私が社労士試験受験後にしたこと(不合格編)
今回と次回は、私が社労士試験受験後にしたことをざっとまとめたいと思う。
まず不合格編。
私は過去に社労士試験を2回受け、1回目に落ちている。落ちたときは、しばらく社労士試験と距離を置き、秋が深まってきてから学習を再開した。
今回は、試験直後から、その学習再開の時期までのおよそ2,3ヶ月間にやったことをお伝えしていく。
<話の流れ>
試験直後
試験が終わっての帰りの電車の中で、選択式の自己採点をした。
「いけるかも!」と信じていたが、残念ながら、選択式の健保で1点足りず、スーッと血の気が引いていくような感覚を覚えた。目を疑った。地に足が着いている感じがなく、虚無感にさいなまれた。心の中では大粒の涙で泣いていたが、実際に外に流れ出ることはなかった。タイムマシンに乗って、選択式試験を受ける前の自分に答えを教えに行ってやりたいくらいだった。
帰宅して早々、親が「どうだった?」と訊いてきたが、「ダメ。99%不合格」とぶっきらぼうに返事。
夜は択一式の自己採点をしたが、こちらは完全合格圏内。悔しくて悔しくて仕方がなかったが、「あと1点か!来年こそは!」とすぐに心を入れ替えた。
が、やはり相当疲れが出てきて、しばらくは社労士試験のことを考えたくなかった。
当日の夜は、これまでの受験生活を思い返したが、何か別のことをしようという気持ちが大きくなっていた。
試験日の翌日
翌日は仕事。フリーランスだったので朝から晩まで我慢して働くってことはなかったが、やはり足どりは重かった。疲れが溜まって、元気がない感じ。
でも、不思議なことに、いつも以上に仕事が楽しかった。社労士業とは全く関係のない仕事だったからか、仕事をしているときは社労士試験のことを忘れることができた。
まあ、帰宅する頃には、やはり社労士試験を思い出し、「また1年、頑張らないといけないか」と、気分がズッシリ重くなった。
学習再開まで
一応、早いうちに、各予備校がやっていた点数集計に協力したはした。が、落ちることが分かっていて点数を入力するのは、なかなかつまらないものだった(やらなければ良かったけど、手持ち無沙汰だったのでやってしまった)。入力した予備校から解説冊子も届いたが、社労士試験の復習をすることはなかった。
で、いつだったか、妹が気を遣って、私が昔ハマっていたゲームを持ってきた。
特に労いの言葉はなかったが、それで良かった。むしろ、何も言わずにゲームを持ってきてくれたこと、おにいちゃんはとても嬉しかったよ!
で、フリーランスの仕事をしがてら、狂ったようにゲームをしまくった。子供の頃を思い出してプレイしては、瞬間瞬間で社労士試験の悔しさがよみがえり、また子供の頃を懐かしんでプレイしては、瞬間瞬間で社労士試験のことを思い出し、またまた子供のようになってプレイしては、なんとなく社労士試験が過去のものに、、、という具合に、社労士試験のことはフェードアウトしていった。
気づいたら、やったことのない別のゲームにもすっかりハマっており、その頃にはほとんど社労士試験はどこかに飛んでいっていた。
並行して、通信教育のみで取得できる資格の講座を受けていたが、これは元々受けるつもりでいたものだ。
学習再開
社労士試験のことは一旦忘れかけていたが、やはり学習を再開させないといけないとは思っていた。
10月から学習意欲が再燃し、11月には不合格が確定。その後、ついに新しいテキストを購入!
1年目の試験では、ユーキャンの「速習レッスン」というテキストを主に使用していたが、2年目はTACの「合格テキスト
ユーキャンの「速習レッスン」でも、(結果的に不合格ではあったが)知識的には合格水準に達することができた。でも、TACの「合格テキスト」は科目ごとの発行となっており、より詳細。2年目の学習にはこちらのほうが良いと判断した。
まずはテキストの熟読から行い、過去問はまだ解かなかった。過去問を解き始めたのは、たしか年が明けた後だったと思う。年が変わるまでは気持ちが前向きになれず、リハビリ的なちんたら学習にとどまった。
本試験の復習は一切せず
本試験の復習は何一つしなかった。する気が起きなかった。本当はやるべきだったかもしれないが、試験冊子を開くと、あの悔しさがフラッシュバックしそうだったからやるわけねーよ。
すみません。なんか回想記みたいになってしまった。
次回は合格編をまとめるが、回想記にならないように気をつけます。明日更新予定。