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社労士市販模試 8/1に択一式35点 ⇒ 本試験54点!となれたワケ

前回の記事「第52回社労士試験まで2ヶ月なし!ここからが勝負の分かれ目!」に書いたが、社労士試験直前期の市販模試で、私は択一式で30点台を記録した。

改めて現物を確認したら、6/21で37点、8/1ではなんと35点。。。
その証拠が、下の写真だ。
※ 受験番号欄は日付になっている。
※ 点数はオレンジ〇で囲んであるところ。

市販模試

見るも無残な点数だ。
点数を出した瞬間の感情は忘れてしまったが、たぶん相当悔しかっただろう。本試験まで1ヶ月もない8/1に35点 。かなり傷心したに違いない。

しかし、その年の本試験で、なんと 54点 を記録することができた!
  前回の記事で 53 と書いてしまったが、再確認したら 54 だった。大変失礼いたしました。

35点 ⇒ 54点、つまり、30日もない間に19点もの上昇だ。

・・・ここで終わると単なる自慢になってしまうので、ではなぜ、8/1に35点だったのを本試験で54点まで引き上げることができたのか、自分なりの考察を述べてみたい。

今、模試にうちのめされて自信を無くしている方には、今回の内容を読んで是非英気を養ってほしいと思います。

マインド編

まずは気の持ちようから。
何か特別な対策をするよりも、自分の心の安寧を保つことが何よりも大事だろう。

「ひょっとして合格したりして♪」と強く思うことにした

正直言うと、35点を取った日には「合格は無理かも」と思い、受験を棄権することも頭によぎった。

でも有言実行!受験すると決めたのだから、逃げない!
そして、受験するということは、合格する可能性は0ではないということ。まだ期間もあるし、やるだけのことをやってみたい…。

とにかく考えすぎず、「ひょっとしたら合格したりして♪」とポジティブに、強く思うことにした。そしたら自然とワクワクしてきた。

「絶対合格する!」と思いたかったが、それだとかえってプレッシャーになるので、半分は運に任せるくらいのつもりで、心にゆとりを持たせた。

「模試は難しく作ってあるに違いない」と判断した

 模試は自分の苦手を洗い出すもの。そして本試験が簡単に感じるように、わざと難しく作ってあるもの。

・・・難しく作ってあるかどうか、本当のところは分からないが、そういう気がした。そこでネットで色々調べてみたところ、やはり同じように考えている人がいた。しかも私が解いたのは、特に難しいと評判のTACの「あてる」という物。点数がとれなくて当然だと判断した。

TACの「あてる」でないにせよ、模試では点数はとりにくいもの。そう思うようにすることが大切だろう。

「各科目1,2点ずつ引き上げられれば合格も夢じゃない」と思った

冷静に考えてみたら、各科目1,2点ずつ引き上げられれば、35点に+7〜14点となり、最低でも42点まで伸ばせる。前年の本試験択一式の基準点が42点だったため、自分の実力も42点まで引き上げられれば、なんとか希望は持てると思った。

各科目1点ずつ!と考えることで、非現実的とは思えず、みるみるモチベーションが高まった。

今、30点くらいの人も、各科目2,3点引き上げられれば合格レベルに達する。本試験のレベルや受験者たちの点数にもよるので基準点はどうなるか決められないが、希望は十分に持てる。

実践編

いくらマインドを整えても、手を動かさなければ意味がない。そこで、以下に実践としての対策を述べていく。

模試は2日以内に復習(基本事項を中心に)

試験まで2ヶ月ほどあるならまだしも、残り1ヶ月未満ともなれば、残された時間はそう多くない。

とにかく、模試で間違えた基本問題を優先に、愛用のテキストで確認をし、もし次に同じ問題が出たら絶対に間違えないようにした。

ただ、復習ばかりに時間をかけていたら、横断整理や法改正や一般常識の知識整理ができなくなるから、模試の復習は翌日までに終わらせる(終わらなかったら中断)と決めた。

他の市販模試で試験慣れ

模試はあまり受けないほうが良いという意見もあるが、私は違い、8/2以降に計2回市販模試に取り組み、試験慣れを図った。

本試験同様のスケジュールのもと、図書館で解いた。会場模試に一度も参加したことがなかったため、なおのこと私には必要なタスクだったと思う。

基本ポイントの確認を繰り返し行った

本試験では難問・奇問も出題されうるが、そこに賭けるのは非効率。

得点UPの基本は、とにかく基本を疎かにしないこと!
という原点に立ち返り、模試の解説、テキストなどで基本ポイントの確認を日々繰り返し行った。

この際に強い味方となるテキストやサイトは、下記の記事の後半にて紹介しているので、是非とも参考にしていただきたい。

【参考記事】
第52回社労士試験まで2ヶ月なし!ここからが勝負の分かれ目!

でも、私の一年目の受験では、上記記事で紹介しているテキストを購入せず、別のテキストで整理を行った。もし愛用のものがあれば、それで良いと思う。

あとは運

本試験の難易度は、年によってまちまち。また、基準点も一定ではない。

そのため、あとは運 だ(もちろん、きちんと勉強した人だけに言えること)。

比較的取り組みやすい問題が出ればもうけもの。取り組みづらい問題が出たら残念だけど、基本をおさえている人なら、みんな同じ。

ともかく、受験から逃げることだけはダメだ。
合格しようが不合格になろうが、本試験の経験はかけがえのない貴重なものとなるだろう。

ちなみに私は、択一式で54点まで一気に引き上げたその年、結果は不合格だった。選択式健保で1点足らなかったのだ。これは明らかに自分の勉強不足が招いたものだった。。

選択式の対策はやりにくいが、でもまずは択一式が肝心!ここまできたら、もはや付け焼刃でOK!
で、解説を読む際は、キーワードをおさえつつ、一語一語に意識を向け、脳内でイメージしながら読み進めてみよう。

P.S.
付け焼刃で合格しても合格は合格だが、将来知識を活用して社労士業等で活躍したい人は、本試験後にも勉強し直し、しっかり知識を自分のものにしておくことをオススメしたい。じゃないと苦労します、きっと。。