★当ブログでは、Googleアドセンス広告や、記事によってはアフィリエイト広告を貼付しております。

10分を24時間へと増悪させる「ハンコ文化」をぶっ壊す!という意志

今の職場は、転職前の職場に比べると遥かに過ごしやすい。可もなく不可もなくという感じではあるが、プライベートを安心して送れるため、転職して良かったのはたしかだ。

だが、不満な点は当然ある。

そう、そのひとつがハンコ文化。

以前にも「めんどくさい!印鑑とアナログのオンパレード」という記事を書いたが、今回は特にハンコ文化に焦点をあて、ただ愚痴るだけの内容。

共感してくださった方も、シェアしつつ一緒に愚痴りましょうw

というわけで、ここ最近、私も仕事を覚えてきて、書類の処理の流れが分かってきた。

昔風な体質がまだまだ多く残っており、まさにハンコ文化がそう。

行政に出すべき申請書類のほか、添付書類にも社内文書にも回覧書類にも、公印や自分の認印などを押す欄がある。

比較的重要度の高い印鑑をもらうときは、役職付の上司に頼まなければならない。

それが本当面倒。

スムーズにいけばすぐに押印してもらえるものの、役職者ともなれば、来客対応や有給休暇で席にいなかったりすることがある。ひどいと、部署内の役職者が全員会議や出張に行ったまま帰ってこないことさえある。

・・・そんなとき、置いてけぼりになっている私は、その書類に関する仕事を先に進めることができない。早く終わらせてスッキリしたくても、印鑑をもらわなければならないという「タスクの残骸」を、翌日まで置いておかなければならない。

となると、日頃から早め早めに処理をする必要がある。もしギリギリになって書類作成なんかしたら、印鑑をスムーズにもらえず、行政への提出が遅れてしまうことだってあるんだから。

というかそもそも、いちいち役職者に印鑑をもらうという非生産的かつ無意味なタスクをこなしている瞬間の私は、なんかとても不甲斐ない気分になるのだ。「何やってんだ自分は!」ってね。

そんなことをしてもスキルなんて上がらないし、時間も無駄。それに加えて、手書きの多いアナログな書類の数々。アナログ流で書類を揃えるだけで、電子処理なら本来10分で終わるところが、なんと30分以上かかってしまうこともある。それで残業が生じようもんなら(というか実際生じてるんだけど)、ITベンチャー企業から思いっきり鼻で笑われるだろうねw

・・・すぐに印鑑がもらえないとなれば、実質24時間だぃ。

もう笑えない。。

・・・このハンコ文化、私はどうにかしていきたい。直球的に言えば、ぶっ壊したい!私の職場にも、きっと同じように考えている人はいると思うから、いつかタッグを組みたいな。

ところで、ハンコ文化は、政府ですら最近不要論を唱え始めている。

新型コロナの影響でテレワークを行う企業が増えてきたのが助けとなり、

・契約書への押印は特別の決まりがない限り不要
・テレワークを推進するため、不要な押印は省略して別の手段で代替するのが有意義
・押印がなくても文書が成立した経緯が証明できれば偽造ではないと確認できる
・テレワークの推進の障害となっていると指摘されている

との見解が、ついに示されたのだ。

詳しいことは、法務省の下記Q&Aをご覧いただきたい。

▶︎ 押印についてのQ&A

法的にどうだの、実印だの認印だの、まあ色々書いてあるが、なかなか理解が難しい文面ではある。

ともかく、ケースによっては、印鑑はある程度有力になる可能性もあるみたいだが、限定的な効力のようだ。

実印ともなればまだ良いのかもしれないが、そもそも押印という作業そのものが足かせとなっていて、控え目に言って「ウザい」。

稀の稀に起こされうる裁判に備えるがために押印に全力を尽くすより、押印をやらなくても済む仕組みを構築して仕事の回転率を上げたほうが、きっと心にゆとりが生まれて生産性も高まる。もっと仕事の本質にも迫れる。

その結果、経営的にもポジティブな結果へと繋がるに違いない!

・・・そう思えて仕方がない、今日この頃である。