社労士試験勉強中、あると励みになる〇〇
社労士試験の勉強中、うまく解けずにイライラしたり不安になったり、あきらめてしまいたくなったりする瞬間があるだろう。
私もそうだった。特に独学だったので、誰にも悩みを打ち明けることもできず、ただただひとりで悶々とし、いろいろ模索しながら受験生活を送った。
そこで、社労士試験勉強中、あると励みになるものをご紹介したい。
いや、「もの」というと語弊がある。
なぜなら、「人」だからだ。
そう、誰か1人、こんな人をたずさえておくと良いかもしれない。
<話の流れ>
「こうなりたい!」に近い現役社労士等
自分が将来なりたい姿というのがあるだろう。
例
・年金に強い社労士
・労働問題に強い社労士
・メンタルヘルス問題に強い社労士
・コンサルに強い社労士
・受験指導に強い社労士講師
・会社の有能な人事部員
・情報発信する社労士ブロガーやYouTuber
・・・などなど。
以上だけではないと思うが、それぞれの中で、ある程度有名な人や目標となるような人は、少なくとも1人はいると思う。
誰か1人、「こうなりたい!」に近い人をまず設定してみてはいかがだろうか?
ちなみに、私にも1人、憧れの人がいた。誰かは秘密だ。恥ずかしい。けど、ここで例を挙げても仕方がないのもある。
自分の力で見つけるからこそ意味がある。宝探しだ。
ポイントは、1人だけ!
注意してほしいのは、1人だけを設定するということだ。
2人以上の憧れの人がいても、1人だけを掲げる。崇拝しろとまでは言わないが、まるで唯一神のように。
そのほうが求心力が働き、前に進みやすくなる。頭もスッキリして勉強がはかどる。あくまで私の経験則だけど。
どんなテキストよりも、たった一人の偶像
テキストを色々読みあさる人がいるけれど、ハッキリ言って、そんなことをしたって合格は近づかない。
テキストには限界があるのだから、書いてあることを愚直に覚え、とにかく手を動かして練習するしかない。
だが、いつか必ず、テキストをビリビリに八つ裂きにしたくなる時がくる。受験に対して真剣であればこそ、そうなりやすいものだ。
でもそこで、ひとつ目標とするような偶像があれば、じっと堪えることができる。「あの人のようになるんだ。頑張らねば」と、静かに、だけど強く、祈ることができる。
どんなに素晴らしいテキストがあっても、そういう気持ちがなければ、勉強に精は入らない。たった一人の偶像こそ、あなたにとっての心強い味方となるのだ。
「こうなりたい!」が無いなら・・・
「そうは言っても、こうなりたい!というのが無いんだよね」と思った方もいると思う。
そういう方にお伝えしたいのは、ちょっと残酷かもしれないけど、社労士試験を乗り越えるのがかなり難しくなる、ということ。
何の目的もなくやってちゃダメだ、ということだ。
ただ、「こうなりたい!」というのは、別に何だっていい。
結果的に資格マニアであってもいいし、単に自己啓発的なものであってもいい。
でも、どんな世界にも、目標とできるような人は存在するものである。資格マニアだって探せばたくさんいるんだから、その中から誰か一人、目標とする人を勝手に選んで勝手に目標とすればよいと思う。
自己啓発だって、それ系のセミナーを開催している人は多くいる。別に社労士じゃなくてもいい。そういう人を目標にしてもOK。だけど社労士試験経験で培ったものを活かすことは考えたほうがいい。じゃなきゃ社労士試験に合格する意味がなくなってしまうから。
以上、参考になったかどうかは分からないが、一応社労士試験経験者からのアドバイスでした。
あくまでひとつの意見だ。別に偶像がなくたって頑張れると思う!というなら、それはそれでいいだろう。
でも何か目的があって受験するはずだ。何の目的もなく受験する人などいやしない。だから、その目的に向かって前進できるような受験体制をみずから整えていく必要がある。それをしないと挫折だ。
今はネットがあって便利だ。ぜひいろいろな検索ワードを駆使して、自分の目標となる人物を1人設定してみよう。
あれこれ調べ尽くす必要はない。ぶらぶらネットサーフィンして、「ああ良さそう!」と思った人がいればそれでいい。後日、もっと良さそうな人を見つけたら、そっちに乗り換えればいい。
気楽に気楽に。