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雇用保険被保険者証の原本がない!という場合の対処法

いろんなサイトを見ていると、ぐちゃらぐちゃらと長ったらしい解説が多い。

なので、私は単純明快にお伝えしたいと思う。

雇用保険被保険者証の原本がない場合は、

・勤め先(勤めていた先)に保管されているかもしれないので、問い合わせてみる
・ハローワークにて再発行してもらう

といった対処法がある。

では、ひとつずつ説明しよう。

勤め先(勤めていた先)に問い合わせてみる

雇用保険被保険者証といったって、人事担当者でない限り、どんな見た目かすら分からなかったりするもんだ。

実をいうと、ペラッとした短冊くらいの紙。紛失してもおかしくないような大きさだ。

なので、勤め先が保管することが通例。あなたが入職した際に発行され、そのまま勤め先があなたに渡さずに持っている可能性が大きい。

大抵は退職時に渡されるはずだから、これから退職する人は、慌てずに待ち、気になるなら勤め先に問い合わせてみると良いだろう。

一方、退職したにもかかわらず雇用保険被保険者証が手元にないなら、勤めていた先が渡し忘れているか、入職当時からあなたが持っているか、だ。

勤めていた先に尋ねてみて、もし「渡しました」と言われたら、探すしかない。

それでも見つからなければ、ハローワークで再発行してもらおう。

※ そもそも、勤め先(勤めていた先)で雇用保険に加入していなかった人は、当然に雇用保険被保険者証は無い。主に、週20時間未満で働いていた人とかは未加入だった可能性が高い。自分が加入していたかどうか分からない人は、勤め先に訊いてみよう。それか、これまでの給与明細を見てみて、雇用保険料が引かれていないなら、未加入だった可能性が高い。

ハローワークにて再発行してもらう

あるはずの雇用保険被保険者証がないなら、

・被保険者番号(分からないならナシで良い)
・勤めていた先の正式名称、住所、電話番号
・本人確認書類(顔写真付き)
・印鑑(本人な手続きならいらないと思うが、一応スタンプ式でない印鑑)

を持って、最寄りのハローワークに行こう。

ハローワークで「雇用保険被保険者証の再発行をしたい」と伝えれば、あとは職員が手続き方法を教えてくれるはずだ。

ほか、状況によっては他の書類が必要になることもあるだろうから、職員の指示に従って、適切に対応していこう。

なぜ、退職すると雇用保険被保険者証が必要か?

雇用保険被保険者証は、その名のとおり、雇用保険に加入していたことの証明書だ。

これがあると、次の職場で雇用保険に加入する際に、前職との履歴と紐付けがされる。後々の失業手当の条件にも関係してくるため、雇用保険被保険者証は非常に重要な書類といえる。

たとえ、これから勤める会社等で雇用保険に加入しなくても、さらにその先に加入する可能性もありえるため、捨てずに保管しておくようにしよう。

だが、実をいうと、雇用保険被保険者証がなくてもなんとかなる、というのが事実だ。

雇用保険被保険者証がなくてもなんとかなる!

実を言うと、手続き上、雇用保険被保険者証がなくてもなんとかなる。もっといえば、被保険者番号すら分からなくてもなんとかなる。

新しい勤め先の人事担当者は「雇用保険被保険者証がないとダメ!」と口酸っぱく言ってくると思うが、それはあくまでその会社の中で決めているやり方の話に過ぎない。

あなたがこれまでに雇用保険に加入していた会社等の名称や入職日さえ分かれば、人事担当者は手続きすることが物理的に可能なのだ。最悪、履歴書を添付して、その旨申し添えた上でハローワークに届け出てしまえば良い。そうすれば、ハローワークが過去の履歴を調べ、紐付けてくれる。

なので、あなたは、特に何もする必要はない。強いて言えば、過去に雇用保険に加入していた会社等の名称と入職日が分かっているなら、それを人事担当者に伝えることだ。

ただ、「うちは雇用保険被保険者証を出してくれなきゃ手続きしない!」と頑なに言い張る人事担当者もいるかもしれない。そう言われてしまったら、ハローワークに再発行してもらおう。


最後にお伝えした話は、望ましいとは言えないので、可能な限り、雇用保険被保険者証を用意できるようにしよう。

・・・と、今回はちょっとまともな(?)話をしてみた。最近は自分の病み話ばかりだもんなあ。