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古びた社労士事務所で勤務開始!【R1年11月1日】

 

2019(令和元)年10月、某社労士事務所の採用試験を通過。打ち合わせを経て、11月1日からの勤務開始となった。

初めて社労士試験の受験勉強を始めてから2年半以上。知らぬ間に30代。私の顔は、より一層おじさんに近づいた気がする。

単に歳をとっただけではなく、社労士試験勉強に生気を奪われたのもある。それほどめんどくさい試験であったわけだ。

まあそれはいいとして、社労士事務所勤務は、当然生まれて初めて。社労士業界自体、生まれて初めて。私自身、フリーランス時代から顧問税理士をつけてはいるが、社労士と直接関わったことは、これまでに一度たりとも無い。試験勉強時、有名な社労士講師を動画等で拝見したくらいだ。

そんな真っ白な私は、これからどんな色に染まるのだろうか。

というわけで、初出勤は、とりあえず早起きから。

フリーランス時代は、朝はのんびりして夜は遅くまでダラダラしていたが、これからはそうはいかない。6時頃に起きて、毎日満員電車に乗る。

職場に着く。

古びた建物で、どことなく薄暗く、狭く、ゴチャッとした雰囲気だ。まるで怪しい組織のアジトのよう(言いすぎ?)。

用意されていた席に行き、まずは所長と直属の上司(面接時に所長の隣にいた人)と挨拶。その後、必要書類を提出したり、各種説明を受けたり、所員の皆さんに挨拶したり、自分自身の社会保険や雇用保険の行政手続き等をしたりしていった。

自分で自分の加入手続きをするのは、かなり新鮮で面白く感じた。

でもひとつ不安に思ったことがある。

この職場では、メールや電話のほか、LINE を通じて、業務連絡や顧客とのやりとりが行われる。

まあ、今の時代、どの職場でも LINE を駆使した連絡交換は頻繁に行われているだろうが、「高いセキュリティー意識が求められるはずの社労士事務所が LINE を使っていいものか?」と思ったのも事実。LINE はたしかに便利だが、情報漏洩の問題も聞くし、簡単に盗み見されるリスクもある(そのため私は、過去に一度 LINE を退会していた)。

でも「そんなものか。ま、何かあっても私のせいじゃないし」と自分に言い聞かせ、仕方なく LINE を使うことにした。新人は生意気なことを言えない。それが組織文化w

で、この職場は、所員が少なく、指で数えられるほど。昼休憩は、電話当番が必要なため、各自空気を読んでバラバラにとるというラフさ。ランチは、繁華街なのでお店がたくさんあり、困ることは無い感じだ。ただ、そこそこ値が張る。

ちなみに、昼休憩は一斉にとるのが労基法上での原則であると、受験時代に勉強した(第34条のことだ)。バラバラにとるということは、(一部の業種を除いて)労使協定を結ぶ必要がある。

午後は、何をやったか忘れた。これを書いている今は12月21日。もうすぐ2ヶ月経つ。

初出勤は、当然緊張や不安もあったし、これからどんな目に遭うのかも気になったが、実務を通して成長できるワクワク感もあった。

上司は厳しい面もあったが、丁寧に教えてくださった。

この職場で頑張ろう!という気持ちが、より一層高まった1日目であった。

なお、この日の服装はスーツ姿にした。だが、「事務仕事だからもっとラフで良いよ」と言われた。これは事務所によって異なると思うが、初日は無難にスーツで行くのがベストだと個人的には思っている。挨拶もあることだし、畏まりすぎとは思わない。あと、顧客に会う日があれば、スーツ姿がベターだろう。