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仕事で脳内がバグって予期せぬミスを起こしたりしませんか?

どんなにまじめに仕事に取り組んでいても、後々予期せぬミスが発覚することはないだろうか?

自分ではきちんとチェックしたつもりなのに、「なんでこんなミスを??」と思いたくなるようなミスをやらかす。そして、上司たちからも白い目で見られ、非常に情けない気持ちに・・・。

そんな経験をしたことのある人は少なくないと思う。

私も何度もそういう経験がある。これまでの人生を振り返ってみても、「あれ?もしやパラレルワールドに来たか!?」と思える事が何度もあった。

Aと書いたはずがBになっていたり(頭ではAと書いていたつもり)、XYZの書類を揃えるべきなのにXYWになっていたり(頭では当然にXYZの気でいるし、Wを見たときもなぜかZと認識している)、何度もエクセルで計算し直したのに、結局計算式のミスに気づかず、数字が大きくズレてしまっていたり。さらには、上司から「LとMを準備しておいて」と言われていたのにもかかわらず、脳内では勝手に「LとN」にすり替えてしまっていたり(自分では気づいていない)、過去にやったはずの作業をパッと思い出せずに「前に教えたよね?」と注意されたり・・・。

・・・これはいったい何なのだろう??

ありえないミスをすると、たいてい上司からは「きちんと確認する癖をつけなさい」と叱られるわけだが、これが難しい。というより、毎回きちんと確認していたつもりになっており、そこからさらにきちんと確認するとなると、常に「本当に大丈夫か?」と自分を疑い続けることになる。するとそのうち、強迫神経症みたいになってくるのだ。

そして厄介なのは、たとえば「あいう」という文字を見て「アイウ」と認識し、正しいと思い込んでしまうことだってある。「Cafe」という字を見て「喫茶」と勝手に読み替え、そのまま良しとしてしまうことだって……。

後々冷静になってみれば、違うって分かる。しかし、作業中は、なぜか思い込みの嵐だ。

私は何度か考えて改善を試みているものの、やはりミスが生じる。誰もミスは生みたくない。そんなもの、無いほうが良いに決まっている。だからチェックもするし、メモに残して、次は間違えないようにもする。

が、またやらかしてしまう。

こりゃ困ったものだ。

そういった現象は、おそらく脳内でバグが生じることにより起きていると私は考えている。

バグという言葉はゲームでよく聞く言葉だけど、つまり、正常な挙動とならず、予期せぬいびつな挙動が生じる現象だ。たとえば、ある特定の条件で特定の動きをすると壁をすり抜けてしまうとか、敵の色が変わって文字化けが生じたりとか、その後のシナリオまで何やらおかしくなるとか、そういった現象がゲームでは起きたりする。

それが仕事の上でも起きるわけだ。

取り返しがついたりリカバリーできるミスならまだしも、取り返しのつかないミスをすれば、最悪自分の人生まで狂いかねない。脳内バグは実に怖い。

では、なぜバグってしまうのか?

それを調べてみたら、面白い記事が出てきたのでご紹介しよう。

「ありえないミスをする人」の脳内では、何が起きているのか。

パソコン用語にCPUというのがあるが、人間の脳をそれにたとえて解説している。CPUの熱暴走的な話だ。非常に分かりやすいたとえだった。自分も当てはまる気がした。

しかしもっと面白かったのは、記事の後半、セルフ1とセルフ2の話。これも自分自身、少しだけ心当たりがある。作業に没頭しているとなかなか自覚できないが、改めて思うと、「私は2人の私なのかも?」と。二重人格とは違うけど。

おそらくだが、(自分で言うのも変かもしれないけど)自分を客観視するトレーニングをしすぎた気がする。

私は何年かフリーランスでやっていたことがあるが、自分ひとりの力で全部やる必要があった。自分を極力客観視し、ああでもないこうでもないとブツブツ言いつつ、自分で自分を監視していた。

それが、自分だけなら自分だけで完結するからミスしようが構わないが、組織というものに入ると、上司から指摘を受けたり、上司からの評価を気にしてしまったりと、あらぬ雑念が混ざり込んでくる。すると、自分と自分のバトルが、途端に楽しいものではなくなる。だから脳も正常に働かず、熱暴走的な状態になり、バグが生じる。正常なパフォーマンスならば100できるところが、10にも至らない。。。

自慢するわけではないが、私は社労士試験を突破している。めちゃくちゃ難しいというわけではないが、一応難関ではある。ちょっとやそっとでは受からない。

でも、試験問題を解いているときは、きっと脳は、比較的正常に動いていたはずだ。じゃなきゃ受からない。

にもかかわらず、そんな人間が仕事ではミスを連発するのだから、きっと「こいつ、ほんとに社労士試験受かってるの?」とか「所詮は頭でっかちで、賢いわけではない」と思っている人もいるだろう。

そう、セルフ1とセルフ2の話を借りれば、セルフ2の私がセルフ1に対してそう言っている。そしてひとりでに追い詰め、また、追い詰められていくわけだ。

改善するには、そういう自分の性質を認識し、常に意識しておくことが重要かもしれない。

すぐには改善されないと思うが、これも一種の訓練だ。

ただ、あまりこんなことは書きたくないが、脳に何らかの障害があると話は変わってくる。そういうのは精神科の範疇になるので、ここで私が述べるのは差し控えたい。