くの時間を費やす。キャリア選択は慎重に行い、後悔のみならず、病態の悪化を招かないように留意したいものだ。