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貯金ほぼ0のフリー時代があったからこそ、リストラや給料カットも怖くない!

今日は思いっきり自分語りをする。得体の知れない私の話など、誰も興味を持たないだろうけどね。

私は今、とある企業の人事・総務の部門に正規の職員として勤めている。その前は社労士事務所。そしてその前はフリーランスだった。フリーランスの時代には、一応それなりに頑張って社労士試験に合格した。

自分で言うのもなんだが、フリーランス時代には、今の給料よりも遥かに多く稼いでいたこともある。

しかし山あり谷あり。そんな調子も長くは続かなかった。ある日突然、収入が激減してしまった。私のリスクマネジメントが悪かったのが大きな原因だが、社労士試験の勉強に明け暮れるようになったのも、ひとつ影響はしていただろう。

でも今回の話題は、収入減となった以降のことではなく、収入が増える前の貯金ほぼ0の時代のこと。フリー時代の初期の話だ。

大学卒業後はフリーで生きることを決意

大学卒業後、私は就職することを嫌い、自分のやりたいことを突き詰めようと、それに没頭した。若気の至りもあったが、とにかく右へ倣えな日本社会が嫌いだった(今も嫌いだけど)。

だから、なんとかしてフリーランサーとして生きていこう!・・・そう決めた。実のところ、在学中からそう考え、すでに取り組んでいた。

学生時代はバイトを少しやっていたので、貯金(預金)はわずかにあった。

バイトは大学卒業の時期に辞め、フリーの仕事に熱中することにした。

しかし、うまくいかない。

学生時代から取り組んではいるものの、一向に収益は上がらない。正確には、たまに上がることはあっても、スズメの涙だった。

そこで、簡単なバイトを始めようとしてみたのだが、運が悪かったのか私がバカだったのか、採用試験に落ちてしまった。しかも面接官からは罵倒されて・・・。

私は腹が立ったが、「神さまが、きっとフリーの仕事を頑張れって言ってくださってるんだな」と思うようにした。

でも、貯金は減る一方。

実は、学生時代には親からお小遣いを月数万もらっていた。採用試験に落ちて悲惨な目に遭っている私を見かねた親は、「しばらく小遣い渡すよ」と言ってくれた。でも私はフリーで生きると決意し、断った。

そのときの貯金の額はほぼ0。強がりとは分かっていたけど、自分のプライドが許せなかった。実家暮らしだったので食事等には困らなかったが、友人と遊びにも行けないくらいだった。

泣く泣く、学生時代のバイト先でビラ配り

そこで私は、泣く泣く、学生時代のバイト先に頼み込んで、即、働かせてもらうことになった。幸い、バイト先が個人経営だったのと、そこの長と割と仲が良かったので、すぐに再採用だった(口約束でw)。

ところが、元の業務に従事することはせず、ビラ配りという地味で過酷な業務にした。というのも、以前辞めるときに堂々と辞めてしまったので、元の業務に再度たずさわるのが自分の中で許せなかったからだ。しかも、元の業務は夜間だけだったため、時間が限定的。ビラ配りは、朝から夕方まで歩きっぱなしで日焼けも避けられなかったが、そちらなら多く稼げると見た。時給はありえないほど低かったが、文句は言ってられなかった。

そこで何日か思いっきりビラ配りをさせていただき、なんとか数万は稼ぐことができた。給与は現金支給だったので、給与の〆日後、すぐに手に取ることもできた。

連日ビラ配りをするのはそれが最後だったが、その後もときどき従事させていただき、貯金が完全0になるのをしのぐことができた。

フリーの仕事が軌道に乗るまで1年以上

フリーランスの仕事はなかなか芽が出なかった。やってもやっても成果が出ず、何度発狂しかけたことか。

ときどきラッキーパンチで収益が上がることはあったので、そのお金とビラ配りの単発バイトで貯金を維持した形だ。

当然、友人と旅行など行ける余裕はなく、アミューズメントも最小限。外食も安い店(しかし病気のため、からだに悪いものはあまり食べられなかった。でも安い店はからだに悪そうなものばかりで、メニュー選びに困った)。

そんな生活が、1年以上続いただろうか。

その後は、収益も上がって安定的に稼げるようになり、預金口座の数字も増えていった。これが何年か続き、私は貯金が底を尽きる不安から解放された。

もしリストラや給料カットの憂き目に遭っても、私は大丈夫

今は新型コロナの影響で、世の中のあらゆる産業が大打撃を受けている。

私のいる企業も、今はまだ良いが、今後どうなるかは分からない。このあいだのニュースにあった病院のように、ボーナスカットも起こりうる。

だが、私は大丈夫。一度貯金ほぼ0の生活をしていたこともあり、「最悪リストラに遭ってもどうにかなるだろう」と考えている。それに、今なら貯金もある程度あるので、それを財源に何かすれば良い。

もし結婚して子供ができたら一筋縄にはいかないだろうが、それでも、サバイバル精神を生かして復活するつもりだ。

今、将来を懸念している方へ

自分語りばかりしてしまったが、本当にお伝えしたいのはここから。

今、新型コロナの煽りにより、将来を悲観している人もいるだろう。

でも、もしリストラに遭ったり給料カットになっても、まあ何とかなると思う。

無責任に聞こえるかもしれないが、何とかなる・・・しか道はないんだよ。

うん。何とかなるって!絶対。

お金が減っていく怖さや喪失感は一時的にはある。あったものがなくなるのは、誰でも怖い。生活もできなくなるんじゃないかって思うだろうし、贅沢とはおさらばだとも思うことだろう。

でも、お金がないから人生が不幸ってことはない。お金があろうがなかろうが、幸福度は別次元で変動している。お金がないなら幸福度の入る槽自体が小さくなる。そうなれば、ちょっと幸福の水が上昇するだけで幸せを感じやすくなるものだ。

お金があるときはお金が好きになってしまうものだけど、ないならないで、また別のものを好きになるだけだから、安心してください。

ただし、生きていく上でお金は必要なのもたしか。何かしらの形で収入を上げる努力は欠かせない。

というとシビアに聞こえるかもしれないが、今の時代、色々な働き方がある。これまでの常識を捨てて、新たな世界へと目を向けてみてはいかがだろうか。可能ならば、今からでも自宅でできそうな副業をスタートしてみよう!

変わろうと思えれば、誰だって変われる!!